【結果発表】創棋会の年賀詰人気投票<4回目>

【結果発表】創棋会の年賀詰人気投票<4回目>

 創棋会の年賀詰ネット作品展への人気投票結果発表4回目です。
 今回は「2017」の4作品です。


№13 「2」 真島隆志作
13)「2」

【作意】
 22歩成、同玉、13角成、同玉、33飛成、14玉、13龍、同玉、23角成迄9手

【人気投票】
 1位:0票、2位:1票、3位:2票
 総得点 4点、投票総数 3票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★13局目「2」は真島さん。看寿賞作家で現在は鳥取県在住。

作者のことば
 初形曲詰の創り方が分からず、今一つな出来ですみません。一応、形にはなりました。

★作者の皆さんコメントは控えめですが、本作も捨駒連発で好評でした。

須藤大輔
 入り方が難しく、考えさせられた。終わってみればいつもの収束。

★45角と34飛のバッテリーを活用する形にしたいのですが、どこから手をつけるか悩むところです。
 14飛が筋のように見えますが、同銀とされると22歩成、同玉のとき23に銀が利いてくるので23桂成と出来ません。
 32飛成もありそうな手ですが、同歩、22歩成、同玉、23桂成、31玉と逃走されます。
 そこで23歩が邪魔なので22歩成と消します。同歩なら32飛成、11玉、12角成から23桂成として駒余りの詰み。
 22同玉には13角成と捨てるのが好手。
 同玉に33飛成から13龍と34の飛車を捌いて同玉に23角成までの詰み。

中出慶一
 飛が3二でなく1三で捨てる手順が新鮮です。

★34飛をどうやって消すか、というのが考え処でした。

山下誠
 大駒捨てが続き、気分よく仕留める快作です。

★団子状態の飛角が捌けて気持ちが良いですね。

安田恒雄
 32飛成から読み始めて少し苦労しました。清涼詰は気持ち良い。

★清涼詰となる作品、ここまでも結構多いのに気がつきました。


№14 「0」 濱田博作
14)「0」

【作意】
 22金、同玉、24龍、31玉、22龍、同玉、34桂、23玉、22金まで9手

【人気投票】
 1位:2票、2位:2票、3位:0票
 総得点 10点、投票総数 4票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★14局目「0」は濱田さん。
 数字の「0」ですから細身に仕上げていただきました。
 初手24桂がかなり際どいのですが、11玉、12金、同飛、同桂成、同玉、14龍、13金合で逃れているようです。
 他には手が無さそうですが、34龍がいなければ34桂の筋があるということに気づけば22金から24龍と寄る手が見えます。
 このとき31玉と引かれた形が一瞬逃走を許しそうなのですが、22龍と突っ込めば25馬が52に利いているので取る一手。
 これで34桂が打てるので、どこに逃げても金打までの詰み。
 24龍から22龍が評価され投票では№12の「R」と並んで3位となりました。

作者のことば
 「0」だけに歩無しにしてみました。こういう企画は楽しいですね。

★歩無し図は少なく、他には8番・25番だけでした。

須藤大輔
 33桂が手順を暗示、というか明示?

★34桂から22金が見えるかどうかで難易度の評価が分かれます。

奥鳥羽生
 一瞬の逃亡感。しかし、長い馬の足があった。

安田恒雄
 左辺への逃亡が気になる所で24龍、22龍の押し売りの感触が良かったです。

★22龍に42(41)玉なら52金の一手詰ということが目に映らないと収束が見えません。
 初形の34龍は25馬の52への利きを隠す意味でも好配置です。

h160se
 龍消去が入るとはすばらしい。

★大駒捨てが入ると解後感がグッと上がりますね。


№15 「1」 則内誠一郎作
15)「1」

【作意】
 13銀、21玉、43角成、32金、33桂、31玉、42銀、同金、21馬まで9手

【人気投票】
 投票 なし

★15局目「1」は則内さん。
 今回の年賀詰組曲は則内さんの発案。20作を超える作品が果たして揃うのかと、弱気なブログ管理人の背中を押してくれました。
 また「1」の字も、作りにくいのではないかと率先して引き受けていただきました。感謝申し上げます。
 本作以外にもいくつかのパターンを投稿してもらいましたが、次の「7」のサイズとのバランスを勘案され、最終的に本作に落ち着きました。

 初手、詰将棋らしいのは33銀です。同金なら12角左成で詰みますが、同玉でも21玉でも詰みません。
 俗に13銀と打ち込むのが正解です。
 同金なら同歩成、同玉、12角成以下9手駒余りの詰みです。
 21玉と角を取る手には43角成と追撃です。
 12銀打があるので32金と上がって備えます。
 ここで33桂が巧打。同金寄は22銀打まで。
 やむなく31玉と寄って凌ぎますが、42銀が決め手です。
 同金に21馬と飛び込んで詰みです。

