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詰パラ2月号到着

<詰パラ2月号到着>
■詰パラ2月号
・表紙。中学校担当の太刀岡さん。意外と易しい?
・詰将棋学校(12P~)。
 小学校:5年で250題。毎月百数十名の解答ですから、大変だったと思います。最後までよろしくお願いします。
 中学校:言葉通りの豪華メンバー! これは解かねば…。
 高校:会員を集める苦労はわかるような気がします。
 短大:今月の顔ぶれ結構魅力的ですね。
 大学:2月は足早。だから易しめというのは嬉しい選題。
 大院:見るからに○○っぽい作品が並びました。皆さん解きましょう。作品投稿も今がチャンス!
 大道棋教室:kisyさんは大道棋も達者なんですね。
・新人コンクール(18P~)。宮田さんも新人ですか…。
・詰備会(19P~)。形のコンパクトな作品が揃いました。
・竹俣紅女流初段卒業曲詰(20P~)。谷口さんの易しい曲詰もすっかりお馴染みに。
・全詰連の頁(21P~)。解答選手権の告知。昨年に続いて初級一般戦は会場が増えています。今年は運営の負担を勘案して競技時間が短縮されています。
・持駒のある風景(24P~)。ついに300回を迎えました。先のことなどを色々書かれていますが、人間誰しも年は取ります。明日は我が身。
・おもちゃ箱だより(26P~)。年賀詰。実戦型の初形曲詰というのは創作難度が高そう。
・ちえのわ雑文集(28P~)。ほっとさんによる「第Ч回裏短コン」。ネットの出題から結果発表までお疲れ様でした。すっかり楽しませていただきました。次回はどなたが開催してくれるのでしょうか?
・名局ライブラリー(30P~)。見開き2ページで一作とは贅沢な作品紹介ですね。ところで平成26年上期の作品紹介が3回続いています。柴田さんにはもっと昔の名作解説を期待している人が多いと思うので、そろそろギアチェンジされてもいいのでは?
・越智コレクションを訪ねて(22P~)。金子義隆さんの古図式調査レポート。
・将棋パズル雑談(36P~)。今回は比較的とっつきやすそうです。
・編集室(100P~)。ボヘミアンラプソディーのお話。私も正月休みに見ました。なかなかいい映画でした。ご覧になった詰キストの方、結構多いようですね。


■創棋会の次回以降の課題
☆次回課題はネット作品展「教材に使える短編~駒の特性を学ぶ~」(15手以内)。
 本年2月は、昨年、一昨年に続いてネット作品展「教材に使える詰将棋」を開催します。
 今回のテーマは「駒の特性を学ぶ」です。

☆4月例会の課題は「局面の対比」(6月号作品展)。
 ある局面から数手進むと局面が微妙に変化する。多様な表現があると思います。
 昨年例題を2作紹介していますので参照下さい。
   http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-238.html


■創棋会の次回課題は「教材に使える短編」
 創棋会の次回課題はネット作品展「教材に使える短編~駒の特性を学ぶ~」(15手以内)です。
 「教材に使える詰将棋」は今回で3回目となります。
 当初は長めの手数の詰将棋にチャレンジいただき、詰将棋の楽しさや面白さを知ってもらおうということで「教材に使える10手台」というタイトルにしたのですが、二桁手数の作品ばかりではハードルが高いので、今回は手数区分を15手以内の短編としました。
 今回のテーマは「駒の特性を学ぶ」です。
 駒の力を発揮した詰手筋、駒の特徴がよく現れた手順、そういう作品に触れることで詰将棋の面白さや妙味を知っていただき、ますます詰将棋を好きになっていただきたい。そう考えた次第です。
 例題は、このあと紹介させていただきます。
 作家の皆さまには、課題に相応しい作品の投稿をお願いします。
 投稿作は2月例会で選考し、2月下旬に本ブログで一斉出題の予定です。

◇例題紹介
「教材に使える短編~駒の特性を学ぶ~」

 今回は桂の作品を紹介します。

六車家々作 詰パラ1981年5月(『80年代ショート詰将棋ベスト200』第27番)
桂_伊藤正

初手25桂と跳ねます。

<初手:25桂>
桂_伊藤正25桂

35合は33桂成までですから23玉と引きます。
33桂成と両王手したくなりますが、12玉で詰みません。
33桂不成と跳ねます。

<3手目:33桂不成>
桂_伊藤正33桂

12玉なら21飛成がありますから32玉と逃げる一手。
そこで41桂成と飛び込めば詰み!

