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ネット作品展解答締切迫る! 詰パラ4月号到着

<ネット作品展解答締切迫る! 詰パラ4月号到着>
★本日の主なお知らせ
・解答選手権~オンライン競技は4月10日~
・「教材に使える10手台」partⅤ~解答締切は4月9日(金)~
・詰パラ4月号到着
・創棋会の次回課題「不利●●」
 例題紹介は「置き駒の不利変換」

■花
 春になるときれいな花が満開。
 花見に行ったわけではありません(笑)
 買い物ついでに店先の花を撮ったものです。
415.png

■解答選手権~オンライン競技は4月10日~
 今年の解答選手権は残念ながら中止となりましたが、初級一般戦についてはオンライン開催で開催されます。
   → https://blog.goo.ne.jp/shogi-problem
 オンライン会場の詳細は以下からご確認下さい。
   → https://shogi-problem.org/2021/join2021CyberStage.html
 ルールや操作方法などが詳細に説明されています。
 参加を希望される方は、特に操作方法の確認を事前に済まされることをお勧めします。
 操作方法のお試し画面も用意されていますので、操作に慣れておくと当日スムーズに解答できると思います。

■「教材に使える10手台」partⅤ~解答締切は4月9日(金)
 創棋会のネット作品展「教材に使える10手台~寄せの主役は銀~」には、たくさんの投稿をいただきました。作家の皆さま、ありがとうございました。
 創棋会例会で選考の結果、11題を当ブログで出題させていただきました。
  ★出題はこちらから → http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-414.html
  ★出題図の一覧は次のサイトから取り出すことができます。
     https://firestorage.jp/download/d4e4c9bea81bdabeea3eed121329c41f7c5c7336
     ダウンロードパスワード kyozai5
 出題作の作者は次の10名の方々です。あらためて感謝申し上げます。
  (敬称略、作品順ではありません、複数作投稿された方もいらっしゃいます)。
    天月春霞、浦野真彦、岸本裕真、金少桂、則内誠一郎、冨永晴彦、
    中出慶一、西村章、RINTARO、吉松智明

 銀が攻防に活躍する作品、銀の活用に妙味のある作品など、解けば楽しんでいただける作品が揃っています。
 最初の9題は13~17手、「力試し」の2題は10手台です。
 一ケタ手数の詰将棋から二ケタのものに挑戦するのに相応しい難易度の作品もありますので、1問でも解ければ解答下さい。

◇解答送り先: blogsokikaitusin■gmail.com (■を@に変えてください)
解答締切4月9日(金)
◇解答要領 : A・B・Cの三段階評価と短評をお願いします。
※呈賞:2名