須藤大輔
 33銀から考えた。変化もあって初手は指しにくい。

★適度な紛れと変化が作品に深みを与えていますね。

安田恒雄
 序盤は少し時間を要しましたが、定番の収束で最終的に印象が薄くなりました。

★打った駒が捌ける展開になれば印象が変わったかもしれませんね。

中出慶一
 使い古された手筋が違う形で表現されているのが良いです。

★収束3手は習いある手筋ですが、13銀の俗手や32金の移動合が盛り込まれて新味が出たのではないでしょうか。


№16 「7」 信行寺持光作
16)「7」

【作意】
 13銀、同桂、24桂、同歩、23銀、21玉、31龍、同玉、32金まで9手

【人気投票】
 1位:0票、2位:0票、3位:1票
 総得点 1点、投票総数 1票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★16局目「7」は信行寺さん。中国地方にゆかりのある方のペンネームです。ペンネームの由来もそちらから。
 さて強腕の作者ですが、本作は難解さを排し、易しく仕上げていただきました。
 24桂と打ちたくなりますが13玉で逃れます。
 13銀と捨てるのが好手。13同玉は14銀があるので同桂と応じます。
 これで13玉の脱出ルートがなくなったので24桂と打てます。
 同歩に23銀の楔を打ち込みます。
 21玉とかわしても31龍と切るのが決め手で、同玉に32金打までの清涼詰です。

須藤大輔
 同一作が怖い形。

★同一作検索ではセーフでした。

安田恒雄
 実戦形できれいな手順ですが、どこかで見たような気がします。

★最後の3手、31龍と切って頭金というのは一つのパターンですね。

中村雅哉
 好形で易しく年賀詰にぴったり。

★思わず解いてみたくなるような好形。
 手順も筋良く指せば、変化や紛れはなく、最後は大駒も消えて気持ちよく詰みます。


****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
タイトル必須 …(  )向け(  )の教材
           初心者向けあぶり出しの教材
              実戦派向けミニ趣向の教材
指導要領(自作解説)【必須 …簡単なもので結構です
・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
      (いつもの宛先ではありません)
*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
 偶数月の第三日曜日開催。
 毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。
*******************************************************************
※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
      blogsokikaitusin@gmail.com
                                       以上
スポンサーサイト

【結果発表】創棋会の年賀詰人気投票<3回目>

【結果発表】創棋会の年賀詰人気投票<3回目>

 創棋会の年賀詰ネット作品展への人気投票結果発表3回目です。
 今回は「YEAR」の4作品です。


№9 「Y」 浦野真彦作
9)「Y」

【作意】
 21歩成、同玉、31金、同玉、22銀、同馬、41飛成、同玉、42金まで9手

【人気投票】
 1位:2票、2位:1票、3位:0票
 総得点 8点、投票総数 3票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★9局目「Y」は浦野さん。
 出品をお願いしたところ快諾いただき、頂戴したのがこの作品でした。
 一目、42飛の利きを通したい局面です。
 二枚馬の守りも強力なので、うまく攻めないといけません。
 初手は邪魔な22歩を21に成り捨てます。
 21同玉にはさらに31金と捨てて玉を危険地帯におびき寄せます。
 31同玉となったところで22銀捨てがうまい手。
 同馬と取らせれば42への馬の利きが消え、22の逃げ道封鎖にもなる一石二鳥の手です。
 最後は決め手の41飛成。同玉に42金まで頭金の詰みとなりました。

【作者のことば】
 連続捨てということでお許しください。馬2枚で余詰なしは幸運でした。

★随分控えめなコメントをいただきましたが、オール捨て駒の軽快作で、1位に推す方が2票、総得点は8点と好評でした。

須藤大輔
 形は綺麗。

★№5が均整のとれたYとすれば、こちらは駒が一枚少なく、かわいい「Y」です。

安田恒雄
 きれいな詰め手順ですが、初形で詰上がりが見えてしまいます。

★51銀・42飛が収束3手を暗示?

中村雅哉
 捨駒連発だが一目で解けて嬉しい。

★今回の連作曲詰の主旨にピッタリの易しい好作でした。


№10 「E」 広瀬稔作
10)「E」h

【作意】
 24銀、同玉、16桂、同金、22飛、同馬、14金まで7手

【人気投票】
 1位:0票、2位:0票、3位:1票
 総得点 1点、投票総数 1票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★10局目「E」は広瀬稔さん。昨年は看寿賞を受賞され、脂の乗っている作家のひとり。

須藤大輔
 22飛の筋だとすぐに分かる形。

★筋の良い人には24銀から22飛がすぐ見えたようです。
 初手の紛れとしては12銀がありますが、14玉で逃れです。
 初手は筋良く24銀から。
 同玉にあわてて22飛とすると、同馬、16桂に23玉と下がられてあわてることになります。
 16桂と22飛の手順前後はダメです。
 まず16桂と捨て、同金と取らせてから22飛と決め手を出します。
 これなら同馬とするしかなく、14金までの詰み。

