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大会アルバム(7)記念詰将棋・握り詰表彰・一人一言・記念撮影

大会アルバム(7)記念詰将棋・握り詰表彰・一人一言・記念撮影
 今年の第35回詰将棋全国大会は大阪開催。記念すべき令和初の開催です。

 例年、加藤さんのおもちゃ箱に大会アルバムが掲載されるのですが、昨年で終了されましたので、今回は創棋会メンバーが中心になって運営を行いましたので、このブログで大会の模様をお伝えしています。
 参加された方は楽しかった大会を振り返っていただき、残念ながら参加できなかった方は大会の雰囲気を少しでも感じ取っていただければ幸いです。
 なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に替えてください)までご一報ください。
 また運営メンバーが撮影した場面以外に「こんなシーンもあったよ」という方は、同じく上記アドレスまで写真を提供いただければ、大変ありがたいです。

 さてそれでは本日も、大会の様子を紹介していきます。

■記念詰将棋
 クイズが終了したところで参加者名簿が配付されました。
 名簿集計時点の参加者が130名。
 それ以降に申込のあった方を含めると、最終的に135名が参加されました。
 大阪会場では過去最多の参加人数。
 皆さまありがとうございました!

 引き続き、大会記念特別懸賞詰将棋の正解発表です。
 出題は北浜八段。
 きれいな実戦形です。
 柿木を投影しながら、北浜さんが手順を解説していきます。
 (詰パラ9月号でも出題予定ですので、手順の詳細は控えさせていただきます。)
 37名と実に多くの方から解答いただきました。
 正解も32名。皆さん短時間で取り組まれてお見事!
 正解者の中から北浜さんに選んでいただいた次の3名の方に、サイン入りの著書が贈られました。
    太刀岡甫さん、進藤伐斗さん、田中颯さん
 皆さんおめでとうございます!

<北浜八段~解説を終えて~>
北浜さん2

■握り詰表彰
 引き続きアマレン杯握り詰の優秀作投票の結果発表です。
 なんと90名の方から投票いただきました!
 配付資料と投影による作品鑑賞、皆さんに内容が十分伝わった結果だと思います。
 19手以内の手数制限がありましたが、投稿数も多く、十分に鑑賞いただけたということで、良かったと思います。

 まず第3位。31票の馬屋原剛さん。
 第2位は38票の岩崎弘勝さん。
 そして優勝は52票を獲得した武島広秋さん。

 ちなみに4位が26票、5位が19票でした。
 この3作が票を集めたことがよくわかります。

 本日大会に参加されていたのは馬屋原さんお一人だったので、日本アマチュア将棋連盟(アマ連)の野山理事長から表彰していただきました。

 馬屋原さん
 「自分は長編作家なので、今度は51手以上の手数制限でやってみたいと思います」

 馬屋原さん、短い手数でも器用なところを見せてくれました。
 あまり厳しい条件はご容赦ください(笑)。

 なお優秀作はあらためて詰パラ9月号に出題されますので、内容の詳細は控えさせていただきます。

<野山さんから表彰を受ける馬屋原さん>
握り詰表彰


■一人一言
 大阪では過去2回「一県一言」をやっていたのですが、発言者が偏るというご意見もあり、司会がアトランダムに指名させていただくことにしました。
 その結果、司会が面識のない人を指名するような格好になりました。
 指名させていただいた方は以下の通り(敬称略)。
 抜け漏れや間違いがあればご一報ください。
 最後は駆け足になってしまい失礼しました。
   北海道/DJカートン、 福島/志賀友哉、 埼玉/沖 昌幸、 千葉/吉田直嗣、
   東京/田口正明、原岡 望、山田国英、 神奈川/原田清実、 長野/井上賢一、
   岐阜/神谷 護流、 愛知/福原徹彦、 滋賀/林 泰伸、
   大阪/泉本涼太、上田淳帆、橋本孝治、 兵庫/中田 了
   広島/佐藤達也、 香川/津久井康雄

 途中で吉田直嗣さんのお名前を発見。今回10回参加の対象者になっていたのに、うっかりしていて失礼しました。
 急遽メダルを授与して、一言お願いしました。

<吉田直嗣さん…懇親会の1シーン>
吉田さん


■記念撮影
 一人一言の後は、本日のスタッフがステージに上がり、謝辞を述べました。
 引き続き恒例の写真撮影。
 要領をスクリーンに投影しながら説明し、参加者の皆さんにも手伝っていただきながら撮影場所をつくります。
 手際よくお手伝いいただき、参加者の皆さんには感謝!