■詰パラ4月号到着
・表紙は石川和彦さん。昨年は門脇賞の受賞おめでとうございました。九州での全国大会、今年こそ開催が望まれますね。
・詰将棋学校(12P~)。
 小学校:今月は全て7手詰。昔なら当たり前だったのですが(笑)。
   初入選の長谷川さんはお隣のページにも登場。
 中学校:担当者も遠慮されずに自作を発表されて良いのでは?
 高校:宣言解除の次はまんえん防止法と、コロナ収束は先が見えません。自衛に努めつつプラス思考で乗り切るというのは同感。
 短大:投稿作の採用、競争率は3~4倍とのこと。20手台の中編は採用の場が限られるので、たまには臨時短大などもいかがでしょうか。
   (広告:やさしいものは創棋会のネット作品展「す らすら解ける20手台」でお受けします)。
 大学:そういえば世間は新年度。リモート続きで季節感覚も……。
 大院:同じく新年度ネタ。リアルの入社式や新人研修が懐かしい。
 大道棋教室:銀問題に11の類型?二つはすぐわかりますが、残りは?
・九州G作品展(18P)。「初手=最終手」。解図するうえで大きなヒントですね。
・全詰連の頁(19P)。解答選手権オンライン会場のご案内。
・半期賞(20P~)。受賞者の皆さんおめでとうございます!
 小学の藤原さん、高校の太刀岡さん・kisy一族さんは初受賞。
 宮原さんの受賞のことば。創棋会のネット作品展などは、かなり敷居の低い部分があると思うのですが、認知度がイマイチですかね。
・詰将棋の眺め方(28P~)。有吉弘敏さんによる「塩見倫生氏が魅せる超短編の世界」。多数の作品が紹介され、思わず見入ってしまいました。
 塩見(片山)さんと言えば、YYZ、行き詰まり、呉一郎など多くの名義で超短編の好作を多数発表され、確か3つの名義で入選100回を達成されていたと思います。好著「80年代ショートショート傑作選」でも10作が採用されています。
・持駒のある風景(34P~)。「始終同一図式」。九州G作品展の課題もそうですね。玉位置、形などさまざまなバリエーションがありそうです。どこかの会合で取り上げられるか?
・おもちゃ箱だより(36P~)。年賀詰。橋本孝治さんが優勝。4年連続、12回目というのはすごいことですね。
 全作品の内容、投票結果などは下記からご覧いただけます。
   http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/kinen/kinen028.htm
・ちえのわ雑文集(38P~)。大崎壮太郎さんによる「たったふたつの冴えたやりかた」。7手詰で一つの合駒をペレとシフマンで2度動かすことは可能かというお話。
 9手では2019裏短コンのほっと作や創棋会202012野曽原作がありますが、7手詰でも見事に実現されているのは素晴らしいですね。
・会合案合(46P~)。今月号で開催予告されているのは、4/18香龍会・創棋会、4/24詰工房、5/4詰備会、7/上旬彩棋会。
 昨年4月はコロナの影響で会合が軒並み中止となったのですが、それぞれに工夫や対策がありオンラインも含めて開催されているのは結構なことです。
 こういうときこそ、同好の方が一堂に会して楽しく過ごせれば、絶好の気分転換になります。もちろん感染防止に努め、用心しながらやるわけですが。
 創棋会は4月18日の開催です。課題作「不利●●」、皆さまの投稿をお待ちしています
・結果稿(48P~)。
 小学5大崎作が中合動かしで2.89の高得点。短大は2.7超が4作とハイレベルな争いで5藤沢作が2.82でトップ。大学は曲詰特集で3作とも高得点、首位の新ヶ江作と2位の三輪作が2.8超、詰め上がり図があるともっと楽しめたかも。院は菅野&若島の4段馬鋸が2.88で首位。
 段位認定は全題正解10名と厳しい結果。6~8の3作は難解ならざる好作と感じました。
 馬屋原さんの同人記念作は3作とも面白い構想作ですね。
 デパートは新担当岸本さんの初結果稿、好作揃いのスタートだったのでは?
・編集室(104P)。須藤さんの「条件が厳しいほど燃えるのは作家の習性」という言葉に自分は作家ではなくなってしまったのかと落ち込みました(涙)
・デパート(表紙3)。「詰めチャレ」ですか。香川愛生さんのYouTubeで「3人がかりでフラッシュ詰将棋」というのが面白そうです。イントロクイズ風でした(笑)。

■創棋会の次回課題は 「不利●●」
 創棋会の次回課題は「不利●●」。詰パラ6月号作品展の出題作となります。
 「●●」には、先打、逃避、交換、合駒などさまざまな文言が入ります。
 「不利●●」は多彩な表現が可能です。意欲作の投稿をお待ちしています。
 投稿先: blogsokikaitusin■gmail.com (■を@に変えて下さい)
  ※選考は4月18日(日)例会で行います。投稿は4/17(土)までにお願いします。

◇例題紹介
 それでは恒例の例題紹介です。
 これまで「不利先打」「不利合駒」「不利逃避」「不利交換」を紹介してきました。
 今回は「置駒不利変換」について紹介させていただきます。
 「置駒不利変換」というのは、ある置き駒をそれより利きの少ない駒に変換する手筋です。聞き慣れない言葉ですが、詰パラ1998年5月号で阿部健治さんが詳しく解説されており、その内容を参考にさせていただきました。

谷口 均作 詰パラ1998年2月
谷口199802
 初手は46飛に惹かれます。
 46飛、35玉、37龍、24玉、15馬、同玉、26龍、14玉と調子よく進みますが、ここで15歩は二歩で打てず、23銀不成は13玉、また23龍は15玉でいずれも続きません。
 正解は27龍。
 35玉と引く一手で一気に玉が狭くなります。
 しかしこの局面で36歩は打歩詰です。