h160se
 よくできた手筋もの。

★オール捨駒できれいにまとまった作品だと思います。

安田恒雄
 5手目22飛の発見で解決。3筋の駒が単なる壁になっているのが惜しい。

★壁を利用してうまく字形を表現したという見方もできますが…。


№11 「A」 野曽原直之作
11)「A」n

【作意】
 24香、13玉、22銀、同金、23香成、同玉、24金まで7手

【人気投票】
 投票なし

【作者のことば】
 新春向けの軽い作品ということで変化は一切ありません

★11局目「A」は野曽原さん。
 作者コメントのとおり変化はなく、すらすら解けます。

安田恒雄
 易しい手順ですが、スラスラで気持ち良く解けました。

★作意がすぐに見えた人には易しかったと思いますが、結構紛れがあります。
 たとえば32銀と金を取る手は結構手が続きます。
 32同玉に21銀と打つと35角が良く利いているので23玉と戻るしかありません。
 そこで24金では34角が良く利いているので、25香と打って34角を動かそうとしますが24歩と中合されてきわどく逃れます。
 32銀と取る前に26香を利かせておく手がありそうですが、それには25角と移動合され、34への脱出を図られると続きません。
 初手は俗ですが24香と短打が正解。
 これには13玉の一手。
 そこで22銀と逃路を塞ぎ、取れる駒を取らずに23香成と軽く捨てるのが好手。
 同玉に24金までとなります。
 なお5手目欲張って22同香成とすると24歩合とされて34角の守りが強く詰みません。

須藤大輔
 13桂がなくても成立していそうなのが残念。

★13桂がないと13金、同香、24香迄の早詰が発生します。


№12 「R」 山田康平作
12)「R」

【作意】
 25桂、同歩、24銀、同玉、14飛、33玉、34金、同桂、45桂まで9手

【人気投票】
 1位:2票、2位:2票、3位:0票
 総得点 10点、投票総数 4票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★12局目「R」は山田康平さん。
 管理人は全く面識がないにもかかわらず、厚かましく出品のお願いをしたところ快諾いただき、本作を投稿いただきました。
 「このレベルのもので良いでしょうか?」という謙虚なメッセージも添えられていましたが、見事人気投票の3位に輝きました。

須藤大輔
 持駒のせいか他の手に誘われなかった。

★桂の打ち場所を考えると手順が見えたという方は練達の士?

安田恒雄
 歩を吊り上げての銀捨ては気持ちが良いのですが、角頭の金が桂に変えてくれと言っています。

★実力者は配置から手順を推理する。

名無し名人
 25桂~24銀は好手順。作者予想=北浜健介氏。

★初手24銀と歩を取らず、25桂と捨ててから24銀と捨てるのが詰将棋らしい気持ちの良い手順です。

小池正浩
 空けた場所にグイッと捨てる24銀の感触が良いですね。

★指し手の音が聞こえてくるような短評。

中出慶一
 5段目の銀、金がきれいに捌かれるのが良いですね。

★捨駒は全部取ってくれます。それも異なる駒で取ってくれるので、不動駒が少なく、良く捌けた印象が残ります。

山下誠
 取らず手筋に始まり、爽やかに仕上げる好作です。

★流れるような手順で心地よく詰めることが出来ました。

****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
 ・ タイトル必須 …(  )向け(  )の教材
            初心者向けあぶり出しの教材
               実戦派向けミニ趣向の教材
 ・ 指導要領(自作解説)【必須 …簡単なもので結構です
 ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
 ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
     (いつもの宛先ではありません)
*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
 偶数月の第三日曜日開催。
 毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。
*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
     blogsokikaitusin@gmail.com
                                              以上

【結果発表】創棋会の年賀詰人気投票<2回目>

【結果発表】創棋会の年賀詰人気投票<2回目>

 創棋会の年賀詰ネット作品展への人気投票結果発表2回目です。
 まず前回の訂正です。

☆№1 「H」 中村 宜幹作の投票集計に誤りがありました。
 大変失礼しました。作者には謹んでお詫び申し上げます。
    1位:0票、2位:2票、3位:1票
    総得点 (誤)3 → (正)5、投票総数 3票

 それでは今回は「NEW」の3作品です。

№6 「N」 中出慶一作
6)「N」

【作意】
 33歩、同玉、22角、32玉、34飛、同銀、33歩、23玉、32角まで9手

【人気投票】
 1位:0票、2位:1票、3位:0票
 総得点 2点、投票総数 1票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★6局目「N」は中出さん。入選回数は400回を超える大ベテランです。
 初手はほぼ絶対の33歩。
 同玉の一手に、15角と打つのがカッコ良さそうです。
 32玉なら34飛がありますが、平凡に24歩合とされると続きません。
 ここは22から角を打つのが正解。
 32玉で打歩詰の局面になりますが、34飛のタダ捨てが打開の好手。
 同銀と取らせれば打歩詰解消。
 33歩、23玉に32角までです。ちょっと面白い詰め上がりですね。

金少桂
 一番スムーズにおとそ気分で解けたのがこれ。

★今回の作品展では、見て、解いて、楽しんでいただける作品が揃ったと思います。

安田恒雄
 不動の銀と と金が気になりました。

★9手詰に持駒4枚ですから、置き駒を捌く展開にはなりませんでした…。

須藤大輔
 持駒が解きやすそう。

★角と歩の使い道、どちらも打てる場所は限られています。
 特に歩二枚は3筋しか使いようがなく、考えやすかったかもしれません。


№7 「E」 谷本治男作
7)「E」t

【作意】
 24龍、同玉、14銀成まで3手

【人気投票】
 1位:1票、2位:0票、3位:2票
 総得点 5点、投票総数 3票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★7局目「E」は谷本さん。
 初形は当り駒が多く、どこから攻めるか迷います。
 22飛成や11飛成は33角が良く利いています。22銀も同角です。
 12銀成や14銀成から23龍は11の桂で取られます。
 思い切って14龍も同と、同銀成、12玉でダメです。
 他に王手は無さそうですが、よく見るともう一つ王手が残っています。
 24龍と一つ寄るのです。
 同角なら22飛成と出来ます。
 同玉で逃げられそうですが、そこで14銀成がピッタリ。
 なんと玉は身動きできず詰んでいます!
 アッと驚く3手詰でした。

