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令和元年 詰パラ5月号到着

<令和元年 詰パラ5月号到着>

 少し前に撮ったものですが、4月中旬は近所でハナミズキが満開でした。
ハナミズキ

■詰パラ5月号
 令和となって最初の号、詰パラ5月号は4月26日(金)に到着しました。
 令和元年発行のものが平成31年に届いたわけですが、そんなことはどうでもいいです(笑)
 4月到着は微妙と思っていたので嬉しい誤算。
 連休突入前に届いたことに対し、編集部に感謝申し上げます!

・表紙。同人作家海老原さん6回目の登場。
  令和のスタートを飾る号への表紙掲載は作者にとっても格別の思いでしょうね。
  熊谷での普及のお話も素晴らしい。多くの詰将棋作家が誕生することを期待しています。
・詰将棋学校(12P~)。
 小学校:水谷さん、担当お疲れ様でした!
 中学校:太刀岡さんは、令和から流れるような手順の簡素図式を連想されるんですね。
   令和からは涼やかなものをイメージする方が多いでしょうか。
高校:仲西さんも熊谷の解答選手権の運営にご協力。
   熊谷が詰将棋の新たなスポットになる日も近い?
   それにしても今月のラインナップの凄いこと…。
 短大:選題の言葉は令和づくしでした(笑)
 大学:鈴川さんの作品、タイトルは三国志ファンならご存知の故事。
   若島さんが3ヶ月連続登場。その事情とは?
 大院:松本さんの作品、飛車のある豆腐図式(?)ならタイトルは「飛龍頭」でも良かったのでは?
   菅野さんの作品、タイトルの衝突って今までなかったのでしょうか?
・大道棋教室(16P~)。「栃木各問題」という名称、不勉強にして初めて知りました(汗)
   両問とも見た目は30手台とは思えませんね。
・D級順位戦(18P)。一見していずれも力作という印象ですね。
・全詰連の頁(19P~)。解答選手権の結果。本当にお疲れ様でした。
・解答選手権チャンピオン戦レポート(20P~)。桃燈さんの力作。名古屋会場の様子が克明に記されています。参加選手の感想なども盛り込まれ読み応えがあります。
・持駒のある風景(28P~)。脱線話が面白かったです。
・おもちゃ箱だより(30P~)。くるくる展は楽しい作品ばかり。
・ちえのわ雑文集(32P~)。「指す将から詰将棋作家への本音」。
   『解けないのが苦痛。狙いや解説を添えて手順を並べられる分には面白いし、見てる方も充分に芸術品としての凄さを理解できます。』というあたりは納得。
   作家と解答者以外の「観る詰将棋ファン」拡大のための鑑賞コーナーが増えることを切望します。
・全国大会案合(34P~)。今年は大阪です。このブログでも関連記事を紹介します。
  握り詰の使用駒数も発表されました。
  「玉、飛、金、銀、桂、香、歩、歩、歩、歩、歩」の11枚です。
  なお今回は手数制限もあり19手以内です。
  またメール投稿もOKです。下記まで
    blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)
・将棋パズル雑談(36P~)。36番は正解を読んで「なるほど」と思うと同時に、aとbの対比の素晴らしさに拍手!
   今回も挑戦してみよう…。
・2018年学校短編平均点ベスト20(44P)。やはり5月と11月の期末が多いですね。
   有吉さんと三輪さんが4作はさすがです。
・編集後記(104P)。ここでも令和の話題が。
   令和は018、これも曲詰ネタになりそうですね。

■第35回全国大会
 今年は大阪です。このブログでも関連記事を紹介します。
 詰パラ5月号に開催案内が掲載されましたので、要点を再掲させていただきます。
  《日時》2019年7月14日(日) 12時00分~17時
    ※受付開始は11時を予定
  《場所》大阪産業創造館 4階
    大阪市中央区本町1-4-5
         http://shisetsu.sansokan.jp
    ※アクセス → http://shisetsu.sansokan.jp/access.html
     ・経路例:新大阪→(地下鉄御堂筋線)→本町→(地下鉄中央線)→堺筋本町
      本町では中央線に乗換、生駒・学研奈良登美が丘方面に乗車、1駅で堺筋本町です。
     ・会場は大通りに面していて、地下鉄出口から5分程度の便利なところです。
     ・地下鉄の出口(堺筋本町駅12番出口)を間違えなければ、迷うような場所ではありませんが、大会が近づいてきたら、近隣の写真などもアップする予定です。
  《会費》一般1,500円、女性・高校生以下500円
  《概要》看寿賞、七條賞、門脇賞などの表彰式
       アマレン杯握り詰紹介、解答競争、アトラクションなど。
  《懇親会》
    ・本会終了後、17時30分開始。
    ・場所:「桃莉」、同じ建物の16階。
    ・会費:一般5,500円、女性・高校生以下3,000円
  《その他》
    ・書籍販売:出品予定者は事前に下記までご連絡ください。
       blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)
     なお事前に会場に持ち込むことはできませんのでご了承ください。
   ・宿泊:実行委員会では宿泊の斡旋は行っていません
     ネットで検索すると結構ホテルの候補が出てきます。
     大阪のホテル事情も改善されつつあるようですが、早目の予約をお勧めします。
   ・観光情報
     全国大会を堪能して、翌日は大阪観光を楽しみたいという方も多いと思います。
     USJや海遊館が有名ですが、万博記念公園の太陽の塔も面白いかもしれません。
       USJ → https://www.usj.co.jp/
       海遊館 → https://www.kaiyukan.com/index.html
       万博記念公園 → https://www.expo70-park.jp/

