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もうすぐ例会、2月16日(日)です!

☆前回のブログで詰パラ2月号について書きましたが、金少桂さんから「大道棋教室もよろしく」というコメントをいただきました。
 解答者には有力なヒントになりそうです(笑)。ぜひコメントをご一読ください。

<もうすぐ例会、2月16日(日)です!>
 創棋会の次回例会は2月16日(日)13時スタートです。
 今回の会場は大阪市港区民センターです。
 (チャンピオン戦の大阪会場もここになります)
 課題は「大駒捨てのある作品」です。
 例会で選題し、ネット作品展「教材に使える10手台partⅣ」に出題します。
 ネット投稿は例会前日まで受け付けていますので、奮って投稿ください。


■創棋会の次回課題
☆ネット作品展(2月出題予定)の課題
 「教材に使える10手台~大駒捨てのある作品」
 「教材に使える10手台」を開催します。
 PartⅣとなる今回のテーマは「大駒捨て」です。
 初めて詰将棋の面白さを知ったのは「捨駒」だという方が多いのではないでしょうか。
 そのなかでも「大駒捨て」には一段とインパクトがあったかと思います。
 将棋の川柳に「ヘボ将棋王より飛車をかわいがり」とありますが、大駒は大切な駒です。
 その価値の高い大駒を捨てて玉を詰めるわけですから、これ以上ない痛快さです。
 ネット作品展では、思わず詰将棋が好きになる、そんな「大駒捨て」のある作品を揃えたいと思いますので、作家の皆さま、奮ってご投稿ください。
 2月例会で選考し、2月下旬に当ブログ「創棋会通信+α」で出題します。
 投稿は→ blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)

◇例題紹介
 それではいつものように、管理人の好みで選んだ例題を紹介させていただきます。
 今回は「意外性のある一手」がテーマと感じられた作品を2局選びました。

植田尚宏作 近代将棋1966年10月(『古今短編詰将棋名作選』第128番)
植田古今128_13角


 直ぐに目につく24桂や13香は21玉でダメです。
 浮いている21飛を取られないようにしないといけません。
 そうなると13桂成くらいしかありません。
 同玉と取る一手に、24角では12玉で効果がなく、22角と打つしかありません。
 しかし24玉と上がられると、16桂は同角と取られてしまいますし、33角成も同玉で続きません。
 困ったようですが、素晴らしい一手がありました。
 15龍! と捨てるのです。

<5手目:15龍>
植田古今128_15龍

 まったく何も利いていないところへ捨てるのは意表の一手。
 上部脱出を助けるようで、非常に指しにくい手です。
 同玉と取れば33角成が好手。同銀に17香、16合、27桂までピッタリつかまっています。
 15龍には同歩と応じるのが最善。
 上部をおさえる55龍が消えてしまって、どうやって攻めを継続するのでしょうか。
 13角成と22の角を捌いて21飛の利きを通すのが好手段です。

<7手目:13角成>
植田古今128

 13角成の一手で玉は上部に逃げ出すことが出来ません。
 同玉と取るしかありませんが、14香と捨て、同玉に26桂と打てば、13玉に14香までの詰み。
 初形で14にあった歩が15と動いたため、その空地に14香と打つことが出来たわけです。
 そして歩を15に動かしたのは、15龍という意表の一手でした。
 うまく出来ていますね。

【手順】13桂成、同玉、22角、24玉、15龍、同歩、13角成、同玉、
   14香、同玉、26桂、13玉、14香まで13手詰


菅谷正義作 詰パラ1978年5月(『現代詰将棋短編名作選』第20番)
菅谷現代20

 持駒は豊富、31角と72銀が玉を包囲していて、簡単そうに見えます。
 しかし44桂のような手は43玉とかわされると、61桂や24角の守りが強く詰みません。
 62飛が筋のようですが、同玉、63金、51玉、52飛、41玉で続きません。
 54飛と押さえるのが有力そうですが、平凡に53歩合で逃れ。
 持駒を使う手はうまくいきません。
 初手は63銀不成! と捨てるのが妙手。

<初手:63銀不成>
菅谷現代20_63銀

 玉を包囲する大切な72銀を捨てるのは抵抗感が大きいです。
 また上部脱出をお手伝いするようで非常に指しにくい一手です。
 しかし同玉なら64飛と打って、52玉も72玉ももう一枚の飛を62に打てば簡単です。
 43玉と逃げるのは54金(ここに金を打てるのが不成の効果)、33玉、25桂、同銀、43飛から詰みます。
 63銀不成には41玉と逃げるのが最善。
 あわてて52金と打つと31玉に11飛と迫っても、22玉と逃げられ、33からの脱出が防げません。
 まず33桂と軽く捨てて33の逃げ道を封じておくのが好手。
 33同角と取らせて、52金と行きたくなりますが、31玉に11飛を同角と取られてしまいます。
 33同角には目の覚めるような好手順が用意されていました。
 まず42角成とタダ捨て。

<5手目:42角成>
菅谷現代20_42角

 同角なら21飛から52金があるので、同玉と応じるしかありませんが、41飛と捨てて呼び戻します。
 同玉に21飛と52金の詰みを狙えば、42玉とかわす一手ですが、51飛成と捨てるのが決め手です。
 同玉に52金までの詰み。
 63銀の心理的妙手からスタートして、42角成、41飛、51飛成と大駒を3枚捨てての収束まで見応え十分で、見事半期賞に輝いた一局です。

【作意】63銀不成、41玉、33桂、同角、42角成、同玉、41飛、同玉、
   21飛、42玉、51飛成、同玉、52金まで13手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2020年2月16日(日)13時~
[場所]  大阪市港区民センター 楓 
  〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-5
    アクセス → https://www.osakacommunity.jp/minato/access.html
    <最寄駅>地下鉄中央線・JR環状線「弁天町」徒歩7分
[会費]  無料
[課題]  ネット作品展「教材に使える10手台~大駒捨てのある作品~

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2020年4月19日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 302号(広い部屋です)
〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
<最寄駅>阪神本線 野田駅・JR東西線 海老江駅・地下鉄千日前線 野田阪神から 徒歩数分
[会費] 無料
[課題] 後日案内させていただきます。
****************************************************** 

★課題作の投稿などはこちらまで → blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)
以上
以上

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