例会報告~第274回(6月17日)~

<第274回例会報告>

日時:6月17日(日)13:00~17:00
場所:福島区民センター 304号
参加者:kisy、角谷明政、則内誠一郎、谷本治男、鳥本敦史、中出慶一、中村雅哉、中村宜幹、西村章、
   藤野勝好、古川剛士、吉松智明(以上12名)

 今回遠方より参加は鳥本さんだけでしたが、初参加は角谷さんと藤野さんのお二人。藤野さんは解答選手権の常連参加者、角谷さんはパラ会員ではないのですがネットを見て参加されました。お二人には引き続きの参加を期待します。

 今回の課題は一般募集せずということでしたが、楽しめる作品が集まりました。参加者一同で解図に取り組み、16時頃から作者のコメントも交えながら一作ずつ鑑賞。
 作品は詰パラ9月号の作品展で出題される予定です。どうぞお楽しみに。

 その後、作品展担当の則内さんから、今後の課題について紹介がありました。
 8月例会は、恒例のネット作品展「すらすら解ける20手台PartⅢ」。
 10月例会は、12月号作品展「よくわかる作家の個性」。
  (いずれも詳細は次回ブログでお伝えする予定です)

 恒例の一人一言では、初参加のお二人の話、春霞賞受賞、大道棋の話、煙詰創作など、大いに盛り上がりました。

 最後に事務担当から来年の全国大会のことについて事務連絡がありました。

 例会終了後は、例によって二次会で歓談。にぎやかで楽しいひと時を過ごしました。

【例会風景と集合写真】(氏名略)
集合写真

例会風景

■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ 」
   投稿要領はあらためて案内させていただきます。

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
   投稿要領はあらためて案内させていただきます。

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以上
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もうすぐ例会です~創棋会例会は6月17日

<もうすぐ例会です~創棋会例会は6月17日>

5月半ば過ぎのやや盛りを過ぎたバラ園。
バラ園から


■将棋世界6月号
 藤井聡太人気はとどまるところがありません。今月からロングインタビュー。詰将棋の話題がなくちょっぴり残念。今後に期待。
 中原さんのインタビューも、指将棋に熱中していた時代が懐かしく思い出されます。
 詰将棋サロンでは今月も創棋会メンバーの作品が採用されています。野曽原さん初入選おめでとうございます。

■創棋会例会は6月17日
 次回の例会は6月17日(日)開催です。
 場所は大阪市立福島区民センターの304号室です。
 同センターは今年の解答選手権チャンピオン戦会場となったところです。
 会費は無料です。なお今回は課題の一般募集をしていません。
 どうぞ皆さんお気軽にご参加ください。

■「古今中編詰将棋名作選」から
 「中編名作選」プロジェクトは現在進行中とのことですが、1978年に発行された「古今中編詰将棋名作選Ⅰ・Ⅱ」から、好作を紹介させていただきます。

北原 義治作 近代将棋1959年1月(「古今中編詰将棋名作選Ⅱ」第42番、塚田賞)
北原作「Y」№Ⅱ_42

 巨匠北原さんの作品。いかにも曲詰という雰囲気の初形です。
 初手は46馬の飛び出しが気持ちの良い手です。同玉なら47龍の一手詰。
 34玉に25銀から36龍が上手い手作りです。
 14玉なら16龍と回り、24玉(15歩合は36馬から25龍以下)、23桂成、34玉(同玉は25龍、33玉、24馬以下)、14龍、43玉、44龍、同玉、45銀で詰みます。
 24玉も23桂成以下なので34玉とかわすしかないのですが、43桂成、同玉と中央に玉を呼ぶことが出来ました。
 54銀と捨て同玉と引っ張り出したところで、64馬とぶつけます。
 同馬なら同銀成で簡単ですから43玉と逃げますが、42馬の追撃が気持ちの良い手です。

