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大会アルバム(2)

大会アルバム(2)
 今年の第35回詰将棋全国大会は大阪開催。記念すべき令和初の開催です。

 例年、加藤さんのおもちゃ箱に大会アルバムが掲載されるのですが、昨年で終了されましたので、今回は創棋会メンバーが中心になって運営を行いましたので、このブログで大会の模様をお伝えしています。
 参加された方は楽しかった大会を振り返っていただき、残念ながら参加できなかった方は大会の雰囲気を少しでも感じ取っていただければ幸いです。
 なお、掲載されては困る写真があった場合は、削除・差し替えなど対応いたしますので、blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に替えてください)までご一報ください。
 また運営メンバーが撮影した場面以外に「こんなシーンもあったよ」という方は、同じく上記アドレスまで写真を提供いただければ、大変ありがたいです。

 さてそれでは早速当日の様子を紹介していきます。

 開会は12時の予定でしたが、定刻を若干過ぎたところで、スタート。
 開会宣言は司会の吉松さんから。吉松さんは実行委員長でもあるので、開会のあいさつをひと言。
 書籍コーナーに沢山の出品があったことにも触れました。

<開会あいさつ>
2_1_開会

 まず主催者を代表して、全日本詰将棋連盟の柳田明会長のご挨拶。
「本日はプロ棋士の方も参加されていますが、皆さんプライベートで参加されています。サインやツーショットをおねだりしたりするということのないようにお願いします。また会場内の様子をSNSで発信したりすることもご遠慮ください。
 私のことになりますが、約20年務めさせていただいた看寿賞の選考委員長を退任させていただきます。この世界も日進月歩で、ちょっと長くやり過ぎたのかもしれません。後任の委員長は石黒誠一さんです。
 看寿賞は今年から、竹中健一さん、堀内真さんのお二人を新しい委員にお迎えして、活発な議論が行われました。該当作なしという状況を避けたいと考え、選考方法も少し変えています。このあたりは詰パラで紹介させていただきます。」

 柳田さん、看寿賞の選考委員長、本当に長い間お疲れ様でした。
 石黒さんには、この後出番があります。

<全詰連会長挨拶>
2_2_柳田会長

 続いて来賓挨拶。
 本日は、谷川九段、浦野八段、北浜八段と、プロ棋士の方が参加されています。
 代表して谷川さんからご挨拶をいただきました。

<谷川九段>
2_3_谷川九段

「今日は所用があって最後まで参加できないのが残念です。解答競争くらいまでは大丈夫かと思います。
 図式集の刊行が計画されていて、『無双』を執筆する予定です。門脇さんの『詰むや詰まざるや』をあらためて読ませてもらうと、本格的な内容に感服するとともに、かなり高度な内容だと感じました。もう少しやさしい解説を試みたいと考えています。
 私自身の作品集については、百題ということになると、『月下推敲』以降の作品では、甘く見ても7~8割、厳しく考えれば3~4割しか作品が揃っていないので、もう少し先になりそうです。
 ここで少し長くなりますが、一つ実戦に現れた詰将棋の話しをさせていただきます。
 皆さん少し図面を頭に浮かべてください。攻め方は71龍と…
(と言って駒配置を紹介されたのが次の図面。実戦の断片図です。記憶違いがあればご容赦ください)

<実戦の終盤図>
2_4_2_実戦

 ここから75飛、86玉、76飛、97玉と追ったときに96飛と捨てるのが妙手。

<先手96飛>
2_4_3_96飛

 76飛が邪魔駒になっていて、これを捨てれば71龍が活用できるという、実戦の終盤とは思えないような妙手順。
 実はこれは菅井七段の対局の終盤で、実戦では秒読みの中でこの長手数(35手詰)の詰みを読み切れず勝利を逃されたとのこと。もっともこの詰みを発見したのは、やはりAIだったそうです。」

 このお話には参加者一同、大いに頭の体操になったと思います(笑)
 それにしても「図式集」の発行は楽しみです。「図巧」はどなたが担当されるのでしょうか?

 続いて詰将棋パラダイス編集長の水上さんのご挨拶。
 「皆さん大阪にようこそ。今日は楽しんでいってください。」

 今日はこの後も七條賞などのプレゼンターとして、たびたび出番があるのですが、全館禁煙の会場は愛煙家の水上さんには辛かったことと思います。

<詰パラ誌水上社長挨拶>
2_5_水上社長

 各方面のごあいさつの後は、全詰連幹事会報告です。
 こちらは事務局長の吉松さんからご説明がありました(一人何役もお疲れ様)。
「全詰連には、書籍、データベース、段級位認定などの事業があります。
 全詰連は営利団体ではありませんが、安定的な収益確保は今後の課題。
 そういうこともあって、大会で表彰される方への補助のあり方を検討しました。
 また来年の全国大会は九州グループの皆さんが開催を引き受けてくれることになりましたが、日程については、オリンピック開催年なので、その影響も考慮して、現地事情を優先して決めていただくことになりました。」

… 大会アルバム(3)に続く …
以上
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コメント

日本シリーズ

谷川先生の例題(笑)は、日本シリーズの久保九段VS菅井七段戦・・・

Re: 日本シリーズ

> 谷川先生の例題(笑)は、日本シリーズの久保九段VS菅井七段戦・・・
ありがとうございます。早速訂正させていただきました。(チョロ松)
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