 全員集合して記念写真をパチリ!

<記念写真>
集合写真c


… 大会アルバム(8_最後)に続く …

大会アルバム(6)クイズ

大会アルバム(6)クイズ
 今年の第35回詰将棋全国大会は大阪開催。記念すべき令和初の開催です。

 例年、加藤さんのおもちゃ箱に大会アルバムが掲載されるのですが、昨年で終了されましたので、今回は創棋会メンバーが中心になって運営を行いましたので、このブログで大会の模様をお伝えしています。
 参加された方は楽しかった大会を振り返っていただき、残念ながら参加できなかった方は大会の雰囲気を少しでも感じ取っていただければ幸いです。
 なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に替えてください)までご一報ください。
 また運営メンバーが撮影した場面以外に「こんなシーンもあったよ」という方は、同じく上記アドレスまで写真を提供いただければ、大変ありがたいです。

 さてそれでは本日も、大会の様子を紹介していきます。

■クイズ
クイズ1

 アトラクション、解答競争の次はクイズです。
 詰将棋に関する雑学を三択で答えていただくというものです。
 題して「詰将棋よもやまクイズ」。
 クイズは創棋会の重鎮、中村雅哉さんが作成されました。

 予選問題は、スクリーンに投影されます。
 制限時間は20秒。
 問題は10問で、優秀成績者20名くらいで決勝問題をやっていただきます。
 問題が次々と投影され、参加者一同解答に取り組みます。
 といっても、考えても答えの出ないような問題もありますから、そこはヤマ勘です。
 少し問題を紹介させていただきます。

クイズ2

 なぜ400人じゃないの、と言いたくなる問題(笑)

クイズ3

 時間があれば正解は出せるのでしょうが、20秒ではきびしい!

 10問の投影が終わって採点。
 正解はペーパーでも配付されますが、スクリーンにも投影されます。
 解答競争と違って、あちらこちらで笑いが起きます。

 採点も終了して、決勝進出メンバーを決めます。
 今度は得点上位からうかがいます。
 流石に10点満点の方はいらっしゃいませんでした。
 9点が数名。8名がやや多く、この時点で10名少々の方がステージに。
 もう少し決勝メンバーを増やしたいということで「7点の方は?」。
 これにはかなりの方が立ち上がりました。
 ここで中村さん用意の絞り込みクイズの登場。

クイズ4

 こういう感じで数問出題して絞り込みますが、なかなか決着がつかず、最後はジャンケンで数名の方を選ばせていただきました。

 ステージには十数名の方が集合されました。
 皆さんには、A・B・Cの文字がそれぞれ印刷された青・黄・ピンクの三色のカードが渡されます。
 決勝ラウンドも、三択クイズです。
 決勝に進出された皆さんは正解と思う札を上げていただきます。
 問題ですが、今年は、将棋図巧の作者として名高い伊藤看寿(1719~1760)の生誕300年に当たります。
 これにちなんで、決勝ラウンドの問題は、看寿、もしくは看寿賞に関連した問題が出題されました。

 第一問は、「看寿が生まれた年の徳川将軍は誰でしょう?」というもの。
  (A)徳川綱吉
  (B)徳川吉宗
  (C)徳川家治

 まるで歴史問題のようですね(笑)。
 これで結構脱落。

 続く第二問は「将棋図巧100題は、初形玉位置が盤面81格全てを含む全格配置の作品集です。
 では最も玉位置が多いのはどの段でしょう?」
  (A)一段目
  (B)三段目
  (C)五段目

 こうなると、古図式に詳しい方でも、時間があったからといって正解できるかどうかという問題。
 ここでも結構脱落。

 そしてしばらくすると、勝ち残りは3人となりました。
 勝ち残られたのは、堀内真さん、藤井規之さん、弘光弘さん。

クイズ6

続く第7問で、正解はただ一人となり、弘光さんが優勝!
 「まぐれです」
 これはご謙遜。
 今回30回参加となった弘光さんのことですから、持てる知識や情報を総動員されたのだと思います。
 おめでとうございました。

… 大会アルバム(7)に続く …
以上 


★問題の正解
【予選第5問】
 正解:(C) 416名
  随分多かったんですね!

