FC2ブログ

もうすぐ例会です~創棋会例会は8月18日(日)~

<もうすぐ例会です~創棋会例会は8月18日(日)~>
 2週続けて花火大会に出かけました。
花火3

花火4

 さて創棋会の次回例会は以下の通りです。
 パラ誌に掲載を怠ってしまいましたが、SNSなどで拡散くださった方には感謝申し上げます。
  [日時] 2019年8月18日(日)13時~
  [場所]  大阪市福島区民センター 302号 ← いつもより広い部屋です ^^)
    〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
      アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
  [会費]  無料
  [課題] ネット作品展「すらすら解ける20手台PartⅣ

■創棋会の次回&次々回課題
☆「すらすら解ける20手台」PartⅣ
 創棋会では2016年から3年続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催してきました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年も「すらすら解ける20手台」PartⅣを開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin■gmail.com (■を@に変えてください)
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を記載してください。
   なお「狙いの一手」の記載は任意です。
   今年は「解答審査の基準となる一手」は、事務局で設定させていただくこととし、
   記載いただいた「狙いの一手」は、その参考にさせていただきます。
   「解答審査の基準となる一手」の設定は、解答者の負担を軽減するためですので、
   ご了承ください。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月17日(土)
・8月例会(8/18)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。
  ※ 現在多数の力作が届いています(笑)。
    すらすら解けて気持ちの良い作品をお待ちしています。

☆12月号掲載作品展の課題
・「複数の打歩詰関連手筋を含む作品」。29手以内。
 打歩詰を巡る手筋は実に多彩です。
 思いつくままに挙げるだけでも、不成、打診、森田手筋、ブルータス手筋、不利逃避、不利合、不利先打等々、さまざまな手筋があります。
 新手筋、珍手筋、組み合わせの妙、作家の皆さんの腕の見せ所です。
 奮って投稿ください。
・10月例会で選題します。
 投稿は→ blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)

◇例題紹介
「すらすら解ける20手台」PartⅣ
 例年「すらすら解けない」という指摘を頂戴します。
 20手台ですから、一目というわけにはいきませんが、解いて楽しめる作品を出題できるようにしたいと思いますので、作家の皆さまにはどうぞよろしくお願いします。

 今回の例題は創棋会作品集『残照』から2作紹介させていただきます。

柴田昭彦作 詰パラ1979年4月(『残照』第49番、『詰将棋三十年』第60番)
柴田作

 本作は創棋会の課題作「玉方小駒不成作品」で出題されたものです。
 48から潜り込まれることは避けなければいけません。
 そうなるともったいないようですが、虎の子の金を38に捨て、同銀に57龍と引くしかないですね。
 これで一気に玉が狭くなります。
 ここで38金を取るとき、銀を成るかどうか、どちらが良かったのかを考えます。
 57龍と引いた局面で38に成銀がいるとどうなるでしょう?
 47に何を合しても、49桂、同成銀、38香までで簡単に詰んでしまいます。
 38金には同銀不成としておき、49桂には38への利きが残るように同銀不成と応じられる余地を残しておかなければいけません。

1図 <2手目:38同銀不成>
柴田作2t銀

 それでは57龍に対して47に何を合するのが最善でしょうか?
 57龍に47香合としてみましょう。これには、49桂、同銀不成、39香とします。
 38合なら、同銀、同銀、49桂、36玉、38香までですから、39同馬と取ります。
 38歩を同銀不成として打歩詰に誘おうとしますが、26銀、36玉に、48桂と捨てるのが好手で、同馬と取らせて打歩詰解消。37歩、同馬、25銀で詰みます。
 このとき35地点が空いていれば35玉で延命できますから47桂と移動合が最善のようです。
 しかし47桂成としたのでは、先の47香合の手順を進めて、26銀、36玉のとき、37歩と打って詰んでいます。
 ここは47桂不成と不成で移動合するのが最善です。

