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詰パラ8月号到着

<詰パラ8月号到着>
 夏の花といえば百日紅。「サルスベリ」という名称の方が一般的なのでしょうか。
 近所の公園や交差点に咲いていました。

夏の花1

夏の花2

■詰パラ8月号
・表紙。山路さん。医療の現場は大忙しだと思いますが、これからも面白い作品を見せてください。
・詰将棋学校(12P~)。
 小学校:配置が暑苦しくても筋の見える作品は解いてみようという気になります。
 中学校:太刀岡さんは全国大会でご活躍。お疲れ様でした。
 高校:中段玉が一局、入玉はゼロで、実戦型が2局と、取り組みやすい作品が揃った?
 短大:爽やかな作品揃いとの売り込みですが持駒の多い作品が並んでいますね。
 大学:今月から担当は廣瀬崇幹さん。想いの伝わるメッセージ。
 大院:3番は超好形ですがいかにも難しそう(笑)。後任が決定したとのこと、お疲れ様でした。
・D級順位戦(18P~)。新人2名。意欲的な構図の作品もあります。
・大道棋教室(19P~)。創棋会特集とのこと。また3番は「最終手・手数・感想」というおもちゃ箱方式を採用されているとのこと。
・おもちゃ箱だより(22P~)。こちらも大道棋です。
・ちえのわ雑文集(24P~)。「根津将棋」。皆さん色々と面白いことを考えるもんですね。
・名局ライブラリー(26P~)。今回は宮原さんの個展。
・全詰連の頁(32P~)。全国大会の模様が紹介されています。
・社団戦参戦記(42P~)。詰棋校の選者のことばでも複数の方が触れている社団戦。初日は4連勝。
  5ヶ月の長丁場ですが複数の○○名人を擁する強力メンバーですから、連勝街道を進むことでしょう。
・サロン(45P~)。大量誤解が発生した4月号幼2番の補足説明。「素直な手筋物なのにどうして?」を分析されたもの。
  結果稿のスペースは限られているので、こういう方法で補足いただくのは良いと思います。
・会合案内(47P~)。8月の会合がずらりと並びました。
 詰工房の記事に3月の春霞賞候補は創棋会の野曽原さん作とあります。
 「繰り返しを含む短編」という課題で三連続角合を表現しました(6月号結果稿参照)。
 それから創棋会例会は8月19日です。皆さんのご参加をお待ちしています。
・編集室(104P):水上さん。全国大会お疲れ様でした。

■解答選手権2018年鑑
 表紙が印象的な今年の年鑑。
 冒頭からはいきなりカラー写真のグラビアが登場。
 大阪会場では諏訪景子さんの姿も。
 宮原さんもバッチリ写ってますね(笑)。完全復活も近い?
 年鑑にしか載らないのが優勝インタビュー。「対局が入らない限り参加する」という心強い一言も。
 そして初級一般戦の各地のレポートは全26会場から。
 初開催の主催者の皆さんは大変なご苦労があったことと思いますが、各会場選手の皆さんには楽しんでもらえたことと思います。
 この盛り上がりはどこまで続くのでしょうか?

■創棋会の次回&次々回課題と例題紹介
☆「すらすら解ける20手台」PartⅢ
 創棋会では昨年、一昨年と続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催しました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年も「すらすら解ける20手台」PartⅢを開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月18日(土)。
・8月例会(8/19)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。

12月号掲載作品展の課題
・「よくわかる作家の個性」。29手以内。
・10月例会で選題します。
  投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp
    ※「すらすら解ける20手台」PartⅢの投稿先とは異なりますのでご注意ください。

例題紹介
すらすら解ける20手台」PartⅢ
 昨年のpartⅡでは「看板に偽りあり?」という指摘を頂戴しました。
 そこで今年は初心に帰って「すらすら解ける」作品を出題したいと思います。
 「すらすら解ける」というのは主観ですから定義は難しいのですが、私の考えや詰棋友の意見をもとに「こういう作品が相応しいのではないか」というものを例題として紹介していきたいと思います。