【予選第8問】
 正解:(B)26飛上
  作意…▲24飛打、△15玉、▲16歩、△同玉、▲26飛引、△17玉、
       ▲27飛上、△18玉、▲28飛、△17玉、▲27飛引、△16玉
       ▲17歩、△15玉、▲25飛、△14玉、▲24飛、△15玉、▲25飛上まで19手詰。

【予選予備第2問】
 正解:C(ちょうど半数)
   全50作の初形盤面配置駒数平均は8.92枚
   最も少ないのは5枚(谷本治男氏作)でした。

【決勝第1問】
 正解:B
   (A)徳川綱吉:在位1680~1705年(第5代)
   (B)徳川吉宗:在位1716~1745年(第8代)
   (C)徳川家治:在位1760~1786年(第10代)
 看寿の生まれた1719年の将軍は徳川吉宗となります。
 徳川家治は作品集「象棋攻格」100番を残した、異色の将軍です。

【決勝第2問】
クイズ5

【決勝第6問】
 正解:A
  裸玉2号局:岡田秋葭作(将棋月報1942年9月)
  煙詰2号局:黒川一郎作(風ぐるま1954年3月)
 裸玉の方が10年以上早く2号局が発表されましたが、
 それでも看寿の創作から187年も経っています。

大会アルバム(5)解答競争

大会アルバム(5)解答競争
 今年の第35回詰将棋全国大会は大阪開催。記念すべき令和初の開催です。

 例年、加藤さんのおもちゃ箱に大会アルバムが掲載されるのですが、昨年で終了されましたので、今回は創棋会メンバーが中心になって運営を行いましたので、このブログで大会の模様をお伝えしています。
 参加された方は楽しかった大会を振り返っていただき、残念ながら参加できなかった方は大会の雰囲気を少しでも感じ取っていただければ幸いです。
 なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に替えてください)までご一報ください。
 また運営メンバーが撮影した場面以外に「こんなシーンもあったよ」という方は、同じく上記アドレスまで写真を提供いただければ、大変ありがたいです。

 さてそれでは本日も、大会の様子を紹介していきます。

■解答競争
 休憩時間は旧知の方との歓談や書籍コーナーに足を運ばれていました。
 新刊が多かったので書籍コーナーは盛況でした。
 ということで、定刻の14時30分を少し過ぎたところで、第二部開始。
 大阪大会では定番の「ミニ詰将棋解答選手権」の始まりです。
 問題をスクリーンに投影すると、後方の席では見えないこともあるので、例年ペーパーが配付されます。このあたりが解答選手権風ですね。
 ペーパーなら一つ一つの問題にじっくり取り組めるというメリットもあります。
 ただし配付するのに時間がかかるという弱点もあり、兼ね合いが難しいところです。

 予選問題は、全部で30問。1手詰から5手詰で、前半の15問は手数が明示されているが、後半はアトランダムに問題が並んでいます。
 正解すれば1問につき2点。誤解はマイナス1点。自信が無ければスルーするのが最善なのですが、そううまくいくかどうか。
 2015年大阪大会では最高得点は竹中さんが53点という驚異の高得点。
 その竹中さんでも最後の問題まで行き着くのが大変だったというお話だったので、今年は解答時間を少し増やして(笑)6分にしました。

 選手の皆さんに問題が行き渡ったところで解答の要領を説明し、静寂のなかで、競技スタート!
 司会が1分ごとに経過時間を読み上げますが、残り1分を切るころには、会場のあちらこちらからため息が…。
 お時間となったところで、今度は採点用紙と正解を、同じくペーパーで配付し、同時にスクリーン上でも、柿木で正解を投影していきます。

 なお問題は創棋会員が持ち寄りましたが、最後のまとめは、創棋会のホープ、廣瀬崇幹さんと中村宜幹さんの二人が中心となって行いました。

 参考までに、予選問題からいくつか紹介させていただきます。
 解答は末尾に記載しますので、チャレンジしてみてください。

<第10番>
予選22

 まさかの大道棋!
 馬の行き場所が数ヶ所ありますが、正解は一つ。

<第19番>
予選19

 開き王手の筋が見えていますが…

<第22番>
予選22最終版

 86飛が有名な作品の手順を暗示している?