2図 <4手目:47桂不成>
柴田作4t桂

 ここからは手筋の連発で気持ちよく攻めます。
 まず49桂。これは38に利きを残して同銀不成と応じます。
 38歩と打ったのでは同銀不成で、元に戻ってしまうので、39香が好手。
 38合は同銀から49桂の筋があるので同馬の一手。
 17の馬をどかせたので27銀を縦に活用できます。
 まず38歩と打って38地点を埋めます。
 これには打歩詰に誘う38同銀不成が好手。38同馬なら、26銀から37歩と打って早詰。
 そこで26銀、36玉となったとき、48桂と捨てるのが好手順。
 同馬と取らせれば、37歩が打てます。
 37同馬に25銀として、35玉に45と と軽く捨てれば、同玉に55龍までの詰み。

 連続銀不成を中心に桂の不成移動合を盛り込んだ好作。
 不成には、利かすための不成と打歩詰を誘う不成の二種類があるのも好評でした。
 序盤に少し変化はありますが、煩雑なものではありません。
 受けの手を読めば、自然と手が決まり、小駒の打ち捨ても小気味よく、解いて楽しめる作品です。

【詰手順】38金、同銀不成(1図)、57龍、47桂不成(2図)、49桂、同銀不成
  39香、同馬、38歩、同銀不成、26銀、36玉、48桂、同馬、37歩、同馬、
  25銀、35玉、45と、同玉、55龍まで21手詰


平井康雄作 詰パラ1993年7月 (『残照』第67番)
平井作

 詰将棋に慣れた人は、すぐに26銀が邪魔だとわかるでしょう。
 26銀がなければ、27龍、35玉、36歩、同飛、24龍まで。
 そこで37銀と捨てます。
 同となら、18角、27歩合(桂は品切れ)、同角、同と、同龍、35玉、36歩と、同じ筋で詰みます。
 玉方も37銀には同飛成と応じます。
 玉方の龍を七段目から動かして27龍と出来れば、先ほどの筋に持ち込めますから、俗ですがも、47角と歩を取って、同龍に48桂と捨てます。
 これは同龍と取るしかなく、27龍が実現しました。
 35玉には47桂と捨て、同龍に36歩で詰みます。
 しかしこれでは駒余り。
 どこがおかしかったのでしょうか?

 実は、初手37銀を同飛不成とする妙防がありました。
 続いて47角にも同飛不成、48桂捨ても同飛不成とすれば、27龍、35玉のとき47桂にも同飛不成と応じることが出来ます。

1図<10手目:47同飛不成>
平井作10t47飛生

 見事な飛車の連続不成で、1図は打歩詰。
 24龍、36玉、48桂としても同飛不成で打歩詰です。
 36玉のとき、37歩と打つのが成生を打診する軽手。
 同飛不成なら48桂の一発があるので、同飛成と応じるしかありません。
 これで飛車を成らせることに成功。
 ここで48桂と捨てるのが好手順。

2図<15手目:48桂>
平井作15t48桂
 
 これも同龍の一手。
 そこで27龍、35玉と追って、47桂と捨てます。
 これも同龍の一手ですね。

3図<20手目:47龍>
平井作20t47竜

 3図をよく見てください。
 1図との違いは47飛が龍に変わりました。
 10手かけて飛車が龍に入れ替わったことになります。
 これで、36歩が打てて、同龍に24龍までの詰み。

 飛車の連続不成で始まって、軽妙な4桂の打ち捨てで飛車を翻弄、最後は飛車を成らせて仕留める、楽しい趣向的作品。
 こういった軽い趣向も「すらすら解ける20手台」にはぜひ投稿いただきたい分野です。

【詰手順】37銀、同飛不成、47角、同飛不成48桂同飛不成、27龍、35玉、
  47桂同飛不成(1図)、24龍、36玉、37歩、同飛成、48桂(2図)、同龍、
  27龍、35玉、47桂、同龍(3図)、36歩、同龍、24龍まで23手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2019年8月18日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 302号 ← いつもより広い部屋です ^^)
  〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
    アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] ネット作品展「すらすら解ける20手台PartⅣ

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年10月20日(日)13時~
[場所]  大阪市港区民センター 楓
  〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-5
    アクセス → https://www.osakacommunity.jp/minato/access.html
[会費]  無料
[課題] 12月号作品展「複数の打歩詰関連手筋を含む作品」29手以内
****************************************************** 

★課題作の投稿などはこちらまで → blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)
以上
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する