【作者のことば】
 3手で丸々汎用手筋&飾り駒あり(31or32)、こんなんしかできまへん。(トホホ)

★控えめなコメントですが、投票は3票、1位に推す方もおられ、総得点5点と良く稼ぎました。
 なお作者が気にする飾り駒に言及された方はいらっしゃいませんでした。

須藤大輔
 よくある。よくあるけれど、3手詰が出題されるとは思っていなかったので悩まされた。

★ここまでの6問、7手と9手ばかりだったので、3手詰は意外と思われた方が多かったのではないでしょうか。

安田恒雄
 初手龍捨ては面白いのですが、25角を活かすにはこれしかないのが残念。

★なるほど。25角から手順を考えると、24龍に行きつくのですね。

h160se
 3手詰だがひときわ鮮やかな捨て駒で目立つ。

★大駒を捨てて両王手の詰め上がりはお見事でした。


№8 「W」 中筋俊裕作
8)「W」

【作意】
 13角、同飛、22銀、同玉、14桂、同飛、23金、31玉、22銀まで9手

【人気投票】
 投票 なし

★8局目「W」は中筋さん。
 持駒が5枚。一桁モノと銘打っての出題ですから、持駒連打の9手詰とわかります。
 21金に同飛引と取ってくれれば13角から23桂があるのですが、同飛寄でダメ。
 41金から31角は33玉で見込みなし(12玉とされても、24桂、同飛、13銀、23玉で続きませんが)。
 となると初手は13角しかなさそうです。22合は41金があるので同飛の一手。
 ここで22銀と捨て同玉に14桂が好手筋。
 今度は12角が利いているので33玉には34金があります。
 14桂は同飛と取るしかなく、以下は、23金から22銀で詰みとなります。

須藤大輔
 7手目がもったいない。

安田恒雄
 追い詰の収束が残念。

★収束3手が決まればいうことなしだったのですが、前半の13角、22銀、14桂は調子のよい捨駒連発で気持ちのよい手順だったと思います。

****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
 ・ タイトル必須 … (  )向け(  )の教材
        例 : 初心者向けあぶり出しの教材
           実戦派向けミニ趣向の教材
 ・ 指導要領(自作解説)【必須… 簡単なもので結構です
 ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
 ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
          (いつもの宛先ではありません)
*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
 偶数月の第三日曜日開催。
 毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。
*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
      blogsokikaitusin@gmail.com
                                             以上

創棋会の年賀詰人気投票~結果発表<1回目>

■創棋会の年賀詰人気投票~結果発表<1回目>

 創棋会の年賀詰ネット作品展
  「HAPPY NEW YEAR 2017 FROM SOUKIKAI
 28作の組曲でしたが、一題を除き一桁手数の作品が並んでいたので、お屠蘇気分で楽しんでいただけたのではないかと思います。

 人気投票には、16名の方から解答をいただきました。
 解答いただいたのは次の方々です(敬称略)。皆様ありがとうございました。
   有吉弘敏、奥鳥羽生、河童生、金少桂、小池正浩、須藤大輔、迫田大貴、高縄山ろく、
   野曽原直之、中出慶一、中村雅哉、名無し名人、広瀬稔、安田恒雄、山下誠、h160se

 大量の作品にもかかわらず、多数の方に投票いただきましたこと、あらためて感謝申し上げます。

 それでは今日から出題順に結果発表を行ってまいります。
 一回目は「HAPPY」の5作品です。

№1 「H」 中村 宜幹作
1)「H」

【作意】
 32飛、43玉、33飛成、同玉、43飛、同と、32馬迄7手

【人気投票】
 1位:0票、2位:2票、3位:1票
 総得点 3点、投票総数 3票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)


★組曲のトップは「H」で中村宜幹さん。
 大作「アトランティス」の作家として有名ですが、このところ詰パラ誌上でも好作を発表され、注目の作家の一人です。
 創棋会の課題にも積極的にチャレンジされ、本作の投稿も一番乗りでした。

 逃げ道の無い初形、22馬と取る手も見えていて、しかも持駒は飛車二枚と強力。
 どうやっても詰みそうですが、上部は44馬や45銀が堅く守っており、どこから攻めるか?
 この初形で43歩が邪魔駒と気づくかどうかですが、初手は32飛から入ります。
 同と とは取れないので43玉と応じます。
 みすみす玉を逃がすようですが、33飛成と打ったばかりの飛車を捨てるのが好手。
 33同玉となれば43歩が消えました。
 そこで決め手の43飛です。
 同馬には22馬があるので(この変化もいい感じですね)、同と と取り32馬までです。

