創棋会の次回課題「ネット作品展~教材に使える10手台~」

<創棋会の次回課題「ネット作品展~教材に使える10手台~」>

■藤井聡太 新四段
<雑誌に登場!>
・日経ビジネス2016.12.19号で「次代を創る100人」にとり上げられています。
「INNOVATOR」「CREATOR」など11のカテゴリーがあり「TOMORROW」というところで紹介されています。

<テレビに登場!>
 毎週日曜日にNHKで放送されている将棋フォーカスで藤井聡太新四段の特集が放送されます。
 放送予定:1月8日(日)午前10時より「史上最年少棋士 藤井聡太」
  http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/shogifocus/01.cgi
 詰将棋解答選手権での藤井さんの活躍の様子も報じられる予定です。
 2017年3月26日に開催される第14回チャンピオン戦での藤井さんの活躍も期待されます。
 どうぞご覧下さい。
    (以上、「詰将棋解答選手権速報ブログ」より → http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem

■創棋会作品展
・詰パラ12月号の創棋会作品展(24P)。
 「合のつく手筋、3通り以上」は力作、好作が四題揃いました。
 解けば納得の作品ばかりです。
 1題でも解ければ(いや解き掛けでも結構です)、ぜひ解答を出してください。

 当ブログでも、コラボ企画で、一題解答募集中です。
   ~ネット出題~廣瀬崇幹作
合の手筋3通り_ブログ出題_再

◇解答送り先: blogsokikaitusin@gmail.com
◇解答締切:12/31(土)
◇解答要領:
  ・全手順記入ください。
  ・評価:ABC評価をお願いします。
  ・短評:長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

■創棋会の年賀詰
 多くの方に作品を投稿いただき、感謝申し上げます。
    「HAPPY NEW YEAR 2017 FROM SOUKIKAI
 初形曲詰を28作、当ブログで展示させていただきます。
 年末に公開する予定ですが、公開から1週間程度で解答を発表し、その後人気投票募集を行う予定ですので、よろしくお願いします。

■創棋会の次回課題
 創棋会の次回課題は「ネット作品展教材に使える10手台」です。
    ・ タイトル必須 … (  )向け(  )の教材
    ・ 指導要領(自作解説)【必須
    ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
    ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
    ・ 投稿締切 2月19日(日)
    ・ 発表 2月20日以降、当ブログで一斉出題し、解答募集の予定

 全詰連では、今年『普及部』と『詰将棋インストラクター制度』が新設されました。
  (詰パラ9月号と11月号の「全詰連の頁」参照)
 普及というのはなかなか大変な仕事かと思います。
 詰将棋との出会いはさまざまでしょうが「指将棋の腕をあげるために詰将棋を解く」というパターンが多いと思います。
 そういう人たちに詰将棋の楽しさを知ってもらいたい。
 初心者の人、指将棋しかやらない人に、ちょっとした感動や驚きを与えたい。
 さらには、もっと面白い作品に出会いたい、自分もこういうのをつくりたい、となってもらいたい。
 そんなきっかけになるような教材を作れないか、というのが今回の課題の主旨です。

 過去の作品から「教材に使える10手台」の例題を紹介していきたいと思います。

 最初はミニ煙です。

田宮克哉作(詰パラ1971年5月、『凌雲』10番)
田宮克哉

 玉を守るのは13金一枚ですが、そこに触らないように攻める必要があります。
 33銀と捨てるのが好手。成るか不成か、それは後で考えましょう。
 取れば43桂成を見ていますので、21玉と角を取ります。
 そこで23龍と捨てるのが強手。
 同金と取らせて11歩成が継続の手段です。
 23龍捨ての効果で金が質駒になっているので、取っても逃げても23桂不成とできるわけです。
 作意は11同玉に23桂不成とし、12玉とかわしますが、11桂成と活用するのが気持ちの良い手です。
 ここで初手、成りか不成かが分かります。銀成としては、この局面で13玉とされて上部脱出されますが、銀不成なら24金までです。
 11桂成、同玉、22金で詰みですが、詰め上がりは盤上三枚となってミニ煙!
 伏線的な初手33銀不成、豪快な23龍捨が入ったミニ煙の好局です。