■創棋会の次回課題は「簡素図式」
 6月例会の課題は9月号作品展になりますが、簡素図式です。枚数は「盤面5枚以内、使用駒は持駒含めて9枚以内」。
 たとえば盤面3枚なら持ち駒は6枚までOKです。ただし裸玉はご遠慮いただきます(双裸玉はOK)。
 駒数の少ない作品は解いてみようという気になります。
 作品展も9月で残暑が厳しいでしょうから、涼しげな初形に解図欲がそそられるのではないでしょうか。
 作家の皆さまからの投稿、お待ちしています。

 それでは例によって、例題紹介させていただきます。
 今回は過去の創棋会作品展に発表されたものを選ばせていただきました。


柴田 昭彦作 詰パラ1974年8月(「詰将棋三十年」第49番)
柴田作

 一作目は大ベテラン、柴田さんの作品。
 本作は創棋会の課題「簡素図式」で発表されたものです。
 このときの条件は「盤面4枚以内、持駒4枚以内、19手以内」で、今回よりも1枚少ないものでした。
 44角と打って上から押さえてみたくなりますが、13玉と逃げられると24銀打、14玉と上部脱出が止まりません。持駒に金がないというのは不便です。
 13への逃げを防ぐのは33銀打しかありません。これなら13玉には24銀引成があります。以下12玉に23角と打てば詰みます。
 33銀には12玉と寄って角打や銀打を防ぎますが、23銀と捨て、同玉に41角と据えるのが好手順。
 12玉には、最後の持駒を使って24桂と打ちます。
 13玉とかわされて攻めが切れてしまったようですが、22銀不成と捨てて33歩成が気持ちの良い手順です。

<11手目:33歩成>
柴田作33歩成

 33歩成は取れば32角成まで。
 11玉と逃げますが、12桂成と捨てるのが決め手です。
 以下23角成と活用して22馬までの詰み。

 33銀→22銀、24桂→12桂成と打った駒を捌くのも気持ちの良い手順で、さわやかな解後感の作品です。
 なお36歩がないと、3手目13銀、同玉に24銀上という手があり、14玉、36角から26桂の余詰があります。

【詰手順】33銀、12玉、23銀、同玉、41角、12玉、24桂、13玉、22銀不成、同玉
    33歩成、11玉、12桂成、同玉、23角成、21玉、22馬まで17手


川崎 弘作 詰パラ1991年5月(『残照』第6番)
川崎作

 本作も創棋会の課題「簡素図式」で発表されたものです。
 このときの条件は「盤面5枚以内、持駒4枚以下」で、ほぼ今回と同じでした。

 41飛が見えますが、22玉、33銀、13玉、11飛成、12桂合くらいで詰みません。
 42銀もありそうですが、21玉で続きません。
 ここは右から11飛と打つのが正着。
 22玉は13や33から銀を打てば簡単ですから、21に合する一手です。
 何を合しても42銀から33角成があるので、最善は21桂合です。

<2手目:21桂>
川崎作21桂

 21桂と打ったところは実戦型に戻ったような感じです。
 それでも42銀と打ちます。
 32玉は33金と打てばお終いですから22玉と逃げますが、33角成が決め手。
 同桂と取ったときに、31銀不成といくのが味の良い手です。
 11玉と飛を取られますが22金までの詰み。
 易しい合駒問題ですが、大駒は二枚とも消えて、解後感は悪くないと思います。

【詰手順】11飛、21桂、42銀、22玉、33角成、同桂、31銀不成、11玉、22金まで9手


若島 正作 詰パラ1983年4月(『残照』第31番)
若島作

 本作も創棋会の課題です。「配置が4筋5段以内、盤面6枚以内」で発表されたもの。
 初手47角が怖い筋ですが、25歩と捨合され、同角に24玉と寄られると逃れます。
 24玉と寄られたときに詰む形を考えれば、初手は23角しかありません。
 同玉と取らせて33と と寄れば、34とがあるので24玉の脱出は心配ありません。
 そこで33とには12玉と引きますが、24桂と捨てるのが軽手。
 同銀と取らせて23角と短く打つのが良い手です。
 34角と離して打つのは11玉で詰みませんが、23角としておけば11玉には22とから32飛成があります。
 23角には13玉とかわしますが、そこで15飛と行くのが本局一番の好手です。

<9手目:15飛>
若島作15飛

 15飛は同銀の一手。25桂から34角成として、最後に25に打った桂を13桂成と捨てて気持ちの良い収束です。
 二回の角短打を軸に飛車捨も入って、清涼詰になるあたり、解いて爽快な一局。

【詰手順】23角、同玉、33と、12玉、24桂、同銀、23角、13玉、15飛、同銀
   25桂、24玉、34角成、14玉、13桂成、同玉、23馬まで17手


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2019年6月16日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 303号
   〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
      アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] 9月号作品展「簡素図式(盤面5枚以内、使用駒は持駒含めて9枚以内)」(29手以内)

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年8月18日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 302号 ← いつもより広い部屋です ^^)
[会費]  無料
[課題] ネット作品展「すらすら解ける20手台PartⅣ」(予定)

★課題作の投稿などはこちらまで → blogsokikaitusin■gmail.com(■を@に変えてください)
以上
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コメント

タイトルの衝突

> 菅野さんの作品、タイトルの衝突って今までなかったのでしょうか?

私のデパート担当時代、「樹氷」という名前で添川さんの小駒煙と衝突しました。

Re: Re: タイトルの衝突

> 早速ご教示いただき、ありがとうございました。
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