作者のことば
 飛1枚消費して43歩の邪魔駒を消去し、そこに飛を捨てるのが狙いです。
 玉方45銀は、作意には関係ありませんが、余詰消しに必要な配置です。

★45銀一枚で、22馬や36飛などいくつかの余詰を防いでいます。

須藤大輔
 42とが辛い。

★金にしたいところですが、3手目42飛成で余詰です。

安田恒雄
 左辺に逃げそうな玉を繋ぎ止める33飛成の感触や良し。

★両王手は気持ちが良いですね。実は3手目33飛成の局面も「H」です。

小池正浩
 飛車の活躍。2枚とも消えて、爽やかな気分になります。

野曽原直之
 4三歩を消し、4三に捨てる。飛車2枚の捨て方が互いに呼応。

★一枚は邪魔駒消去、一枚は退路封鎖。飛車の連続捨ては鮮やかでした。


№2 「A」 平井 康雄作
2)「A」h成桂

【作意】
 24銀、同角、22角成、同成桂、同桂成、同玉、32飛成、13玉、25桂まで9手 
 (※圭=成桂)

【人気投票】
 投票なし

★2局目「A」は同人作家の平井さん。
 昨年は倉敷で開催された全国大会の実行委員長を務められました。本当にお疲れ様でした。

 初形の32成桂が目立ちます。
 金なら不自然さはありません。
 余詰防ぎのためならと金でもよさそうです。
 わざわざ成桂を置いているのはなぜなのか?

安田恒雄
 成桂はいかにも取って欲しいと言っています。

★そうですね。取って活用するための成桂配置なのです。
 どうやって取りに行くかですが、まず24銀と捨てます。
 同角の一手ですが、飛車道を通そうとして22桂成とすると13玉で詰みません。
 大駒を捨てる22角成が正解です。
 成桂と取るしかありませんが、同桂成として成桂を奪うことに成功。
 以下22同玉に32飛成から25桂までの詰みとなります。

須藤大輔
 捨てる順で少考。成桂は惜しい。

作者のことば
 変同の片方に余詰という不具合があります。

★6手目13玉なら、25桂と23成桂の2手段があるのですが、指摘はありませんでした。


№3 「P」 水上 仁作
3)「p」

【作意】
 24飛、13玉、25桂、同桂、22飛成、同馬、24銀打、14玉、26桂まで9手

【人気投票】
 1位:0票、2位:0票、3位:1票
 総得点 1点、投票総数 1票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★3局目「P」は詰パラ編集長の水上さん。
 15桂や14銀のような詰将棋的な手が見えますが同香とされると12に逃げ道が出来て詰まない形です。
 12香には働きかけず、平凡ですが24飛と寄ります。これには13玉の一手。
 そこで25桂と捨てて25の穴を塞いでから、22飛成が豪快な決め手。
 同馬と取らせて24銀打、14玉に26桂までの吊し詰。あらかじめ25を塞いでおいた効果がここでわかります。

須藤大輔
 すぐに見えたが、嵌りそうな手順。

★5手目に22銀とすると同銀なら作意同様に詰みますが、同馬とされると同飛成、同銀、24角に23玉で逃れます。

安田恒雄
 6手目の非限定が気になりました。

★6手目は同銀でも同じです。


№4 「P」 吉松 智明作
4)「P」吉松

【作意】
 24桂、同歩、22飛、13玉、23飛成、同玉、13金まで7手

【人気投票】
 1位:1票、2位:0票、3位:1票
 総得点 4点、投票総数 2票 (得点は1位:3点、2位:2点、3位:1点で集計)

★4局目も「P」です。こちらは創棋会事務担当の吉松さん。
 前作に比して13に駒があるのでいささか形が悪い。
 その13の角が一目で邪魔と分かります。なければ13飛の一発です。
 13角消去の手筋としては、22飛、13玉、12飛成という筋も考えられますが、同玉、13金、11玉とされて、21金の守りが強く続きません。
 21金を銀にしてこの筋でまとめる方法もありそうですが、それは初手11飛があって余詰んでしまいます。
 そこで24桂と下工作してから22飛と打ち、13玉に23飛成とこちらに捨てれば13金までの詰みとなります。

安田恒雄
 詰上がりはなんとなく想像できるのに、なぜか詰め辛かったです。余詰消しの35飛の存在のせいでしょうか。

★35飛は置きたくない駒ですが、13玉に23金打からの余詰を防いだもの。

須藤大輔
 3手目は金を打ちたくなる。

★22金、13玉、15飛という筋も35飛が消しています。

小池正浩
 打った駒を後で捨てるのは、何度見ても楽しいものです。角を金に、うまくすり替えています。

★大駒捨てが入って詰将棋になったというところでしょうか。


№5 「Y」 柳田 明作
5)「Y」y

【作意】
 44金、同と、32飛成、同玉、33金、31玉、22馬まで7手

【人気投票】
 投票なし

★5局目「Y」は全詰連会長の柳田さん。ご多忙にもかかわらず出品を快諾いただき感謝申し上げます。
 35銀が上部を押さえていますが、34との守備も強そうです。できればと金に触らずに攻めたいところ。
 そうなると22飛と11馬のバッテリーをどう使うのか?開き王手か両王手か。
 開き王手は51龍に11馬を抜かれないようにしないといけません。
 たとえば12飛成は11龍とされてしまいます。かといって21飛成では42玉で捕まりません。
 24飛成と両王手するのは、42玉とされ、43金~34龍に52玉くらいで続きません。
 23飛成が筋の良さそうな手ですが、同玉、24金、同と、33金、14玉と逃げられてしまいます。
 残るは32飛成ですが、いきなりは同玉で失敗。ここは44金の前工作が必要です。
 44金には同との一手。そこで32飛成とすれば、同玉には33金と出来るというわけです。

