詰備会に行ってきました

<詰備会に行ってきました>

■将棋世界6月号
・サロンに大和敏雄さんのお名前が!
 復帰のサインならこんなうれしいことはありません。
 ぜひ創棋会にも顔を出してほしいものです。
・渡部壮大さんによる解答選手権チャンピオン戦の記事が7頁も載っているではありませんか。しかも全問掲載!名古屋会場も非公開との記載。
 私個人は最後の一文がうれしかったです。一部抜粋させていただきます。
 『(略)フィーバーによって知名度が上がるのは喜ばしいことだが、詰将棋解答選手権は藤井にとって数少ないプライベートの楽しみである。来年の藤井がどれだけの地位になっているかは分からないが、「これからも楽しんで参加したい」の希望通り、いつまでも気楽に参加できる大会であってほしいものだ。』
 マスコミが藤井さんを追いかけることを止めるのは難しいのかもしれませんが、詰将棋の楽しみの場くらいはそっとしておいてあげてほしいと思いますね。

■書籍紹介「藤井聡太はAIに勝てるか?」 (光文社新書、2018年刊)
 著者はライターの松本博文氏。
 一般受けしそうなタイトルで思わず買ってしまったのですが(笑)、内容は佐藤名人とPonanzaによる最後の電王戦から始まりコンピューター将棋にかなりの部分が割かれています。それはそれで頭の整理にはなりますが事情通には既知の話題が多いと感じました。
 個人的に興味深かったのは引退棋士永作芳也氏に関する叙述。こういう人間ドラマのような話が面白く感じてしまいます。同様にコンピューター将棋もそれを巡る開発者の人間模様が面白い。
 いつかAIが自分のことを語る時代が来れば(それはそれで恐ろしいことですが)、そこにドラマを感じられるかもしれませんね。

■詰備会に行ってきました
 5月4日(金)は詰備会。
 今年は1月の九州G、詰四会、2月のとり研とあちらこちらの会合に参加させていただきました。
 創棋会も2ケ月に一度例会を開催していますが、地方の会合に参加するのは、何かワクワクするものがあります。
 お昼前には岡山に到着。商店街をブラブラしながら昼食を済ませて会場に向かえばすでに数人の方が顔を出されていました。
 今回は解答選手権の倉敷会場で一般戦を37分で全問正解されたという津久井さんが初参加。昭和の時代ですが詰将棋も創作されていて近代将棋に作品が載ったこともあるとのこと。藤井ブームで将棋熱が再燃し、解答選手権に参加されたとのことですが、詰将棋熱も再燃されることを期待しています。
 会合では例によってエントリーされている作品群や某氏の作品リストに取り組むことになりました。盤駒を使うのは会合の時くらいですが、並べてみると色々な手が浮かびます。しかし読みの力が落ちているので思いつきを口に出すのがやっと。同じテーブルでチャレンジされている方からどんどん声が出て、何とか会合終了時までに全題クリア。いや疲れました。
 集合写真を撮って会合は終了。そこからは楽しい懇親会です。色々な話が飛び出して参加者の人となりがうかがえるひとときです。
 懇親会がお開きになった後、有志で駅前でミニ2次会。お付き合いただいた皆さんありがとうございました。

<会合風景>
風景20180504v2

<参加者の集合写真>
集合20180504v2

※平井康雄さんが詰備会のHPなどで会合の様子を紹介されていますので参照ください。
  http://www7.plala.or.jp/tsume/tumebikai.html
  https://blog.goo.ne.jp/yakkun610/e/1571a5da1bb77405f8c27ea0a9068492

■「古今中編詰将棋名作選」から
 「中編名作選」プロジェクトは現在進行中とのことですが、1978年に発行された「古今中編詰将棋名作選Ⅰ・Ⅱ」から、好作を紹介させていただきます。

山本 勝士作 詰パラ1964年10月(「古今中編詰将棋名作選」第97番)
山本勝士

 76香を動かして開き王手する形がみえています。
 75香と一目動かすのが詰将棋的なのですが、56玉と逃げられると困ります。
 正解は74香と歩を取る手です。ここまで動けば42角の利きが遠くまで通ります。
 74香には56玉と逃げますが、65角、76龍と連続で大駒を捨てるのが気持ちの良い手です。
 76同玉に96飛成とすれば42角の利きで65玉と戻るしかありません。これで上部脱出を阻止できました。
 75金と押さえて、55玉とかわすのが芸の細かいところ。ここで54玉では2手早く詰みます。
 55玉には56歩と打ちます。
 同金なら、65金、同玉、85龍と追い込むのが好手順で、54玉、55歩、同金、53角成から55龍で金を取って詰みます。
 56歩には54玉と引くのが最善ですが、53角成が打開の好手です。

<13手目:53角成>
山本勝士53角成

 同玉と取らせて、43香成と拠点を築きます。
 62玉には92龍があるので、54玉ですが、55歩と突き出すのが気持ちの良い手です。
 同玉に46龍と活用し、54玉に57龍と切るのが決め手です。
 同とには再度55歩と打ち、同玉に46金から66桂まで、見事にハートマークが浮かび上がりました。
 本局は関西詰棋ファングループのメンバーであった長谷繁蔵さんと山本さんのご両人が各々伴侶を得られることになり、ご結婚をお祝いする「鶴亀詰将棋」という祝賀詰の一局として発表されたものです。創(壮)棋会が発足する前のことです。

<詰上り ハート>
山本勝士ハート


【作意】74香、56玉、65角、同玉、76龍、同玉、96飛成、65玉、75金、55玉、
   56歩、54玉、53角成、同玉、43香成、54玉、55歩、同玉、46龍、54玉、
   57龍、同と、55歩、同玉、46金、54玉、66桂まで27手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2017年6月17日(日)13時~
[場所] 大阪市立福島市民センター
  大阪市福島区吉野3‐17‐23
   地下鉄千日前線野田阪神駅、阪神電車野田駅、JR東西線海老江駅から徒歩5分。
   JR環状線野田駅から徒歩8分
    https://www.osakacommunity.jp/fukusima/
[会費] 無料
[課題] 今回は一般募集していません

***【次々回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
    https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台 PartⅢ  」(予定)
   募集要項はあらためて案内させていただきます。

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