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【結果発表】ネット作品展「教材に使える10手台~大駒捨てのある作品~」<6回目>

【結果発表】ネット作品展「教材に使える10手台~大駒捨てのある作品~」<6回目>

★創棋会例会は開催中止
 4月19日開催予定の創棋会例会は新型肺炎の感染拡大を受け、残念ながら中止とさせていただきました。
 会合参加を楽しみにされていた方には大変申し訳ございませんでしたが、有志のご支援により「オンライン例会」を開催しました。
 当日は多くの方に参加いただき楽しんでいただけたのは何よりです。
 サポートいただいたメンバーの皆さまにはあらためて感謝申し上げます。
 「オンライン例会」の様子は『詰将棋の欠片』で紹介されていますので、是非ご一読ください。
   → http://hirotsume.blog.fc2.com/blog-entry-984.html

 創棋会の例会、こういう状況ですから、次回以降も開催は流動的です。
 随時このブログで情報を発信してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

■桜
 先々週はまだ桜も残っていました。
 散歩の途中で樹上を見上げて撮ったものです。
桜0411_№342

■【結果発表】ネット作品展「教材に使える10手台~大駒捨てのある作品~」<6回目>
 創棋会のネット作品展「教材に使える詰将棋~大駒捨てのある作品~」には、17名の方から解答をいただきました。
 解答いただいたのは次の方々です(敬称略)。皆様ありがとうございました。
   嵐田保夫、有吉弘敏、片山智之、奥鳥羽生、白木大輔、則内誠一郎、占魚亭、
   竹中健一、津久井康雄、西村章、野曽原直之、原田豪、福原徹彦、松澤成俊、
   RINTARO、安田恒雄、山下誠
 多数の方に解答に取り組んでいただきましたこと、あらためて感謝申し上げます。
 大駒捨てを堪能できる作品が揃っていたので、楽しんでいただけたのではないかと思います。
 出題は2月19日。次のURLからご覧いただけます。
    http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-333.html

それでは今日は6回目の結果発表です。

⑧ 西村 章作
2020kyozai08.png

【作意】34角、同歩、13銀、同玉、22銀打、23玉、32角、同玉、33銀打、同桂
   21銀生、23玉、32銀生、同玉、22金まで15手

【評点】(Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、誤無解を除いて集計)
  平均点:2.44、A:7、B:9、C:0、誤解:0、無解:0、無評価:1

作者のことば
 何でこの簡単な問題が柿木には解けないのか今でも不思議です。

★右上隅4×5に収まった好形の実戦型作品。
 解いてみようという気にさせる初形は教材としてもうってつけ。
 また一見して34角が有力な筋と見えるところも親切設計です(笑)
 さて、初手は13銀がいかにも手筋風。
 同桂は22金まで、23玉も24銀成があります。
 しかしあっさり同玉と応じられると、そこで22銀打としても23玉となると43香がよく利いていて34からの脱出を阻止できません。
 やはり初手は34角と捨てて逃路を封鎖するのが正着です。
 34同歩とさせてから13銀と捨てれば、同玉、22銀打、23玉と自然に追って何となく詰み形が見えてきました。
 ここで11香を動かして、33に玉を呼べば11角からの詰みが見えた方は詰棋慣れした方。
 しかし13金では、同桂なら32角から33銀打で詰むのですが、同香と取られ33銀成にも同桂と応じられると詰みません。
 23玉には32角と捨てるのが好手。
 同玉の一手に、33銀打と捨て同桂と取らせて33を塞ぎます。
 そこで21銀不成から32銀不成と銀を捌くのが気持ちの良い決め手。
 派手な手はありませんが、気持ちの良い打ち捨ての連続に、最後は打った銀をきれいに捌いて、好感の持てる作品に仕上がっています。


山下誠:スッキリした実戦型初形。豊富な持駒を使ってきれいに詰め上げる

★惜しみなく持駒を捨てる気前良さ。

有吉弘敏: 教材に適切。

★角や銀の捨て方が学べます。

津久井康雄:実戦型の教材としても秀れていると思います。

★教材は形も大切ですね。

占魚亭:定番の筋。これは教材向き。

★一つ一つはよくある手順ですが、きれいにまとめられました。

原田豪:ドカンと34角。

★大駒捨ては豪快さが命。

片山智之:「歩頭への角捨て」から始まって、「焦点への捨駒」や「銀の二連続不成」など、大技、小技の数々。詰手筋の特盛!
 「歩頭への大駒捨て」は詰将棋ではよく見かけますが、初心者からしてみたら、度肝を抜かれる手に違いありません。

★歩頭の角捨てにインパクトを感じてくれれば、詰将棋を好きになってもらえるでしょう。

則内誠一郎:指運に任せて手筋で攻め続ける。

★捨てて、捨てて、また捨てて。

野曽原直之: 捨駒連発で収束も決まっている。

★筋の良い手が正解なので解後感も良いですね。

RINTARO:実戦形作品としては秀逸。逃げ道封鎖の大駒捨てが狙いと言われると疑問。
 45角が打てる形でやってほしかった。

★43香は変化にも備えた一石二鳥の配置なのですが、ちょっと味消しでしたか。

松澤成俊: 2五歩が惜しい

★25歩が無かったら4×4に収まるのですが、変化が詰みません。

嵐田 保夫:ディフェンダーを釣り出し裏を取って、ゴール前での切り返しはまさにお手本。

★収束の銀の捌きをうまく表現していただきました。

白木大輔:楽しく解けました。

奥鳥羽生:形としての教材。手順としては、11香を動かし33玉の形で11角を狙うものも多い。実は、最初にそちらにいってしまった。

★33玉に11角(13玉に31角)というのは実戦型では頻出の手筋ですね。

竹中健一:7手目の局面で迷いました。 

★11角の筋は唯一の紛れ?

福原徹彦: 11に角を打つことを考えてしまうと深みにはまる。

★11角は実力者も一瞬考えてしまう筋でした。

安田恒雄:.:角は34に捨てた後、11から打つと想定して進めたら、味の良い短打32だった。3×3の中で、易しいけれど気持ちの良い手順です。

★11角の筋は3手収束になりがちなので、本作のまとめは小気味よい手順でした。


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
★6/21に例会を開催するかどうか、検討中です。
 本日(4/26)時点の情報ですが、大阪市の区民センターは6月末まで自粛要請の対象となっています。
 連休明け前後には感染拡大防止に向けた方針も出されると思いますので、それを待って判断させていただければと存じます。
 開催時期、方法などは、決定次第、当ブログにてご案内させていただきますので、しばしお時間をいただきますこと、ご了承ください。

[日時] 2020年6月21日(日)13時~
[場所]  大阪市港区民センター 楓 
   〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-5
     アクセス → https://www.osakacommunity.jp/minato/access.html
     <最寄駅>地下鉄中央線・JR環状線「弁天町」徒歩7分
[会費]  無料
[課題] 詰パラ9月号作品展「すらすら解ける20手台」。
今回は詰パラ誌上とネットでのコラボ開催です。
6月中旬までに集まった作品で一次選考を行い、詰パラ掲載作品を決定。
そこで選に洩れた作品や追加投稿作は、8月例会で選考し、ネット作品展に出題の予定です。

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2020年8月16日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 302号(広い部屋です)
〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
<最寄駅>阪神本線 野田駅・JR東西線 海老江駅・地下鉄千日前線 野田阪神から 徒歩数分
[会費] 無料
[課題]  ネット作品展「すらすら解ける20手台」。
今回は詰パラ誌上とネットでのコラボ開催です。

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★課題作の投稿などはこちらまで → blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)
以上
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