 採点も終わったところで、いよいよ決勝ランド進出メンバーの決定です。
 すっかりおなじみの光景ですが、まず10点の方から立ち上がっていただきます。
 さすがに大半の方が立たれました。
 「15点以下の方は着席してください」にも、着席される方はまばらです。
 20点となると少し減りましたが、まだまだたくさんの方が残っています。
 25点でちょっと減ってきました。
 30点で、10数人くらいでしょうか。
 そこからは1点刻みで進めます。
 35点以下の人が着席したところで9名の方が残られたので、この方々で決勝ラウンドを行うことになりました。

 以下、お名前と予選の成績です。(敬称略)
  谷川浩司 42点(予選トップ!)
  有吉弘敏・馬屋原剛・久保紀貴・竹中健一・藤井規之(40点)
  田中颯・利波偉(38点)
  かめぞうさん(36点)

<決勝ラウンド開始>
解答競争

 決勝戦はスクリーンに問題を投影して皆さんで早解き競争を行っていただきます。
 早く2問正解した方が優勝。予選1位は1問のアドバンテージ。
 制限時間は60秒。お手つきは一回休みになります。

<第1問>
決勝05

 いきなり悩ましい問題で、皆さん長考。
 最初に挙手された方は残念ながらお手つき。
 誰もチャレンジしないかと思われたとき、谷川九段がみごとに正解されました。
 これで谷川九段、見事に優勝。
 1位の景品は、斎藤王座のクリアファイル、谷川さんのタオル、棋書の3点セットということで、会場の笑いを誘っていました。
 解答競争のあとで退席されたのですが、キッチリ優勝されるところはカッコいいですね。

 これでアッサリ優勝が決まったのですが、引き続き2位を決めるということで、どんどん問題が出されます。
 次々と正解が入るのですが、3人リーチとなったところで、久保さんが2問目の正解で2位をゲット。
 久保さんの正解された問題はいずれも谷本治男さんの作品。
 2位のひと言では「谷本さん問題と相性がいいのかも」と。

<第4問> 
決勝02

 まだ時間があったので、今度は3位を決めることになりました。
 正解者が入れ替わって4人リーチとなったところで馬屋原さんが抜け出して3位となりました。

 皆さん、お疲れ様でした。
 この後、競技に参加された方に、当月賞や当日賞なども渡されました。

… 大会アルバム(6)に続く …
以上 



★問題の正解
【予選10番】
 84馬、75飛、82銀まで3手詰
  紛れ:初手64馬や65馬は73桂跳で逃れ。
      初手85馬は74桂跳で逃れ。"

【予選19番】
 45金まで1手詰
  紛れ:初手25飛は56玉で逃れ。
 まさかの一手詰が後半に配置されているとは、人が悪い(笑)

【予選22番】
 26飛、同玉、36飛まで3手詰
  紛れ:98飛は38歩合、同馬、18玉で逃れ。
 山本民雄氏の名作や谷口均氏の看寿賞受賞作を想起された方が多かったのではないでしょうか。
 作意は裏をかくような手順。

【決勝1番】 中村宜幹作
 52金、54玉、65銀、63玉、62金打 まで5手詰。
    ・2手目同玉は43金以下。
 初手に紛れが多く、大道棋特有の悩ましさ。
 捨駒のない詰将棋を解くのは難しかったようです。

【決勝4番】 谷本治男作
 54龍、同玉、36角、同桂、64金 まで5手詰。
    ・2手目同龍は46金まで。
    ・4手目53玉は63金まで。
 54龍から36角がハッとさせられるアクロバティックな手順。

大会アルバム(4)七條賞、門脇賞、10回・25回参加者、握り詰

大会アルバム(4)七條賞、門脇賞、10回・25回参加者、握り詰
 今年の第35回詰将棋全国大会は大阪開催。記念すべき令和初の開催です。

 例年、加藤さんのおもちゃ箱に大会アルバムが掲載されるのですが、昨年で終了されましたので、今回は創棋会メンバーが中心になって運営を行いましたので、このブログで大会の模様をお伝えしています。
 参加された方は楽しかった大会を振り返っていただき、残念ながら参加できなかった方は大会の雰囲気を少しでも感じ取っていただければ幸いです。
 なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に替えてください)までご一報ください。
 また運営メンバーが撮影した場面以外に「こんなシーンもあったよ」という方は、同じく上記アドレスまで写真を提供いただければ、大変ありがたいです。

 本日の報告に先立って、訂正を2件。
 アルバム(2)の谷川九段のご挨拶のなかで、実戦で生じた詰みの話がありますが、対局者は、船江六段ではなく菅井七段の誤りでした。
 またアルバム(3)の山路さんのインタビューの中で、創作に苦労したところについて、記載内容がご本人のお話になったことと違っていましたので、訂正させていただきました。謹んでお詫び申し上げます。

