「ネット作品展」作品投稿受付中!!

「ネット作品展」作品投稿受付中!!

■創棋会の次回課題はネット作品展「すらすら解ける20手台
開催要領は以下のとおりです。
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♪♪♪♪♪ ネット作品展すらすら解ける20手台 ♪♪♪♪♪
・ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に開催。
※応募作を一斉に出題する予定。
作品投稿は下記アドレスで受付
blogsokikaitusin@gmail.com
★いつもの投稿先ではないのでご注意ください。
※投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
※ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
※投稿締切は8月20日(土)。

「やさしい中編作の発表の場が少なくなった…」と感じている方、「メールなら気軽に投稿できるのに…」とお考えの方、投稿をお待ちしています。
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また、次々回課題は以下のとおりです。
課題:「合のつく手筋、3通り以上」(移動合・打診合など。造語も可。)
投稿先: sokipara@yahoo.co.jp
締切:10月例会(10/21)
作品展:詰パラ12月号


さてネット作品展の投稿受付は8月20日(土)が締切です。
完全作はすべて掲載させていただく予定ですので、投稿をお待ちしています。

ということで、今回は「すらすら解ける20手台」の「合のつく手筋」を含む作品を紹介させていただきます。

最初は、以前紹介した相馬康幸さんの作品集から楽しい趣向作を。

相馬康幸作(詰パラ1983年7月、『Collection』№23)
相馬康幸_パラ198307

初手は62角成の一手。
93玉なら71馬までなので、玉方は84に捨合(変則合) して延命を図る。
金や桂は同香で簡単。銀も同香~83香成から84銀と打ち替えて、71馬があります。
角は、同香、93玉に71馬とし、84玉に62角から73の合を取って62馬とすれば詰みます。
正解は香合です。

<2手目 84香合>
相馬康幸_2手84香

ここから同香~83香成と捨て、85飛として、もう一度合駒を訊きますが、同じように香合が最善です。

<8手目 84香合>
相馬康幸_8手84香

ここから同じように進めて、85香として、もう一度合駒を訊きますが、今度は香が品切れなので角合が最善となります。

<14手目 84角合>
相馬康幸_14手84角

数手進めて、85香とした局面。今度の合駒は香合が最善です。

<20手目 84香合>
相馬康幸_20手84香

先ほどとは違い持駒に角がありますので、72角とするのが決め手。
馬も捨ててきれいな収束です。

持駒なしの状態から、香、香香、香角と、合駒を繰り返して持駒を変換するという楽しい趣向作でした。

作意:62角成、84香合、同香、93玉、83香成、同玉、85飛、84香合、同飛、93玉、83飛成、同玉、85香、84角合、同香、93玉、83香成、同玉、85香、84香合、72角、同銀、84馬、82玉、83香、91玉、73馬、同銀、81香成まで29手詰


続いて若島正さんの作品から一局。
若島正作(京都民報1983年1月、『盤上のファンタジア』第57番)
若島正_京都民報198301

初手26飛が目につくが、15玉、46飛のときに37桂成と角を取られて詰まない。
そこで56龍といきなり捨てるのが好手。
36歩合なら、26飛、15玉、36飛、37桂成、65龍がある。
同金と取らせて金の質駒を作ることが出来たので、26飛から56飛の開き王手が成立。
今度は16金があるので37桂成と出来ず、26に歩の捨合(変則合をして頑張る。

<6手目 26歩合>
若島正_6手26歩

ここで手筋風に16金から26飛としても打歩詰となってしまうので、黙って同角と取り、16玉に37角と開き王手する。
36に何を合しても26金で詰んでしまいそうだが、36馬と移動合する手があった。

<10手目 36馬>
若島正_10手36馬

同飛は27玉で逃れるので26金から清算すると、今度は角が手に入ったので24角から打歩を打開。
とどめは27飛と引いて三度目の開き王手

捨合(変則合)や移動合が織り込まれていますが難解ではなく、三度の開き王手も、37角と56飛、56飛と37角、37角と27飛と、バッテリーの入れ換えで、リズムのある楽しい作品でした。

『盤上のファンタジア』(河出書房新社、2001年)は若島さんの三冊目の作品集。

作意:56龍、同金、26飛、15玉、56飛、26歩合、同角、16玉、37角、36馬、26金、同馬、同飛、15玉、24角、同桂、16歩、同桂、27飛、37桂成、24銀不成まで21手詰


最後は「メタ新世界」の作者として有名な山本昭一さんの作品。
山本昭一作(パラ1974年12月、『怒涛』第32番、古今中編名作選Ⅰ 第140番)
山本昭一_パラ197412

入玉形だが盤面は5枚と簡素。
よく見れば、使用駒各1枚の七色図式だが、それはおまけ。
本作は、創棋会の課題「合駒に関するテーマ」に応募されたものです。

初手は59飛と活用する。29合は18金まで。28玉も29香で簡単。
そこで玉方は39角合中合の妙手で応える。

<2手目 39角合>
山本昭一_2手目39角

これは取るしかなく、同飛、28玉に、17角が好手。
取れば18金までなので27玉と銀を取ったところでは、上部が広そうに見えるが、28香で意外と狭い。37桂も良く利いていて36玉なら45角がある。
ここで16玉とかわす手には、43角、17玉、16角成、同玉、19飛とする好手順がある。
作意は17玉とし、27金から29角とします。
47角とと金を取っての開き王手に、18玉と逃げては47とがなくなったので、29角から83角成で詰んでしまうので、29に捨合(変則合で逃れようとします。
頭に利く駒は、同飛から19に打って簡単なので角合が正解。

<14手目 29角合>
山本昭一_14手目29角

以下は、同飛と取り、17金から18歩として離し角の収束となる。
二度にわたる角合を、中合と変則合で表現した好作でした。

山本昭一氏は看寿賞を二度受賞されたが、2002年に46歳という若さで逝去。
1982年に発表された「メタ新世界」(941詰)は当時の最長手数記録を更新した作として有名。
『怒涛』は没後に平井康雄氏がまとめられた作品集。

作意:59飛、39角合、同飛、28玉、17角、27玉、28香、17玉、27金、18玉、29角、19玉、47角、29角合、同飛、18玉、17金、同玉、18歩、同玉、63角、17玉、27角成まで23手詰


作品は発表することで多くの方の目に触れ、解答募集形式であれば他者の評価を受けることもできます。
「やさしいから投稿をためらっている」「紙で投稿するのは面倒」という貴方、是非とも投稿してください。


***【次回例会】*****************************************************
[日時]2016年8月21日(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F 多目的ルーム(広い部屋です)
[課題] 「すらすら解ける20手台
作品の投稿先 ⇒ blogsokikaitusin@gmail.com
※宛先に注意してください。
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以上


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