<5手目:41桂成>
桂_伊藤正41桂


僅かに5手で桂の三段跳を実現した好作です。
桂の特性はこのようにジャンプするところにあります。

【手順】25桂、23玉、33桂不成、32玉、41桂成まで5手詰


田中至作 詰パラ1967年7月(『白扇』第127番)
桂_田中至

本作は以前取り上げたことがありますが、桂馬を使った楽しい趣向作なので、あらためて紹介させていただきます。
43桂生や22香成が目に入りますが、いずれも上部に脱出されます。
初手は軽く32歩とします。同玉なら23桂成があるので同馬の一手。
ここで23桂打とするのがうまいタイミングで同馬とするしかありません。
これで32玉には23香成とすることができるので、今度は左から43桂と打ちます。
これも同金とするしかありません。
23の馬と43の金を質駒にしたところで、再度32歩と叩きます。

<7手目32歩>
桂_田中至32歩

玉では取れないので同馬としますが、32が塞がったので43桂と金を取ることが出来ました。
43同馬にもう一度32歩と叩きます。
これも同玉には23金があるので同馬と応じるしかありません。
そこで最後の決め手が23桂です。同馬と取らせて42金まで。
32歩と23桂・43桂の繰り返しで、玉方の馬も左右に動きます。手順に難しいところはなく、そのリズムを楽しんでいただけたのではないでしょうか。

【作意】32歩、同馬、23桂打、同馬、43桂打、同金、32歩、同馬、43桂不成、同馬、
 32歩、同馬、23桂、同馬、42金まで15手詰

桂と歩を使って玉方の駒を翻弄する、その手順のリズムは非常に楽しいと思います。
これも桂の特性がよく現れた一局かと思います。


本郷昌幸作 近代将棋1977年1月(『現代詰将棋短編名作選』第9番)
桂_本郷昌幸

もう一局桂で玉方の駒を翻弄する作品を紹介させていただきます。
盤面は馬香歩だけ、形も左右対称に近く、このまま額に入れて飾っておきたいような作品です。
41歩成から42との筋が見えていますが、その前に馬をどかさないといけません。
63桂、同馬としてから41歩成とすれば、これも同馬の一手。
もう一度63桂と捨て、同馬と取らせて、ようやく42とが実現。
61玉となった局面、何となく初形に似ていませんか?
同じように53桂から迫ります。

<9手目:53桂>
桂_本郷昌幸53桂

53桂、同馬、71歩成、同馬、53桂、同馬と馬を翻弄して、最後は72とまでの詰み。
桂馬による馬の翻弄がとても楽しい一局でした。

【手順】63桂、同馬、41歩成、同馬、63桂、同馬、42と、61玉、
53桂、同馬、71歩成、同馬、53桂、同馬、72とまで15手詰


三吉一郎作 詰パラ1968年9月(『古今短編詰将棋名作選』第143番)
桂_三吉一郎

14桂と打つのが実戦でも良く出てくる継ぎ桂の手筋。桂馬ならではの手筋です。
取る手はないので11玉と穴熊に入りますが、そこで33馬が妙手。
同桂に31飛と打てば玉は風前の灯火。
21角と打って抵抗すれば22桂成から32馬…。
おっと同角と取られて続きません。
筋に入っているようなのですが、どこで間違えたのか?
実はうまい手があるのです。
まず32馬と捨てます。
同玉に44桂と打ちます。
強力な馬と桂馬の打ち換え、何かいいことがあるのでしょうか?
同じように14桂打から33馬とします。

<7手目:33馬>
桂_三吉一郎33馬

同桂と取れば、41飛と一間離して打つのが好手。
21角合と受けますが、22桂成、同玉と同じように進めて、32桂成が好手。
今度は同玉なら42飛成があります。
同角と取らせて34桂まで、桂の吊るし詰。
この詰上りも桂の特性が良く出ています。

【手順】32馬、同玉、44桂、22玉、14桂打、11玉、33馬、同桂、
41飛、21角、22桂成、同玉、32桂成、同角、34桂まで15手詰


今回は「桂」の特性がよく現れた作品を紹介させていただきました。
作者の皆さまには「教材に相応しい」、解いて楽しく駒の特性が学べる作品の投稿をお願いします。


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2019年2月17日(日)13時~
[場所]  大阪市港区民センター 楓
〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-5
交通 地下鉄中央線・JR環状線  弁天町駅 徒歩7分
アクセス → https://www.osakacommunity.jp/minato/access.html
[会費]  無料
[課題]  ネット作品展「教材に使える短編~駒の特性を学ぶ~」(15手以内)。

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年4月21日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 303号
〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] 6月号作品展「局面の対比」(29手以内)

課題作の投稿などはこちらまで → blogsokikaitusin @ gmail.com
以上
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