作者のことば
 結構余詰筋が厳しくて、3四と、5一竜、などギリギリです。

★初形曲詰で余詰を消すのは、余計な駒を置けないのでなかなか難しい。

須藤大輔
 一瞬、44金と24金は非限定かと錯覚。

★24金とすると同と とは取ってくれず、43玉から逃走されます。

安田恒雄
 3手目23飛成としなければ簡単。

★23飛成も取れば24金から詰むのでやってみたい手ですが、42玉とされると続きません。


****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
  ・ タイトル必須 … (  )向け(  )の教材
            初心者向けあぶり出しの教材
              実戦派向けミニ趣向の教材
  ・ 指導要領(自作解説)【必須】…簡単なもので結構です
  ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
  ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
       (いつもの宛先ではありません)
*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
 偶数月の第三日曜日開催。
 毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。
*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
       blogsokikaitusin@gmail.com
                                               以上

創棋会新年会報告

■創棋会新年会報告
 日時:1月21日(土)18:10~20:15
 場所:海心丸 福島駅前店
 参加者:石川和彦、小林徹、柴田昭彦、則内誠一郎、谷本治男、鳥本敦史、中出慶一、
      中村雅哉、中村宜幹、野曽原直之、廣瀬崇幹、広瀬稔、三阪将敏、吉松智明、
      若島正(以上15名)

 ここ数年は2月例会開催時に新年会を行っていたのですが、2月では気分が出ないので1月開催にしました。
 参加者はやや少なめの15名でしたが、遠方からは長崎の石川さんと名古屋の鳥本さんも参加され、にぎやかな新年会になりました。
 昼間の例会はなかったのですが、有志はお昼過ぎから0次会を開催されていたようです。
 配付資料は昨年の活動内容や会計報告の他、年賀詰の人気投票依頼も。
 また則内さんからは6月号や9月号に掲載される課題作についてのお話もありました。
 乾杯の発声は柴田さん。
 歓談の後、一人一言。
 長年世話人を務められた猪股さんに感謝状が贈られることになり、中出さんから読み上げられました。
 参加者全員で寄せ書きも行い、最後は記念写真を撮影して解散。
 引き続き二次会に行くメンバーもいたようです。
 こうして楽しいひとときはあっという間に過ぎていきました。

【新年会風景】
新年会②
左から、小林、石川、三阪、柴田、中出の各氏

新年会①
左から、谷本、中村(雅)、中村(宜)、野曽原、鳥本の各氏

新年会③
左から、広瀬(稔)、廣瀬(崇)、若島の各氏

新年会④
前列:左から、三阪、谷本、石川、廣瀬(崇)、広瀬(稔)の各氏
後列:左から、吉松、小林、中出、中村(宜)、柴田、則内、鳥本、野曽原、若島の各氏

****************************************************************
★次回例会
 [日時] 2017年2月19(日)13時~
 [場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
 [課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
  ・タイトル【必須】…(  )向け(  )の教材
  ・指導要領(自作解説)【必須】
  ・条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
  ・投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
        (いつもの宛先ではありません)

*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
偶数月の第三日曜日開催。
毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。
*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、
 必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
    blogsokikaitusin@gmail.com
                                            以上

創棋会の年賀詰、人気投票のお願い

■創棋会の年賀詰~人気投票のお願い

  ★☆★☆★ 創棋会メンバーによる年賀組曲 ★☆★☆★
  「HAPPY NEW YEAR 2017 FROM SOUKIKAI」

 解答は1月8日のブログで公開していますが、解いた方も解いていない方も、
 お気に入りの作品を選んで投票をお願いします

 ◇投票送り先: blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ブログのコメント欄から投票いただいても結構です(管理人承認制なので非公開です)。
   その際、投票された方のお名前を忘れないようにしてください。
 ◇投票締切:1/21(土
  この日は創棋会の新年会です。新年会会場での投票も受け付けます。
 ◇投票要領:
 ・お気に入り」の作品を3つまで選んでください
  1位 ○番、2位 ○番、3位 ○番と記載してください。
 ・短評:長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

★図面と解答は次のサイトから取り出すことができますhttp://firestorage.jp/download/da2d4ef0ab6c7a622c9ab346c141330e3247015bパスワードは「nengakai」です。

※解答を見ずに解いてみたい方はこちらから図面だけ取り出せます。http://firestorage.jp/download/81e461b4142198951db6dbbad2a51454148e0497パスワードは「nenga」です。

 なお投稿いただいたのは次の24名の方々です。(敬称略、作品順ではありません)
  浦野真彦、北浜健介、梶下雄貴、久保紀貴、柴田昭彦、信行寺持光、須藤大輔、
  則内誠一郎、谷本治男、鳥本敦史、中筋俊裕、中出慶一、中村雅哉、中村宜幹、
  野曽原直之、濱田博、平井康雄、廣瀬崇幹、広瀬稔、真島隆志、水上仁、
  柳田明、山田康平、吉松智明


