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詰備会(11月3日)に行ってきました

<詰備会(11月3日)に行ってきました>

■詰備会に行ってきました
 11月3日(日)は詰備会に行ってきました。
 参加記のアップ、すっかり遅くなってしまいました(汗)。
 すでに多くの方が参加報告をアップされています。人気の詰備会ですね。
   主催者のHP → https://blog.goo.ne.jp/yakkun610
   詰将棋の欠片 → http://hirotsume.blog.fc2.com/blog-entry-932.html
   ストンリバーの日記 → https://stoneriverki.hatenablog.com/entry/2019/11/04/041528
   九州G → http://kyusyug.blog35.fc2.com/

 今回の会場は「生涯学習センター」。同じ名称の施設は各地にありますが、詰備会では初のようです。
 岡山駅から徒歩25分。
 不慣れなバスを利用するより歩いた方が良いと思い、地図を片手に現地に向かいます。
 途中レトロな商店街を抜け、動物園の前を通って現地到着。
 動物園は、外観はややさびれていましたが、帰ってから調べたところ、なかなか由緒ある施設のようです。
 この写真は生涯学習センターではないのですが、同じ敷地内にある「人と科学の未来館サイピア」です。
20191103詰備会1

 会場はちょっとわかりにくかったのですが、敷地内をうろうろしていてたまたま発見。
 時間があったので敷地入口で休憩していたら、小林さんや赤畠さんとお会いできたので雑談。
 そうこうするうちに開場時間となり、会場へ。
 続々と参加者が詰めかけ、最後は14名に。
 東は神奈川、西は九州から、毎回賑やかな会合です。
 各自持ち寄った作品を解いたり、詰パラの最新作にチャレンジしたり、詰将棋の会合ならではの光景です。
 私は某コーナーに悪戦苦闘。しかし久方ぶりに盤駒を使って脳を働かせた感がありました(笑)。

【会合風景と集合写真】
20191103詰備会2

20191103詰備会3

20191103詰備会5

 終了後は全員揃って岡山駅前の二次会場へ移動。
 これがなかなかいいところで、ゆっくりくつろげました。
 二次会終了後、語り足りない面々は岡山駅前で場所を探したのですが、休日のカラオケBOXは最善手ではなかったかもしれません(汗)。
 それでも大いに楽しんだ詰将棋三昧の一日でした。

 そういえば当日の話題に「裏短コンが今日〆切では?」というのがありました。
 どうやら無事作品も集まったようで、下記サイトで公開されています。
     http://ikz26.blog.fc2.com/
 解答締切は12月8日とのことです。
 皆さん奮って解答しましょう!


■創棋会の次回課題
☆3月号掲載作品展の課題
・「捌きを楽しむ作品」。29手以内。
 「捌き」。皆さんはこの言葉からどのようなイメージを持たれるでしょうか?
 詰パラの結果稿などで「よく捌けて気持ちが良い」といった短評を見かけます。
 捌ける詰将棋は、気持ちがいい。
 それはなぜでしょう。
 村山隆治さんの『詰将棋手筋教室』(2000年 毎日コミュニケーションズ)の用語辞典では「捌き」について、「盤上の駒が十分に活用され、動き回って盤上から消えていくプロセスのこと」と説明されています。
 駒が活用される、駒が動き回る、駒が消えていく、この三点をあげておられるのですが、いずれも解いて楽しく、さわやかさな印象の残る要素と言えます。
 言葉では十分説明しきれないところのあるテーマですので、今回から少しずつ例題を紹介させていただきますが、作家の皆さまには、各人の感性で、楽しめる作品をお寄せいただきたいと思います。
 12月例会で選題します。
 投稿は→ blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)

◇例題紹介
 管理人が「いいな」と思った「捌きを楽しむ作品」を紹介していきます。

山田康平作 詰パラ1987年3月(「流星雨」第26番)
山田康平流星雨26

 桂4枚の持駒を見ただけで楽しい展開を期待してしまいますね。
 3筋の銀を捌きたくなりますが、初手は24桂から入ります。
 11玉は23桂までですから、13玉と逃げます。
 22銀不成では24玉で脱出されますから、23銀成とこちらの銀を捌きます。
 同玉と取らせて、35桂と打ち換えます。
 34地点の風通しが良くなって、何となく43馬の活用も見えてきました。
 13玉と逃げるしかありませんが、先ほど24に打った桂を12桂成と捨て、同玉に34馬と大駒の活用です。
 21玉と逃げるのは13桂を利かせて11玉に23桂打、12玉、31桂成とすれば簡単です。
 そこで単に11玉と逃げます。これにも23桂打、12玉、31桂成としますが、11玉と戻られて、そこで21成桂と捨てて13桂と打つような攻めでは駒が足りません。
 11玉には23桂不成と跳ねるのが好手段。

<1図:15手目 23桂>
山田康平流星雨26_23桂跳

 35に打った桂を跳ねる一手は実に軽快で、味の良い捌き。
 12玉の一手ですが、今度は開き王手というわけにはいきません。
 重いようですが24桂と打ち、13玉のときに、22銀不成と捨てるのが決め手です。