 さてそれでは本日も、大会の様子を紹介していきます。

■七條賞、門脇賞、10回・25回参加者、握り詰
 看寿賞に続いて七條賞の表彰。
 七條賞は詰パラ6月号に発表されていますが、1位は竹中健一さん、2年連続の満点で、通算5度目の解答王。お見事! 2位は占魚亭さんが惜しくも1問落として満点を逃し2位。3位が加賀孝志さん、4位は同点で福村努さんと松澤成俊さんのお二人。
 今回大会には、竹中さん、加賀さん、松澤さんが参加されていましたので、表彰が行われました。
 表彰のあと、お一人ずつ一言を頂戴しました。

竹中さん
 「今日は『青い鳥』を販売させていただいてます。」

 今回は皆さん、機会を活かして、PRを入れてこられますね(笑)

<竹中健一さん>
4_1_竹中さん

加賀さん
 「高校生から解答に取り組んでいます。誰よりも多くの作品を解いてきたと自負しています」

 加賀さんは、毎年上位に顔を出されていますが、まさに「継続は力なり」。

<加賀孝志さん>
4_2_加賀さん

続いて松澤さん。
 「大会は初参加です。
 七條賞受賞者が3名も参加しているのは初めてでは?」

 松澤さんも解答上位の常連。解答王になったこともある実力者。
 まさかの初参加でした。
 これに懲りずに、また参加してください。

<松澤成俊さん>
4_3_松澤さん

 今度は門脇賞の表彰です。
 今年の受賞者は浦野真彦八段。
 浦野さんは看寿賞を二度受賞されているのですが、今回は詰将棋の普及という点で功績が評価されました。
 ハンドブックシリーズの出版をはじめ、解答選手権の運営、将棋世界の「詰将棋サロン」の選者や看寿賞の選考委員も長年に亘って務められるなど、幅広く詰将棋界に貢献されてきました。
 門脇賞選考委員長の北村憲一さんから表彰を受けた後、浦野さんから一言。

 「後輩から『子どもの頃、ハンドブックシリーズを解きました』と言われたり、お子さんから『ハンドブックシリーズで詰将棋が好きになりました』と言われたりすると、著者冥利に尽きます。」

 ご挨拶の中で、奥さんも参加されているという下りには、会場から大きな拍手が沸き起こりました。

<浦野真彦さん>
4_4_浦野さん

 続いて10回参加者表彰。
 まず10回参加は、濱田博さん。
 全詰連事務局長の吉松さんからメダルが授与されました。

濱田さん
 「最近はあまり詰将棋をやってないのですが、フェアリーはやってます。WFPをご覧ください。」

 また詰将棋博物館のPRもされました。

<濱田博さん>
4_5_濱田さん

 引き続き25回参加。
 こちらは稲葉元孝さんと猪股昭逸さんのお二人が達成。
 吉松さんから、25回参加者に授与される赤いネームプレートが渡されました。

稲葉さん
 「55才からの参加。もうすぐ81才です。
 時間と交通費があれば誰でも達成できます。」
 これには会場も大笑い。

猪股さん
 「これからも参加回数を増やしたい。」

 ご両名の、今後のご参加を楽しみにしています。

<稲葉さん(左)と猪股さん(右)>
4_6_稲葉&猪股さん


 第一部の最後のプログラムは「アマレン杯握り詰」
 今年は19手までという手数制限が行われたのですが、司会から簡単に主旨説明がありました。
 「より多くの大会参加者が鑑賞できるように、短めの手数にしました。
 2019年に因んで19手にしました。
 それと、ともすれば長手数の作品が投票上有利という声もあり、手数の長さを競うものにはしたくないという気持ちもありました。
 作家の皆さまには、使用駒と手数のダブル条件となり大変だったと思いますが、26人の方から25作という沢山の投稿をいただきました。作家の皆さまには、あらためて感謝申し上げます。
 なお公平な審査をいただくため作者名の発表は行いませんので、ご了解ください。
 また今回は大会本番で優秀作品の表彰も行いたいと考えていますので、この後の休憩時間の間に優秀作品の投票をお願いします。」

 ここから一作ずつ柿木を投影しての解説が行われました。
 PC操作は則内さん。
 大会で配付された握り詰作品リストも則内さんの力作です。
 約20分で全作品の解説が終わり、ここで第一部は終了です。