<1図 2手目:35玉>
谷口199802_35玉
 39飛と回れば45玉、46銀と引けば44玉、なかなか捕まりません。
 4筋には逃がしたくないのですが、37龍では24玉と2筋に逃げられます。
 ここで巧い手があります。44銀と捨てるのです。
 同金と取らせて、24龍と捨てれば同玉に44飛と手順に金が取れます。
 同香なら、34金、14玉、23銀不成、13玉、24金、同玉、34馬以下きれいに詰みます。
 しかし44飛と金を取ったとき、35玉とされると、これがつかまらない…。
 44銀、同香には、ぼんやり37龍とするのが正解。
 これに24玉なら今度こそ44飛と金を入手して詰みます。
 また37龍に36歩のような合駒では、46龍、24玉、44龍、同香、同飛と追って寄りです。
 46龍を防ぐには金合しかありません。
 36金合には、他に手もないので同龍と切ります。
 36同玉に37歩と打ちたくなりますが、同玉に27金は38玉でだめですから、38金と打つしかないのですが、それなら36同玉に27金と打った方が一歩温存できるというものです。
 27金と打って35玉と引いて2図の局面。

<2図 10手目:35玉>
谷口199802_35玉2
 1図とよく似た局面ですが、1図の27龍が27金に変わりました。
 これなら36歩は打歩詰ではありません。
 36歩には24玉と引くしかなく、手順に44飛と金を入手。
 同香に34馬のダイブが気持ちの良い決め手です。
 同玉に35金までの詰み。

 龍を金にすり替えて打歩詰を打開するというマジックのような手順を明快に表現された好局でした。

【詰手順】27龍、35玉(1図)、44銀、同金、37龍、36金合、同龍、同玉、27金、
  35玉(2図)、36歩、24玉、44飛、同香、34馬、同玉、35金まで17手詰

宮原航作 詰パラ2013年5月(「現代詰将棋中編名作選」第249番)
宮原_現中249
 27馬と捨て、同玉に25龍と回るのが有力そうです。
 26合と受けるしかありませんが、横に利く駒でなければ16龍まで。
 飛車はありませんから26金合の一手です。
 同龍と取って同玉に28龍とすれば、25金から17龍を防いで27飛合が絶対。
 二度の合駒が限定でいかにも作意に入った感じです。
 飛合には25金と打てば16玉と寄るしかなく、うまい具合に19に金も落ちているので手順に19龍と取って好調子です。
 しかしそこでじっと17歩と合駒をされると、はたと手が止まります。

<3図 17歩>
宮原_現中249逃れ
 26金打は同桂と取られますし、25金を動かして開き王手をするのは34金と角を抜かれてしまいます。
 3図となっては詰みません。
 必然の手順だったと思いますが、どこがおかしかったのでしょうか。
 初手に戻って、27馬がダメなら38龍と合駒を訊いてみましょう。
 これには27龍を防いで28金合が最善の受け。こう受けられると同龍と取るしかありません。
 28同玉に25龍では26歩合で続かないので、39金と桂の利きに打つのが好手。
 同桂成には48龍がありますから18玉とかわします。

<4図 6手目:18玉>
宮原_現中249_18玉
 4図となって初形の39龍が金に変わりました。
 強力な龍を弱い金に変えたわけですが、その効果はなんでしょうか。
 ここで27馬と捨てます。
 同玉に25龍と活用するところまでは3図に至る手順と同じ運びです。
 25龍には確か26金合と受けられて詰みませんでした。
 ところが今回はその金が出払っていて品切れです。
 16龍を防ぐには26飛合と受けるしかありません。

<5図 10手目:26飛合>
宮原_現中249_26飛
 飛車合なら同龍と取り、同玉に25飛と打って、16玉に23飛成と金を取りながら開き王手が出来ます。
 34金と角を抜かれますが、そこで27龍と捨てるのが爽快な決め手。
 同玉に17金までの詰み。

 序盤で盤上の39龍を金に変えるマジック。作者は「不利打ち換え」と呼んでいます。
 玉方の金を品切れにすることが目的という面白い構想を表現した一作でした。

【詰手順】38龍、28金合、同龍、同玉、39金、18玉(4図)、27馬、同玉、
  25龍、26飛合(5図)、同龍、同玉、25飛、16玉、23飛成、34金、
  27龍、同玉、17金まで19手詰

三代 伊藤宗看 「将棋無双」第61番 享保19年(1734年)
無双61
 57金と開き王手しながら一歩取るのが良さそうだが54玉と引かれるとダメです。
 初手は76角と捨てます、同銀に66金と出て54玉に55金が気持ちの良い捌き。
 同玉なら64角成があるので同金と取りますが、64龍、45玉、55龍と手順に金を取って玉を追うことができます。
 36玉には、46龍、27玉、37龍、18玉まで追ったとき、19金が好手。
 同玉と取らせて39龍と引けば両王手。18玉と逃げる一手に19龍と回れば、27玉に28龍として、以下37龍、46龍と楽しい龍追いです。
 55龍、64龍と追って52玉となったところで51と と一歩入手し同金と応じて6図となります。