<13手目:42馬>
北原作「Y」42馬

 42同玉には82龍があるので54玉とかわします。これで銀一枚捨てて46馬を42に移動させたことになります。
 54玉には64金と活用します。
 同馬とは取れないので55玉と逃げたとき、47桂が気持ちの良い桂跳ね。
 同馬と取らせておいて、54金と捨て、同玉とさせたところで84龍とするのが好調な運びです。まさに全軍躍動という感じですね。
 これには74金と引くのが好防です。
 単に74合では64銀成、55玉、75龍と金を取る手があり早く詰みます。
 質駒になっている75金をスッと引いて移動合するのがちょっと気づきにくい一手です。
 それでも攻め方は同龍と切り、同馬に、64金とベタっと打った金を軽く65金と捨てるのが好手順。
 同馬と取る一手に、64馬が決め手です。
 同馬に56龍まで「Y」の字が鮮やかに浮かび上がりました。

<詰上り 「Y」>
北原作「Y」詰上り


【作意】46馬、34玉、25銀、同玉、36龍、34玉、43桂成、同玉、54銀、同玉、
    64馬、43玉、42馬、54玉、64金、55玉、47桂、同馬、54金、同玉、
    84龍、74金、同龍、同馬、64金、55玉、65金、同馬、64馬、同馬、56龍まで31手詰

■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年6月17日(日)13時~
[場所] 大阪市立福島区民センター
  大阪市福島区吉野3‐17‐23
   地下鉄千日前線野田阪神駅、阪神電車野田駅、JR東西線海老江駅から徒歩5分。
   JR環状線野田駅から徒歩8分
  https://www.osakacommunity.jp/fukusima/
[会費] 無料
[課題] 今回は一般募集していません

***【次々回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
    https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台 PartⅢ  」(予定)
    募集要項はあらためて案内させていただきます。

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詰パラ6月号到着

<詰パラ6月号到着>
 気がつけば6月。
 5月は市内でオープンガーデンの企画があり、街中できれいな花壇をたくさん見ることが出来ました。

ガーデニング1

ガーデニング2


■詰パラ6月号
・表紙。青木さんはユニークな作品を数多く発表されています。
 形と手順のバランスというのは永遠の課題でしょうか。
 より多くの解答者に楽しんでもらうことを目指すかどうか、個々の作品に込められた作者の想いはどうなのか。興味深いテーマですが答えは簡単に出るはずもないですね。
・今月は詰将棋学校がお休み。
・順位戦(11P~)。武島さんの休場は残念。宮原さんには早く復帰を望みます。
・同人室(16P~)。課題は「不利」。これは解釈の幅が広いですね。
・やさしい大学院(19P~)。6月号に相応しいコーナー。目玉は833手の作品!
創棋会作品展(11P~)。今回の課題は「ダブル不成」。
  一挙5題出題! 解いて納得の楽しんでいただける作品ぞろいです。
  今月号の目玉企画の一つです。一題でも解けた方、ぜひ解答下さい
・全詰連の頁(21P~)。全国大会のご案内。皆さん東京でお会いしましょう!
・大道棋よもやま話(24P~)。コンピューター将棋世界選手権の話題。
・ちえのわ雑文集(28P~)。谷川幸永さんの個性的な自説開陳。色々な感じ方を表明されるのは良いことだと思います。
  規約がらみの議論は、ともすれば極論や正論が主張されることによって不毛な論争になりがちですが、さまざまな立場から意見が出されるのは好ましいと考えます。
  おそらく一定の時間のなかで落ち着くところに落ち着くのではないかと。そのためにも多くの方が意見を出されることは有意義なことだと思います。
・七條賞(30P~)。竹中健一さんが1位。福村さんはついに首位の座を明け渡すことになりました。
・門脇賞(34P~)。今年は角建逸さんに決定。出版というよりも本づくりを通しての貢献が評価されたとのこと。紙書籍の愛好家としては心からおめでとうと言いたい。
  個人的には「ミクロコスモス」が将棋世界の付録になったことが印象的で、また「詰将棋探検隊」は後世に残る良書だと思います。
・解答選手権初級一般戦レポート(36P~)。風みどりさんによる報告はイメージが膨らみますね。それにしても今年の初級一般戦は熱い一日でした…。
・サロン(34P~)春霞賞の発表。大賞に輝いた久保さん、中村さん、おめでとうございます。
  酒井さんの「旨い」も面白い内容でした。
・全国大会の案内(50P~)。15回以上参加者リストが掲載されています。
・会合案内(52P~)。各地、参加者が多いような気がします。解答選手権の余韻でしょうか。
  創棋会は次回例会6月17日開催です。よろしくお願いします!
・結果稿~創棋会作品展(87P~):3月号作品展は「繰り返しのある短編」でした。結果稿で楽しい手順を鑑賞してください。


