【結果発表】ネット作品展「すらすら解ける20手台」<1回目>

【結果発表】ネット作品展「すらすら解ける20手台」<1回目>

創棋会のネット作品展「すらすら解ける20手台」には、16名の方から解答をいただきました。
解答いただいたのは次の方々です(敬称略)。皆様ありがとうございました。
 有吉弘敏、奥鳥羽生、河童生、金少桂、久保紀貴、小池正浩、則内誠一郎、鳥本敦史
 中出慶一、中村雅哉、名無し名人、野曽原直之、nono_y、濱田博、三輪勝昭、山下誠
20問と言う大量出題にもかかわらず、酷暑の中、多数の方に解答に取り組んでいただきましたこと、あらためて感謝申し上げます。
「すらすら解けない!」というお叱りを受ける問題もあったようですが、おおむね楽しんでいただけたのではないかと思います。

それでは今日から出題順に結果発表を行ってまいります。

①中村 雅哉作
①_2 中村雅哉作

【作意】
35飛、44玉、34飛、45玉、46歩、同馬、37桂、同馬、35飛、44玉
56桂、同香、34飛、45玉、54銀、同金、35飛、44玉、45歩、同金、34飛まで21手詰

【正解】
5手目→46歩
手数→21手

【評点】(Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、誤無解を除いて集計)
平均点:2.71、A:10、B:4、C:0、誤解:1、無解:0、無評価:1

作者のことば
●初形がBalloon(風船)の「B」。ただそれがやりたかっただけです。
 9月号課題用に作った作品ですが易しすぎるため、ネット作品展で再投稿します。
 変化ゼロ!紛れも皆無に等しく、「すらすら解ける」の看板に偽りなしの自信があります(笑)。
●狙いの1手は実はないのですが(笑)、強いて挙げるなら二歩禁を避ける 「5手目46歩」です。

★作者のことばに尽きます。
 初手35飛と据えれば、楽しい飛の上下運動が始まります。
 飛車の上下運動の合間に軽い捨駒が入って少しずつ局面が変化していきます。
 37桂捨で55馬を動かし、今度は56桂捨で63香を吊り上げ、54銀捨を64金に取らせて打歩詰を打開すれば、それで幕です。
 調子に乗ると45歩が二歩禁になるので、考えるところは5手目46歩として二歩禁を避けるところ。
 なお、作者のことばにある「9月号課題」というのは創棋会作品展「5×5内の風船図式」(詰パラ9月号33P)のことです。

金少桂
手が限られた易しいミニパズルを初形曲詰に入れ込むとはすごい!すらすら度75点。

★金少桂さんは全作品に「すらすら度」の点数をつけてくださいました。

野曽原直之
初形曲詰「B」から34飛と35飛を繰り返す趣向的な手順。

有吉弘敏
初形曲詰と飛の上下移動の組み合わせは面白い。

中出慶一
易しいですが、何といっても初形曲詰に、趣向手順を絡ませた手腕に脱帽。

★初形曲詰と、趣向的な飛車の上下運動が好評でした。

山下誠
最終目標の4五歩を飛車の往復で軽快に実現。初形曲詰に趣向的手順で言うことなし。

小池正浩
飛車の上下と捨駒にリズムがあり、二歩禁回避もしゃれています。
確かにすらすら解けますし、初形のみにあらずの好作だと思います。

鳥本敦史
先に歩を突き捨てておくところがうまい。A

★5手目46歩の突き捨てが、19手目45歩を可能にする二歩禁解消の好手筋で、味の良い一手でした。

久保紀貴
初形象形だけかと思いきや、パズルチックで面白い手順。最後遊ぶ角は惜しいが、好作と思う。

★67角は不動ですが、働いている駒ですので、それほど気にはなりませんでした。

名無し名人
詰上り角が遊ぶのが気になるが正にすらすら解ける軽趣向。
中村雅哉氏の初形曲詰は珍しい?

★名人の透視能力が、作者名を見破った?

名無し名人
作者予想をしようと思ったのに、図面をクリックしたら作者名が書いてありました(笑)

★管理人の処理がお粗末でした。作者予想の楽しみがなくなって失礼いたしました。

nono_y
玉は上下に往復するだけの、ザ・すらすら手順。二歩回避の狙いも明快だ。
立体曲詰仕上げが可能な素材だったはずなので、評価は初形の要請通りで。

★立体仕上げですか…。

河童生
飛の上がり下がりに趣向性あり。盤面Bで評価もB点、少しカライかな。

三輪勝昭
34飛35飛の繰り返しをよく曲詰で出来るものだと感心。難点はBしか付けられない事です(笑)。

★盤面「B」は評価上、少し損をされたかもしれません。

則内誠一郎
色々な角度からみてポイントが高い。

奥鳥羽生
リズミカルな趣向的手順にアクセント(46歩)もある軽快作。今回のテーマに最も合致した一局。

★本作は、C評価無し、2.71という高得点でした。
 初形曲詰に趣向的手順、二歩禁消去の謎解きの要素も入り、内容豊富な一局であることは確かですが、何よりも課題に忠実な「すらすら解ける」作品だったところが、高評価の要因だったと思います。
 本局だけ解答された方もいらっしゃいましたので、幕開けの一局としてはうってつけだったと思います。

***【次回例会】*****************************************************
[日時]2016年10月16日(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F和室
[課題] 「合のつく手筋、3通り以上」(移動合・打診合など。造語も可。)(29手以内)
作品の投稿先 ⇒ sokipara@yahoo.co.jp
編集部に郵送いただいても結構です。
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