<6図 51同金>
無双61失敗図
 19金の好手で龍追いが実現し、ここまで追い込んできましたが、6図の局面は53歩が打歩詰の禁手で、これは詰みません。
 64龍の威力が強過ぎるのですが、何かいい手があったのでしょうか?
 実は当然と思われた龍追いが落とし穴。
 7手目64龍として45玉に55龍と金を取り36玉と追い込むところまでは正解ですが、ここで46龍が当然の手に見えて間違いでした。
 36玉に45龍と歩頭に龍をタダ捨てするのが強烈な一手。

<7図 11手目:45龍>
無双61_45龍
 45龍は、同歩と取れば37金まで、また27玉も28金までなので、同玉と取る一手。
 そこで46金と打てば54玉と押し戻すことができ55金と金追いが出来ます。
 さきほどは強力な龍で追って詰まなかったのですが、わざわざ龍より弱い金に換えるメリットがあるのでしょうか。
 55金、63玉、64金、52玉と順調に金追いで手が進みます。
 ここで51と と一歩補充し、同金と応じて8図となります。

<8図 20手目:51同金>
無双61_51金
 6図とよく似た局面になりましたが、一ヶ所違いがありますね。
 そうです6図では64の駒が龍でしたが8図では金になっています。
 今度は53歩が打歩詰の禁手ではありません。
これが45龍の妙手で龍と金をすり替えた効果です。
53歩と打てば61玉の一手に51角成と金を取ります。
71玉と逃げるしかありませんが、62金から清算し74桂と跳ねれば寄りです。

 一ヶ所紛れに触れておきますと、11手目45龍に代えて、46龍、27玉に36龍と捨てる手がありそうです。
 同玉なら37金から本手順に合流しますが、取らずに17玉とかわされ、37龍、18玉となると、19金と打つしかなく、同玉、39龍から紛れ潤に入ってしまいます。

 「龍追い」で詰むと思えば、それでは打歩詰になるので、それを回避するため、龍と金をすり替え、「金追い」が出現するという面白い作品でした。

【詰手順】76角、同銀、66金、54玉、55金、同金、64龍、45玉、55龍、36玉、
  45龍(7図)、同玉、46金、54玉、55金、63玉、64金、52玉、51と、同金(8図)、
  53歩、61玉、51角成、71玉、62金、同金、同馬、同玉、74桂、71玉、
  72歩、同玉、73金打、71玉、82桂成、61玉、72成桂、51玉、62成桂まで39手詰

■創棋会の今後の予定
★コロナ情勢により例会が急遽開催中止になる可能性もあります。中止となった場合は、当ブログで告知させていただきます。
 なお当日は、感染拡大防止のため、発熱その他健康に懸念のある方は参加を控えてください。参加される方も、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、大声での会話を控えるなど、当日の運営にご理解をお願いします。

***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2021年4月18日(日)13時~
[場所] 大阪市港区民センター 楓
 〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-5
 アクセス → https://www.osakacommunity.jp/minato/access.html
<最寄駅>地下鉄中央線・JR環状線「弁天町」徒歩7分
※当初ご案内の場所となります。事前の参加申込は不要です。
[会費] 無料
[課題] 詰パラ6月号作品展。課題「不利●●」。先打、逃避、交換、合駒など多彩な表現が考えられます。
  意欲作の投稿をお待ちしています。
***【次々回例会】************************************************* 
[日時] 2021年6月20日(日)13時~
[場所] ※下記会場を予約していますが、ワクチン接種会場となる可能性もあります。
その場合は会場が変更になりますので、あらためて案内させていただきます。
大阪市福島区民センター 304号
〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
<最寄駅>阪神本線 野田駅・JR東西線 海老江駅・地下鉄千日前線 野田阪神から 徒歩数分
[課題]  詰パラ9月号作品展。課題は追ってご案内させていただきます。
[会費]  無料
**************************************************
・当ブログへのご意見や課題作の投稿はこちらまで 
⇒  blogsokikaitusin■gmail.com (■を@に変えて下さい)
    以上
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