■「古今中編詰将棋名作選」から
 「中編名作選」プロジェクトは現在進行中とのことですが、1978年に発行された「古今中編詰将棋名作選Ⅰ・Ⅱ」から、好作を紹介させていただきます。

大井 美好作 詰パラ 1956年2月(「古今中編詰将棋名作選Ⅱ」第40番)
大井美好作Ⅱ40

 23飛をいつ取るか、また72飛をどうやって働かせるか、といったことを考えながら手を進める必要があります。
 イントロは金の連打から。12金、11金と捨てて21金と拠点を作ってから23銀成と飛を取るのが手順です。
 同玉に33飛と巨砲を据え、12玉には24桂と歩を補充。
 21玉となったところで、32飛成、11玉、31龍が有力ですが、21合で打歩詰。31飛成と切って捨てるのが英断の一手。
 同玉に41香成で72飛の活用が見えてきました。
 41同玉は53桂生と馬を取って簡単ですから、21玉と寄ります。
 ここで33桂不成とするのが妙手です。

<17手目:33桂不成>
大井美好作33桂

 すぐに32飛成と出来るところをなぜ33桂不成とするのか?
 手順を進めるとその意味が分かります。
 33桂不成には11玉と寄るしかありませんが、21桂成と捨て、同玉に32飛成と行きます。
 11玉に23桂から銀を入手します。
 上部に逃げられそうですが23銀と攻めるしかありません。
 13に22龍と香を取り24玉と逃げたとき、34銀不成がハッとする開き王手。
 34銀成では15玉とされると53馬の利きがあって詰まないのです。
 34銀不成なら同玉と取るしかなく45金と活用できます。
 45に桂馬がいるとこの45金ができません。33桂不成から21桂成で邪魔駒の45桂を消去したわけです。
 45金には43玉と逃げるしかありませんが、44香が最後の決め手。
 同馬と取らせて42龍まで、見事に「1」の字が浮かび上がりました。
 初形からは曲詰になると想像がつきません。
 45桂の邪魔駒消去や34銀不成の好手を織り込みながら気持ちよく捌け、詰め上がりの意外性もある好作です。

<詰上り 「1」>
大井美好作「1」

【作意】12金、同玉、11金、同玉、21金、12玉、23銀成、同玉、33飛、12玉、
   24桂、21玉、31飛成、同玉、41香成、21玉、33桂不成、11玉、21桂成、同玉、
   32飛成、11玉、23桂、同銀、12歩、同銀、同桂成、同玉、23銀、13玉、
   22龍、24玉、34銀不成、同玉、45金、43玉、44香、同馬、42龍まで39手詰

 大井美好氏は1926年(大正15年)生、1985年没。軽妙な手を織り込みながら流れるような捌きの手順は大井流と呼ばれました。


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年6月17日(日)13時~
[場所] 大阪市立福島市民センター
      大阪市福島区吉野3‐17‐23
       地下鉄千日前線野田阪神駅、阪神電車野田駅、JR東西線海老江駅から徒歩5分。
       JR環状線野田駅から徒歩8分
          https://www.osakacommunity.jp/fukusima/
[会費] 無料
[課題] 今回は一般募集していません

***【次々回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台 PartⅢ」(予定)
   募集要項はあらためて案内させていただきます。

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