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【結果発表】ネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢ<5回目>

【結果発表】ネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢ<5回目>

■パラ9月号創棋会作品展への解答お願いします!
 詰パラ9月号(21P)の創棋会作品展。
 今回は合作による「あぶり出し」が課題。
 組曲ですので詰上りが想像しやすい作品展です。
 ふるってご解答下さい。

 また詰上り4文字(手順解答は不要)を下記に送っていただく「パスワードクイズ」も実施中。
 こちらの賞品にはレア品を用意しています。あわせてご解答をお願いします。
    blogsokikaitusin@gmail.com


■「すらすら解ける20手台」part結果発表<5回目>
 創棋会のネット作品展「すらすら解ける20手台」には、13名の方から解答をいただきました。
 解答いただいたのは次の方々です(敬称略)。皆様ありがとうございました。
   有吉弘敏、奥鳥羽生、則内誠一郎、鷲見慎吾、中出慶一、野々村禎彦、himasume、
   福原徹彦、三輪勝昭、RINTARO、安田恒雄、柳原裕司、山下誠
 昨年より「すらすら度」は上がったと思いますが、23問と言う大量出題!
 多数の方に解答に取り組んでいただきましたこと、あらためて感謝申し上げます。
 PartⅠ・Ⅱ以上に、楽しんでいただける作品も多かったのではないかと思います。
  ※出題 →  http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-202.html

 本日の結果発表の前に、誤記訂正の連絡です。
 ABC評価の記載に誤りがありましたので、以下の通り修正させていただきます。
 結果発表1~4回目の画面も9/27付で修正させていただきました。
 謹んでお詫び申し上げます。

①大西智之作
  平均点:1.91、A:2、B: 7、C:3、誤解:0、無解:1、無評価:1
②福原徹彦作
  平均点:2. 27、A:4、B:6、C:1、誤解:0、無解:1、無評価:1
③柳原裕司作
  平均点:2.58、A:7、B:5、C:0、誤解:0、無解:0、無評価:1
④山本勝士作
  平均点:2.17、A:4、B:6、C:2、誤解:0、無解:0、無評価:1
⑤奥鳥羽生作
  平均点:2.20、A:4、B:4、C:2、誤解:0、無解:2、無評価:1


それでは結果発表です。

⑥有吉弘敏作
『バトントワリング』
06.png

【作意】
 35歩、同玉、45金、同飛、36飛、25玉、24銀成、同玉、25歩、同玉
 34角、24玉、23角成、25玉、34馬、14玉、23馬、25玉、14馬、同玉、34飛まで21手詰

【正解】
 12手目→24玉
 手数→21手

【評点】(Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、誤無解を除いて集計)
平均点:2.73、A:8、B:3、C:0、誤解:0、無解:1、無評価:1

【作者のことば】
 狙いの一手は12手目24玉(一旦下がって逃げるところ)
 纏めに困り駒取りを入れてしまったのと、初形枚数が増えたのが残念です。

★冬眠から覚めて好作連発中の有吉さんの作品です。
 33銀がブラなので、取られても詰むような手を考えたいところ。
 筋悪く44金と打つ手もありますが、同香、同銀成、35玉となると、これは詰まない形です。
 ここは35歩と叩くのが筋です。同飛なら、今度こそ44金がありますから、同玉と取る一手。
 36飛と回る手がありそうですが45玉で続きません。
 45金と打つのが巧い手です。同飛と取らせて36飛とすれば25玉と寄る一手。
 47角と36飛のバッテリーが出来たので、どうやって仕留めるか。
 平凡な34角では、14玉とされ、26飛は25に合駒されて詰みませんし、23角成、同金、34飛と攻めても47飛成と角を抜かれてしまいます。24銀成から23角成と清算するような攻めでは、同金、同と、同玉、14金と手は続くものの普通に同玉と応じられ、34飛、23玉で逃れです。
 ちょっと指しにくいのですが24銀成と歩を取るのが局面をほぐす手です。
 24同玉となったところで33角や42角が目につきますが、25玉と上がられてダメなので、25歩と叩いて応手を問います。
 同桂なら今度こそ42角と打ち、14玉に、34飛、13玉、12と と金を奪って、同玉に32飛成と飛車を成り込めば詰みです。
 最善は同玉。そこで34角と打つのですが、じっと24玉と引くのが狙いの一手。

<12手目:24玉>
06_24玉

 14玉とするのは23角成、25玉、14馬から早く詰みます。24玉とすれば14に桂が残るので14馬と出来ません。
 24玉でも23角成とするのが好手。同金には、同と、同玉、33金と打つのが良く、12玉なら22金、また14玉なら34飛までとなります。 ギリギリのところで14桂が一働きします。
 23角成には25玉とかわしますが、34馬と引けば14玉の一手。
 そこで23馬と突っ込むのが決め手です。同金なら34飛まで。
 25玉と逃げれば、14馬から34飛まで両王手できれいにフィニッシュ。

RINTARO:7手目の24銀成が見えにくい手です。最後両王手で気持ちいいです。

★作者は駒取りを気にされていますが、俗手が一手入って一本調子ではなくなったという見方も出来ます。

野々村禎彦:きわどく退路封鎖してバトントワリング開始。回り道が両王手を引き立てる。

★じらされた後の両王手には一層の爽快感があります。

鷲見慎吾:お手玉のような軌跡の馬、これがタイトルの意味でしょうか。

★お手玉というのは懐かしい。右から左へ行ったり来たり。

福原徹彦:玉が角を翻弄しているのか、角が玉を翻弄しているのか、というおもしろい手順

★翻弄という見方もありました。

則内誠一郎:馬のバックスピンが良い。

★終始バックから王手する馬。

奥鳥羽生:馬の押し売り。14桂は邪魔駒でありながら、変化では必要駒。

★14桂を取らす押し売り。14桂が変化にも働くのがいいですね。

中出慶一: 一見必要と思われる14桂が邪魔駒でそれを消去する攻め+受け手順に妙味あり。

★「取ってください」「取りません」と邪魔駒を消すのに一苦労。

三輪勝昭:14桂が14手目同金で必要駒になっているのが良い。て言うか7手目34角として23で精算した形が詰まず解くのに苦労してしまいました。

★23で清算して33金がちょっと気づかない地味な一手。

安田恒雄:途中から「14桂がじゃま駒?」の直感が当たって気持ちの良い収束でした。玉方64との配置が気になりますが、3手目36飛の余詰防ぎはこれしかなさそうですね。

★64とは苦心の配置かと思います。

山下誠:1四地点の譲り合いを楽しんだ末に、狙いの両王手で終了する。

★かわす玉に馬の押し売り、最後は両王手のフィニッシュ。解後感は満点。

★C評価ゼロ、好評を集め、評点は最高の2.73となりました。


☆結果発表へのご意見や感想などがあれば、下記宛にご一報ください。
 随時紹介させていただきますので、よろしくお願いします。
    blogsokikaitusin@gmail.com

■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
    https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
    投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「未定」決定しましたら案内させていただきます。
*************************************************************** 
以上

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