岡田 敏作 詰パラ1986年8月(「万華鏡」清涼図式第139番)
岡田作万華鏡139

 4×4に収まったコンパクトな図で持駒も金一色と解いてみたくなる初形です。
 32龍と桂を取るのは22馬と引かれると13からの脱出が防げません。
 豊富な手駒を活かして、11金、21金と捨て31と と迫ります。
 同玉なら42金、また同馬には23龍があるので12玉とかわすのが最善。
 急いで32龍とするのは22馬引があるので、もう一度11金と捨てるのが好手。

<7手目:11金>
岡田作万華鏡139_11金

 11同玉と取らせ21金と拠点を作ってから32龍とすれば、今度は22馬と引けません。
 22香合などと節約すると11金から21龍があるので21に利かす飛車か金を合するしかありません。
 22金合なら24桂が手筋で、同歩に22金から取った金を23に打って簡単。
 ということで最善は22飛合です。

<12手目:22飛合>
岡田作万華鏡139_22飛

 22飛合の強防にも24桂が好手筋。
 同歩とこじあけて、22金と飛車を取り、同馬に11飛が決め手です。
 同玉に21と と捨て同馬に23桂までの吊るし桂の詰め上がり。
 23桂が打てたのは24桂捨ての効果です。

 11金から21金のリフレインが軽い趣向的な手ざわり。
 手順もどんどん駒を捨てて最後は攻め方二枚、龍と桂の清涼詰です。「終わりよければ」という言葉通り、清涼詰は解後感がいいですね。
テンポよく駒を捨てて清涼詰で締めくくる、こういう流れの良い手順の作品も「すらすら解ける20手台」向きです。

【作意】11金、同玉、21金、同玉、31と、12玉、11金、同玉、
   21金、12玉、32龍、22飛合、24桂、同歩、22金、同馬、
   11飛、同玉、21と、同馬、23桂まで21手詰

久留島喜内作 「将棋妙案」81番(「古今中編詰将棋名作選Ⅰ」第12番)
久留島妙案81

 久留島喜内と言えば「知恵の輪」をはじめとする数々の趣向を生み出した江戸時代の作家。本作も楽しい趣向を見せてくれます。
 27馬が遠くからにらみを利かしています。
 しかし53銀打から清算していくような俗攻めでは21角や71龍の守りも強く、攻め切れません。
 ここはアッサリ52龍と切ってしまうのが好手段です。
 52同玉となったとき持駒は銀三枚。
 53銀打、44銀打、35銀打と連打して25玉となった局面が次図です。

<8手目:25玉>
久留島妙案81_25玉

 4枚の銀がきれいに斜め一線に並びました。
 26馬と香を取ります。
 14玉には15香と打ち23玉と引いたときに34銀と捨てるのが気持ちの良い一手。

<13手目:34銀>
久留島妙案81_34銀

 同玉と取るしかありませんが35馬と活用。
 23玉には13香成として、32玉とかわしたときに、今度は44の銀を43銀成と捨てます。打った銀をどんどん捨てていくのが軽快です。
 同玉に44馬から22成香と玉を追い込んでいきます。
 41玉に53の銀を捨てる52銀成が決め手です。
 同玉に53馬から31成香までの詰み。

 前半は4銀の連打、後半はこの銀を捨てながら馬と成香で玉を絞り込んでいきます。
 美しい4銀追戻り詰。
 こういう軽趣向が「すらすら解ける20手台」にはうってつけです。

【詰手順】52龍、同玉、53銀打、43玉、44銀打、34玉、35銀打、25玉、
   26馬、14玉、15香、23玉、34銀、同玉、35馬、23玉、
   13香成、32玉、43銀成、同玉、44馬、32玉、22成香、41玉、
   52銀成、同玉、53馬、41玉、31成香まで29手詰

■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ」
   投稿は→ blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

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