創棋会の次回課題
 創棋会の次回課題は「ネット作品展教材に使える10手台~」です。
  ・タイトル【必須】…(  )向け(  )の教材
  ・指導要領(自作解説)【必須】 … 簡単なもので結構です。
  ・条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
  ・投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
  ・投稿締切 2月19日(日)
  ・発表 2月20日以降、当ブログで一斉出題し、解答募集の予定

 この企画を通じて、多くの人に詰将棋の楽しさや面白さを知ってもらえる教材が出来ればいいな、と虫の良いことを考えています。

 それでは今回も過去の作品から「教材に使える10手台」の例題を紹介していきたいと思います。
 今回は華麗な捨駒、構想、あぶり出しの三作品を紹介します。
 最初の二作品はいわゆる好形作ではないのですが、いつかこういうものを創ってみたいと思わせるような作品だと思い取り上げました。教材としてはやや上級かもしれませんが、詰将棋の魅力を感じ取っていただければと思います。


高橋和男作(詰パラ1973年4月・半期賞、『古今短編詰将棋名作選』第185番)
高橋和男

 66から67に脱出路があります。それを意識して攻める必要があります。
 初手は67桂と応手を打診します。
 66玉なら75龍、67玉、49馬、58と、69香、68角成、77飛とピッタリ詰みます。
 取るしかありませんが、67同銀では37馬と寄られてどう応じても飛打の詰み。
 同との一手に56銀とします。
 66同玉は65銀と打たれるので、同銀不成とするのが巧い受けです。
 うっかり同銀成としては45や65から飛打があります。
 そこでじっと37馬と寄るのが継続の手段。
 46に合しないといけませんが、55に利かさないと54飛から詰みます。
 しかし銀合は、それでも54飛、66玉、55銀、同銀、同馬まで。54飛に45玉も36銀までです。
 36に利かす金合も54飛、45玉、36銀、同金、55まで。
 どうやっても詰みそうですが、好防があります。46角成の移動合です。
 今度54飛なら、66から57へ逃げ出そうというものです。
 攻め方も44銀と楔を打ちます。57玉には48馬を用意しています。
 45玉と寄られてどうやって詰めるのでしょうか?
 ここで連続して大駒を捨てる妙手順がありました。
 第一弾は55飛と馬の利きに捨てます。
 同馬と取らせて54龍が第二弾の豪快な決め手!

<11手目54龍>
高橋54龍

 同馬の一手に46香も緊張感のある詰め上がりです。
 55飛から54龍は、目を見張る収束ではありませんか。
 タイトルをつけるなら、「中級者向けに素晴らしい捨駒を知ってもらう教材」というところでしょうか。

【作意】67桂、同と、56銀、同銀不成、37馬、46角成、44銀、45玉、55飛、同馬、
    54龍、同馬、46香まで13手詰

 高橋氏は1952年生まれ、初入選が近代将棋1968年9月で、その作品で塚田賞を受賞されています。発表作は約100局。


小西真人作(近代将棋1973年2月、『古今中編詰将棋名作選Ⅰ』補遺38番)
小西真人

 練達の士なら、ポツンと離れた28飛と持駒の香三枚から、香の連打を想起されることでしょう。
 43飛成では14玉から、また32角成なら34玉で上部脱出されてしまいますので、上部を塞ぎたいところです。
 しかしいきなり25香では、取ってくれれば32角成と出来るのですが、14玉とされて24銀成、15玉でつかまりません。
 ここは27香と遠くから打つのが正解です。
 今度14玉なら24銀成、15玉、12飛成まで。
 26や25に中合するのは24銀成までなので、飛車で取るしかありません。
 27同飛不成とするのが深謀遠慮の一手です。

<2手目27同飛不成>
小西27飛生
 ここでもう一度26香と離して打ちます。
 14玉なら、24銀成、15玉、12飛成まで。27が塞がっているので簡単。
 これにも26同飛不成と応じます。
 ここまでくれば次の一手は簡単ですね。
 そうです25香です。先ほどと同じ変化があるので同飛と取る一手です。
 三度の香打ち、いずれも飛車にくっつけて打つことで、24銀成から12飛成の変化で詰ますことができるわけです。
 27・26・25と香の三連打で25玉の脱出路がふさがりました。
 待望の32角成 … とすると13玉で打歩詰です。
 実は2手目と4手目に飛不成と応じたのは打歩詰に誘うためだったのです。
 飛成だと25飛は龍になっているので、32角成、13玉に14歩と打つことが出来、同龍、22馬までとなってしまいます。
 そこで攻方も32角不成とするのが正解です。

<7手目32角不成>
小西32角生
 今度は13玉に14歩と打てます。
 22玉に33歩成とすれば、同玉には43角成~32馬~43飛成があるので11玉と逃げます。
 32角を21に捨て、同玉には31と と寄り、11玉に12飛成と飛車も切って13香まで。
 飛角を消しての収束もきれいに決まりました。

 玉方の飛不成に攻方の角不成。双方不成が主題の一局です。
 また導入部の三香連打も、シンプルな仕組みで上手く出来ています。

 タイトルをつけるなら、「初心者に構想作の素晴らしさを知ってもらう教材」というところでしょうか。

【作意】27香同飛不成26香同飛不成25香、同飛、32角不成、13玉、14歩、22玉、
    33歩成、11玉、21角成、同玉、31と、11玉、12飛成、同玉、13香まで19手詰

