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【結果発表】ネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢ<16回目>

【結果発表】ネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢ<16回目>

■パラ9月号創棋会作品展パスワードクイズは受付中です!
 詰パラ9月号(21P)の創棋会作品展
 今回は合作による「あぶり出し」が課題、組曲で詰上りが想像しやすい作品展だったと思いますが、ご解答いただけたでしょうか。
 連動企画の「パスワードクイズ」は引き続き受付中です。
 詰上り4文字(手順解答は不要)を下記に送ってください。こちらの賞品にはレア品を用意しています。よろしくお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com

■「すらすら解ける20手台」part結果発表<16回目>
 創棋会のネット作品展「すらすら解ける20手台」には、13名の方から解答をいただきました。
 解答いただいたのは次の方々です(敬称略)。皆様ありがとうございました。
   有吉弘敏、奥鳥羽生、則内誠一郎、鷲見慎吾、中出慶一、野々村禎彦、himasume、
   福原徹彦、三輪勝昭、RINTARO、安田恒雄、柳原裕司、山下誠
 昨年より「すらすら度」は上がったと思いますが、23問と言う大量出題!
 多数の方に解答に取り組んでいただきましたこと、あらためて感謝申し上げます。
 PartⅠ・Ⅱ以上に、楽しんでいただける作品も多かったのではないかと思います。
   ※出題 →  http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-202.html

 それでは今日は藤原さんの作品です。

㉑藤原俊雅作
21.png

【作意】
 11桂成、同玉、12銀、同玉、34角、21玉、43角成、同歩、22歩、12玉、
 34馬、23角、24桂、22玉、33金、11玉、12桂成、同角、同馬、同玉、
 24桂、21玉、32角、11玉、12桂成、同玉、23角成、21玉、22金まで29手詰

【正解】
 3手目→12銀
 手数→29手

【評点】(Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、誤無解を除いて集計)
 平均点:2.27、A:4、B:6、C:1、誤解:0、無解:2、無評価:0

★「すらすら解ける20手台」初参加の藤原さん。
 藤原さんは詰パラ本誌にも作品を発表していますが、スマホ詰パラにもペンネームで発表中とのこと。
 またkisyさんとは詰キスト仲間で、創棋会の例会にも一緒に参加されました。
 そこで見せていただいたのが本作です。
 初形は右上隅4×4の好形で、11桂成から12歩のような筋も見えていて、詰めてみようと思わせます。
 32からの逃路は23桂を消しておけば23角があるので大丈夫。
 ということで初手は11桂成とします。
 同玉となったところで12歩と打ちたいのですが21玉と寄られて後続がありません。
 33角と打っても取ってくれません。22歩合くらいでダメ。
 初手に戻って22歩なんかを考えるのですが詰みそうな筋がみえません。
 11同玉には12銀と捨てるのが好手。

<3手目:12銀>
21_22銀

 唯一の金気を捨てるのでちょっと指しにくい手ですね。
 12同玉に34角とぶつけるのが継続の好手順。
 同金なら同馬で23銀合、24桂、22玉、12金、同銀、同桂成、32玉、44桂で詰み。23銀合のところで21玉と引いても22歩と叩けば32玉に44桂があります。
 34角は取れませんが、11玉と引くのは12歩、21玉に33桂が好打で、同金と取らせて11歩成、22玉とかわす一手に、12と、32玉、44桂の好手順で詰み。
 最善は21玉ですが、それには43角成と金を取り、同歩に22歩と叩くのが好調子。
 22同玉は34桂がありますし、11玉なら21金から34馬ですから、12玉とかわします。
 34馬と寄って24桂を見せます。
 23合は24桂から12金を防いで角か銀になります。
 銀合では24桂、22玉、33金、11玉、12桂成、同銀、同馬、同玉、23銀で駒余りの詰み。よって角合が最善です。
 23角合にも同じように、24桂、22玉、33金、11玉と攻め、12桂成が気持ちの良い一手。
 同角、同馬、同玉、24桂、21玉のとき、歩頭に32角と打つのが決め手。
 11玉には12桂成と捨て、同玉に、23角成から22金までの清涼詰。


則内誠一郎:4×4内で楽しく手が進む。

★すらすら解けた方はこういう感想になると思ったのですが。

福原徹彦:角桂中心の攻め。手が限られているので解きやすいはずだが妙に解きにくかった印象。

★手が限られているのに解きにくい…。

安田恒雄:銀先銀歩?、3手目で12歩とすると詰みそうで詰まない。苦労させられました。

★3手目12歩で迷われた方が結構いらっしゃったようです。

鷲見慎吾:3手目12歩で迷路にはまりました。よく考えたら歩ではキーとなる一手にはならなさそうですね。

★キーになる一手というのは、ヒントになっている場合もあるんです。

三輪勝昭:右片隅の好形で狭く読み易いスラスラ展向きの作品?だと思うけど僕は全然スラスラ解けなかった。
 12銀が大英断で次34角で詰み型になるのに気付くのに時間がかかってしまったからだが、他の手は分かり易く詰まない形になっているのに何か見落しがないか考えてしまう。
 これはスラスラ解けなくてもスラスラ展向きと言えよう。」

★12歩は11玉で詰まない形、という見切りが出来れば、12銀しかないのですが…。

山下誠:金を質にする3四角が読み難い手。3四馬からはすらすらと手が進む。

★34角とぶつけるところまで読めるかどうかがポイント。

野々村禎彦:12銀から34角のぶつけ打ちは見応えがあるが、その後は常套手順。

★12銀から34角という3手一組の手順が思い浮かべば、後は気持ちの良い手順だったのではないでしょうか。

有吉弘敏:この手順はあまり見ない。新鮮でした。

★手筋の組み合わせ、表現次第で新鮮に映る好見本と言えるのではないでしょうか。

中出慶一:簡潔図、5手目の角打位置限定、12手目の限定角合、清涼詰、等の長所を有する軽快中編ですが、芯になる一手がないので印象は薄い。

★34角以降は、きれいな流れで収束へ。

奥鳥羽生:狭い所でよく手が続く。

★収束も32角と歩頭に打つ手や12桂成など好感触の手が続きます。

☆結果発表へのご意見や感想などがあれば、下記宛にご一報ください。
 随時紹介させていただきますので、よろしくお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「未定」決定しましたら案内させていただきます。
*************************************************************** 
以上
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