 先人の作品にお題をつけるのは僭越ですが、「初心者向け、ミニ煙の教材」というところです。

【作意】33銀不成、21玉、23龍、同金、11歩成、同玉、23桂不成、12玉、
    11桂成、同玉、22金まで11手詰

 田宮さんは2012年に88歳で逝去されましたが、各地で詰将棋の会合を立ち上げられました。
 昭和30年代には関西詰将棋ファングループ、これが後に壮棋会→創棋会となります。
 関東転勤後、昭和50年代には詰朗会を立ち上げられています。
 「ヤング・デ・詰将棋」も田宮さんが始められたものです。
 このような活動を通じて多くの若手有望作家が巣立っていきました。


 続いて古典といってもいいような好形作を紹介させていただきます。

篠原昇作(詰パラ1952年1月、『古今短編詰将棋名作選』44番)
篠原昇

 思わず解いてみたくなるような好形です。
 駒数が少なければ良いというものではなく、手をつけてみたくなる形というのがあります。本作などはまさにそういう形です。
 13桂とか43角といった手が有力そうに見えますが、すぐに切れてしまいます。
 31とは貴重な手がかりを失うようでちょっとやりにくい手。同銀なら23飛成を見ています。
 じっと11玉とかわす手に、12銀と捨てます。
 12同玉に24桂と打ちたくなりますが、11玉、21と、同玉、32飛成と手は続きますが詰みません。
 ここは21角と拠点を作ります。
 11玉に13飛成と強力な攻め駒を捨てるのが気持ちの良い決め手です。
 同銀に23桂と打てば収束が見えてきます。
 22玉、32角成、12玉に、11桂成と捨てれば21馬まで。
 初手31とや7手目13飛成、23桂からの収束など、狭いところで駒の働きが最大限発揮された好作です。
 お題は「初心者向け、駒の働きや活用を学ぶ教材」としたい一局です。
 また簡明な形と手順は『教え易い、分かり易い、覚え易い』にピッタリかと思います。

【作意】31と、11玉、12銀、同玉、21角、11玉、13飛成、同銀、23桂、22玉、
    32角成、12玉、11桂成、同玉、21馬まで15手詰

 篠原さんは昭和9年生まれの大ベテラン。現在も詰パラの「詰将棋の散歩道」で「将棋雑誌別冊付録総目録」を連載されています。


長谷繁蔵作(詰パラ1965年5月、『あさぎり』19番、『古今短編詰将棋名作選』122番)
長谷繁蔵

 本作も好形です。前2作とちがい手がかりのつけ方が難しそうですが、13金から15飛とするのが巧い導入です。
 24玉は14金、23玉は13金、22玉は11飛成と、どこに逃げても飛車の威力で詰んでいます。
 14に合する一手ですが、23金から41角とする継続手段があり、15飛と41角のコンビが強力で詰み形となります。
 最善の抵抗は32に効かす14角合ですが、それでも23金から41角と追撃します。
 玉方も14角の効きを頼りに22玉と踏ん張りますが、32角成と捨て同角と取らせて、11飛成が決め手です。
 本作は詰パラの表紙コンクールで1位に輝きました。
 お題は「中級者向け、大駒の力を知る教材」ではどうでしょうか。

【作意】13金、同玉、15飛、14角合、23金、同玉、41角、22玉、32角成、同角、
    11飛成、同玉、12金まで13手詰

 長谷さんは昭和11年生まれのベテランで同人作家。最近は天津包子のペンネームで解答に活躍中。

***【来年の予定】***********************************************
 ★新年会
日時:1月21日(土)、18時開始
場所:海心丸 福島駅前店 TEL:050-5799-5113
  〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7-6-23 日の出ビル2F
   JR環状線 福島駅 徒歩1分 、JR東西線 新福島駅 徒歩5分
   阪神線 福島駅 徒歩5分
会費:3,000円(学生・女性1,000円

 ※昼間の例会はありません。 

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★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
タイトル必須 … (  )向け(  )の教材
指導要領(自作解説)【必須
・条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
・投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
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