… 大会アルバム(5)に続く …
以上 

大会アルバム(3) ~看寿賞~

大会アルバム(3) ~看寿賞~
 今年の第35回詰将棋全国大会は大阪開催。記念すべき令和初の開催です。

 例年、加藤さんのおもちゃ箱に大会アルバムが掲載されるのですが、昨年で終了されましたので、今回は創棋会メンバーが中心になって運営を行いましたので、このブログで大会の模様をお伝えしています。
 参加された方は楽しかった大会を振り返っていただき、残念ながら参加できなかった方は大会の雰囲気を少しでも感じ取っていただければ幸いです。
 なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に替えてください)までご一報ください。
 また運営メンバーが撮影した場面以外に「こんなシーンもあったよ」という方は、同じく上記アドレスまで写真を提供いただければ、大変ありがたいです。

さてそれでは早速当日の様子を紹介していきます。

■看寿賞
 続いて看寿賞の表彰です。
 今年は、短編賞に鈴川優希さんと有吉弘敏さん、中編賞は相馬慎一さんと若島正さん、長編賞が山路大輔さんと5作が受賞。
 大会には、鈴川さん、有吉さん、若島さん、山路さんの4名が出席され、賑やかな表彰式となりました。
 表彰式のプレゼンターは、今年が最後にとなる柳田さん。
 4名の方に表彰状を渡されて、一人一言。

 まず鈴川さん。
 「中学生から創作を始めたのですが、同世代の宮原さんや武島さんが看寿賞をとられて、今回やっと追いつきました。」

<鈴川優希さん>
3_1_鈴川さん

 続いて有吉さん。
 「36年ぶりの受賞です。入選回数も90回となり同人作家も意識しています。」

<有吉弘敏さん>
3_2_有吉さん

 続いて10回目の受賞となる若島さん。
 「とても恥ずかしい気持ちです。年を取って子どもが出来たような。『盤上のフロンティア』も同じような感じです。こちらもよろしく」
 抜かりなく近著をPRされました(笑)。

<若島正さん>
3_3_若島さん

 中編の相馬慎一さんは残念ながらご欠席。

 最後は山路さん。
 「詰将棋の創作を始めて10年。コツコツとやってきました。
 スマホ詰パラからスタートして、詰パラ本誌に入選し看寿賞もいただきました。
 スマホ詰パラからはどんどん若手も育っています。」

<山路大輔さん>
3_4_山路さん

 最後は4人揃って記念撮影。

<記念写真>
3_5_記念写真

 ここからは看寿賞受賞作の鑑賞タイム。
 長い間、柳田さんによるプロジェクターからの投影での作品解説が定番だったのですが、最近は2017名古屋では堀内真さん、2018東京では久保紀貴さんが、それぞれ解説を担当されていました。
 今年は、次年度から看寿賞選考の委員長を務めることになった石黒さんに解説を依頼したところ快諾いただき、当日の説明をお願いしました。

 石黒さん
 「人前で喋るのは苦手なんですが(会場爆笑)、受賞作の解説をさせていただきます。」

<石黒誠一さん>
3_6_石黒さん2

 一つひとつの作品に的確なコメントをしながら、サクサクと解説が進みます。
 長年にわたり詰パラの短期大学を担当されてきただけに、手の解説も要所を抑えてわかりやすく、滑らかに進みます。
 ひと通り作品解説が終わり石黒さんから山路さんにインタビュー。
 「どのあたりが苦労されたところでしょうか?」

山路さん
 「柳田さんの『稲村ヶ崎』の収束を見て銀合が入るのではないかと考えたのがスタートですが、116手目の22角合は11香配置で可能になりました。
 また25馬配置で逆算すると行き詰まるので、15馬から25馬とする手順を入れました。
 図(94手目)から25馬と寄る一手を入れたことで、結果として34桂合が入りました。
 それから、この図の15馬から、48の中合が見えたので、それも視野に入れて逆算しました。」
 というあたりで、会場からは驚愕の声が!
 いったいどこまで見えているのでしょうね。

<94手目43同玉>
94手目43同玉

石黒さん
 「詰パラ7月号の受賞の言葉には、大会でお伝えしたいことがありますというくだりがあったのですが、それは何ですか?」

山路さん
 「実は今年の11月に結婚する予定です。」

 これには会場から万雷の拍手!

石黒さん
 「それでは祝賀詰を企画しないといけませんが、それほど時間が無いですね」

 それは杞憂だったようで、懇親会が終わるころには、メンバーも決まっていたようです。

… 大会アルバム(4)に続く …
以上