<2図:19手目 22銀不成>
山田康平流星雨26_22銀生

 22銀不成は同玉の一手。
 そこで32成桂と引いて、拠点を銀から成桂に入れ替えます。
 13玉に、12桂成と捨てます。
 同玉には11桂成が気持ちの良い捨駒。この駒は5手目に35に打ち、15手目に23に跳んだもの。そこから10手後に11に跳ねる二段活用は見事な捌きです。
 同玉と取らせて、銀と成桂を入れ替えた効果で33馬と入れば、12玉に22馬までの詰み。
 持駒の4枚の桂は、すべて打ってから活用されるという見事な一局。
 初形の銀2枚も捌けて解後感がいいです。

【作意】24桂、13玉、23銀成、同玉、35桂、13玉、12桂成、同玉、
   34馬、11玉、23桂打、12玉、31桂成、11玉、23桂不成(1図)、12玉、
   24桂、13玉、22銀不成(2図)、同玉、32成桂、13玉、12桂成、同玉、
   11桂成、同玉、33馬、12玉、22馬まで29手詰


近藤真一作 詰パラ1980年2月(「白雨」第142番)
近藤真一白雨142

 きれいな実戦型。
 36桂、13玉、35角、12玉、24桂、13玉、32桂成と飛車を取って詰ます筋が見えているので、解いてみようという気になりますね。
 しかし、36桂、13玉、35角のとき、24に捨合する手がありました。
 24同角と取らせて12玉と引けば、24桂と跳ねることが出来ません。
 24に何を捨合するか、歩から調べてみましょう。
 24歩、同角、12玉のとき13歩と打って清算する手があります。
 同桂、同角成に同玉なら、25桂、12玉、24桂と調子良く詰みます。
 13同角成に21玉も32と、同玉、62飛、43玉(42合は同歩成、同歩、44桂打以下)、63飛成、53飛合、35桂、32玉、23桂成、42玉、34桂以下、手数はかかりますが駒余りの詰み。
 そこで24の捨合は頭の丸い角か桂となります。
 桂は同角、12玉に13角成と捨てる軽手があり、同玉に25桂から24桂までです。
 そこで24の捨合は角合と決まります。

<5図4手目:24角合>
近藤真一白雨24角

 24角合は、同角と取り、12玉のとき、34角と合駒を訊きます。
 23歩合なら、同角成、同龍に13歩と打ちます。
 同桂と取らせてから23と と龍を奪い、33飛と打ちます(13同桂とさせた効果。
 22玉と頑張りますが、34桂が絶好の桂跳ね。
 ということで、23合は頭の丸い桂が最善となります。

<5図8手目:23桂合>
近藤真一白雨23桂

 23桂合には、同と、同龍、同角成、同玉と清算して、35桂と打ちます。
 32玉なら44桂跳ねがあり、22玉には34桂跳ねがありますから、12玉と引くしかありません。
 そこで32飛と打って合駒を訊きます。
 22歩はどうでしょうか。
 それには23桂成の好手があります。
 同玉、34飛成、12玉のとき13角成が継続の好手。
 同玉は14龍の一発なので同桂ですが、邪魔な角を捨てたので、24桂と跳ねて詰みます。
 桂は品切れですから、24桂を消す22香合が最善です。

<5図16手目:22香合>
近藤真一白雨22香

 22香合には同飛成と取って、同玉に34桂と跳ねます。
 12玉と逃げますが、13香と打ち、同桂、同角成、同玉と清算します。
 そこで25桂と打てば、収束が見えてきました。
 12玉には24桂、21玉と逃げれば33桂不成、31玉、23桂不成と連続桂跳ねで見事四桂詰となりました。
 三度の合駒読みも煩雑ではなく(2手目歩合は同手数駒余りで手数がかかりますが、難しい変化ではないと思います)、一度打った桂を跳ねて四桂詰となる手順は爽快です。

【詰手順】36桂、13玉、35角、24角(3図)、同角、12玉、34角、23桂(4図)、
   同と、同龍、同角成、同玉、35桂、12玉、32飛、22香(5図)、
   同飛成、同玉、34桂、12玉、13香、同桂、同角成、同玉、
   25桂、12玉、24桂、21玉、33桂不成、31玉、23桂不成まで31手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2019年12月15日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 304号
   〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
      アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
      <最寄駅>地下鉄千日前線「野田阪神」、JR東西線「海老江」、阪神本線「野田」
[会費]  無料
[課題] 3月号作品展「捌きを楽しむ作品」29手以内

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2020年1月19日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 302号(広い部屋です)
[会費]  無料
[課題] なし
★☆★ 終了後新年会開催 ★☆★
  場所は阪神「野田」近くの居酒屋を予定。
  開始時間は17時30分。
  会費等詳細は12月初旬にご案内。

***【先々の予定】*********************************************** 
[日時] 2020年2月16日(日)13時~
[場所]  大阪市港区民センター 楓 
   〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-5
      アクセス → https://www.osakacommunity.jp/minato/access.html
      <最寄駅>地下鉄中央線・JR環状線「弁天町」徒歩7分
[会費]  無料
[課題] 未定(ネット作品展「教材」) 12月例会終了後にご案内の予定
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★課題作の投稿などはこちらまで → blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)
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