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もうすぐ例会~創棋会例会は12月16日(日)~

<もうすぐ例会~創棋会例会は12月16日(日)~>

 近所の図書館はレトロな洋館の雰囲気。
 ときどき利用させていただいています。
図書館

■将棋世界1月号
・イメージと読みの将棋観(148P)
 「無双・図巧を全部解けばプロの四段になれるか?」という質問は世代差が表れていて興味深いです。読みの力を鍛えることに意味はあるが指将棋の棋力アップには関係ないというのが平均的な意見のように受け止めました。
 実戦で20~30手の詰みを読むことはあっても50手台というのはない、また詰将棋には答があって実戦では詰むかどうかわからないということもあります。
 「詰将棋が実戦の役に立つ」というのは、初心から中級あたりまでは、棋力向上の方法の一つとして間違いのない話だと思いますが、高段者のレベルではちょっとフィットしないということなのでしょうね。
・内藤九段のエッセー(194P)
 有名な実戦初形創作についての思い出話などを語っておられます。弟子に「長編詰将棋を作ろうとしないこと」とお話しされたというのが面白い。
・編集日誌(241P)
 なんと詰パラ11月号の大学院の問題(齋藤・岩村両氏の合作)が転載されています情報源が宮田敦史六段というのも素晴らしい。
・2月号の付録はプロ棋士の詰将棋。これも楽しみです。


■もうすぐ例会
 次回例会は以下の通りです。今年最後の例会です。皆さまのご参加。お待ちしています。
  [日時] 2018年12月16日(日)13時~
  [場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
    https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
  [会費]  千円(学生無料)
  [課題] 「平成31年に因んだ作品」(29手以内)
    投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

■創棋会の次回課題~平成31年に因んだ作品~
 創棋会の次回課題は「平成31年に因んだ作品」(29手以内)です。
 パッと浮かぶのが、平成の「31」、西暦の「2019」、干支は「亥(ヰ)」というところ。
 これだけでもさまざまな表現が可能なのではないでしょうか。

 投稿作は12月例会(12/16)で選考の上、3月号で出題の予定です。
 平成最後の年に相応しい好作の投稿をお待ちしています。
 投稿はこちらまで →  blogsokikaitusin@gmail.com

 それでは例題紹介です。
 今回は曲詰を三作紹介させていただきます。


森田正司作 近代将棋・詰パラ1983年2月(『現代詰将棋中編名作選』第39番_修正図)
森田「ヰ」

 盤面「ヰ」の字。1983年(昭和58年)の年賀詰。
 森田さんは当時、年賀詰には盤面曲詰を手がけておられました。本局もその一つ。
 玉は狭いがこのままでは打歩詰。
 まずは65銀と桂馬を入手。
 同との局面で53桂成と捌くのが筋に見えるが、同玉、63と、42玉、33歩成、41玉、42歩、31玉、43と と手は続きますが22玉とされて僅かに詰みません。
 55歩から清算するのが正解です。
 65同玉まで進めて、67桂と拠点を据えます。
 65玉、75と、54玉でまたもや打歩詰。
 ここで56飛と捨ててしまうのが思い切った一手。

<11手目:56飛>
森田「ヰ」56飛

 同桂と取らせれば55歩が打てます。
 以下、44玉に33桂成から43成桂と銀を奪い、合駒の歩も取って、33歩成から32銀と打って収束です。
 きれいに捌ける盤面曲詰の好作です。

【手順】65銀、同と、55歩、同と、同金、同玉、67桂、65玉、75と、54玉、
  56飛、同桂、55歩、44玉、33桂成、45歩、43成桂、同玉、45香、32玉、
  33歩成、21玉、32銀、11玉、12歩、同玉、23銀成、21玉、22とまで29手詰


田中至作「ヰ」 1969年5月 『過雁組曲』第25番
田中「ヰ」

 65金が質駒だがいきなり65金と取っては同香で64に逃げ道が出来てしまいます。
 45金と押さえて56玉に65銀と取るのが正しい手順。
 今度は45に打った金が邪魔になったので46金と捨てます。
 同桂と取ると45銀~56銀~47金~34馬という筋で早く詰むので、同玉と応じます。
 そこで35銀と桂を入手。
 同玉は25馬、また同馬なら47金で簡単ですから、55玉とかわします。
 ここで67桂と捨て同と と取らせて67の逃げ道を塞いでおくのが好手順。
 準備工作が出来たので、重いようですが45金と打ち、56玉に直ぐ46金と引いて同桂とさせるのが気持ちの良い手順です。
 これで45銀と引くことが出来、55玉に56銀から47金と連続して捨てるのが決め手。
 同馬に34馬と活用して、55玉に45馬まで「ヰ」の字が浮かびました。

<詰上り「ヰ」>
田中「ヰ」詰上

【手順】45金、56玉、65銀、同香、46金、同玉、35銀、55玉、67桂、同と、
  45金、56玉、46金、同桂、45銀、55玉、56銀、同玉、47金、同馬、
  34馬、55玉、45馬、まで23手詰


門脇芳雄作 詰パラ1956年1月(『曲詰百歌仙』第39番)
門脇「ヰ」

 74金と銀を取って、54玉に64金と捨てておくのが軽妙な序奏。
 64同玉は55銀で簡単ですから、同桂と取る一手。
 同桂に55銀と打ったとき65玉には74角という手で詰むのが74金消去の効果です。
 55銀には43玉と引きますがここで目の覚めるような好手順が飛び出します。
 65角と捨て、同角に54銀と突っ込みます!

<9手目:54銀>
門脇「ヰ」54銀

 54同角には55桂の一発。
 同玉と応じるしかありませんが、63銀不成と捌いて92龍の横利きが通りました。
 65角と捨てておかないと63銀には65玉から脱出されます。
 63銀には同金の一手ですが、55歩から43玉と押し戻し、42龍と金を入手。
 同龍に35桂と跳ねるのが決め手。同とに44金まで「ヰ」の字になりました。

<詰上り「ヰ」>
門脇「ヰ」詰上

【手順】74金、54玉、64金、同桂、55銀、43玉、65角、同角、54銀、同玉、
  63銀不成、同金、55歩、43玉、42龍、同龍、35桂、同と、44金まで19手詰


■創棋会の今後の予定
***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年1月20日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 304号
   〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
     アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] なし(皆さんの発表したいことがあればお願いします)
    事前の投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

★♪☆♪★ 新年会 ★♪☆♪★
 例会終了後、新年会を開催します。
[日時] 1月20日(日)17時30分~
[場所] 志な乃亭 野田阪神店
 大阪府大阪市福島区大開1-14-19
   TEL:050-3462-7261
   阪神 野田駅、JR東西線 海老江駅、地下鉄千日前線 野田阪神駅から 徒歩1~2分
    参考 → https://r.gnavi.co.jp/k029418/map/
[会費] 3千円(学生・女性千円)
★予約の都合上、ご参加いただける方は事前に連絡いただければ幸いです。 
   blogsokikaitusin@gmail.com
以上
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