 小西氏は1954年生まれ、詰パラ初入選は1969年で、70~80年代に活躍されました。
 発表数は約110題とのことです。


相馬康幸作(報知新聞1987年3月23日、看寿賞)
相馬康幸ヒロエ

 三局目はあぶり出しです。
 それも三段曲詰という珍しい作品です。
 女流棋士の中井広恵さんが女流名人在位時に相馬さんが贈られたもので、表彰式で披露されたものが新聞に掲載されたとのこと。
 まず初形がの字です。
 二枚の香に桂の紐がついているので脱出の心配をせずに攻められます。
 初手53金が巧い導入です。45金と上から押さえたいところですが、45に桂馬を打てなくなります。
 53同玉に45桂と打って拠点をつくります。
 62玉には63香成から73金とします。これで52玉なら64桂打、54玉なら55歩から53桂成で駒余りの詰み。
 そこで45桂には54玉とするのですが、続けて53金から清算するのが、貴重な金を手放してしまうだけに少し指しにくいかもしれません。
 53金、同と、同桂成、同玉に、もう一度45桂と打って54玉となったところでの字が現れます。

<10手目54玉「ロ」>
相馬康幸ロ
 ここからは収束です。
 55歩と打ち同と と取らせて66香の利き筋を通します。
 53桂成と捨てれば同玉に63香成が可能になりました。
 詰上りはです。

<詰上り「エ」>
相馬康幸エ

 手順に難しいところはなく、53への捨駒が繰り返されるところにリズミカルな味があって、解後感も良いと思います。

【作意】53金、同玉、45桂、54玉、53金、同と、同桂成、同玉、45桂、54玉、
    55歩、同と、53桂成、同玉、63香成、54玉、64成香まで17手詰

 詰将棋は実戦の終盤を切り取ったものではありません。あぶり出し曲詰などは、その代表の一つです。
 「詰上げたときに文字が現れる!」初めてあぶり出し曲詰に出会ったときには、手順よりもそのことに感動したものです。
 本作では初形が文字になっていて、途中で別の文字が現れ、詰め上がりも文字になるという三段曲詰ですから、その素晴らしさは形容できません。見事看寿賞を受賞されています。
 タイトルをつけるなら、「中級者に曲詰の素晴らしさを知ってもらう教材」というところでしょうか。

 相馬氏は趣向作家として有名。作品集に『Collection』があります。


 次回は上級者向けの手筋紹介を予定しています。

***【2017年の予定】********************************************
新年会
 日時:1月21日(土)、18時開始
     昼間の例会はありません。
 場所:海心丸 福島駅前店 TEL:050-5799-5113
    〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7-6-23 日の出ビル2F
      JR環状線 福島駅 徒歩1分
      JR東西線 新福島駅 徒歩5分
      阪神線 福島駅 徒歩5分
 会費:3,000円(学生・女性は1,000円
    昨年に続いて、感謝会費です。
 初めての方も大歓迎です。

****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台」
 ・タイトル【必須】…(  )向け(  )の教材
 ・指導要領(自作解説)【必須】
 ・条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
 ・投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
      (いつもの宛先ではありません)

*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
 偶数月の第三日曜日開催。
 毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。

*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、
  必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
      blogsokikaitusin@gmail.com
                                                以上

創棋会の年賀詰~人気投票募集中(1/21まで)~

※佐藤千明氏作の途中図が誤っていたので差し替えました。大変失礼いたしました。(2017.1.15、10:00)
<創棋会の年賀詰~人気投票募集中(1/21まで)~>
<次回課題はネット作品展!>

新年会
 創棋会は1月21日(土)が新年会です。みなさんのご参加お待ちしています!

創棋会の年賀詰~人気投票のお願い

    ★☆★☆★ 創棋会メンバーによる年賀組曲 ★☆★☆★
     「HAPPY NEW YEAR 2017 FROM SOUKIKAI」

 年賀詰の条件は、「詰手数は一桁の易しいもの」「右上5×5以内」の二つでした。
 易しい作品が揃っていたので、お屠蘇気分でも楽しんでいただけたと思います。

 なお投稿いただいたのは次の24名の方々です。ありがとうございました。
 (敬称略、作品順ではありません)。
 浦野真彦、北浜健介、梶下雄貴、久保紀貴、柴田昭彦、信行寺持光、須藤大輔、
 則内誠一郎、谷本治男、鳥本敦史、中筋俊裕、中出慶一、中村雅哉、中村宜幹、
 野曽原直之、濱田博、平井康雄、廣瀬崇幹、広瀬稔、真島隆志、水上仁、
 柳田明、山田康平、吉松智明

 解答は1月8日のブログで公開していますが、解いた方も解いていない方も、
 お気に入りの作品を選んで投票をお願いします

◇投票送り先: blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ブログのコメント欄から投票いただいても結構です(管理人承認制なので非公開です)。
   その際、投票された方のお名前は必ず記載してください。
投票締切:1/21(土
   この日は創棋会の新年会です。新年会会場での投票も受け付けます。
◇投票要領:
 ・ 「お気に入り」の作品を3つまで選んでください
   1位 ○番、2位 ○番、3位 ○番と記載してください。
 ・ 短評 : 長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

★図面と解答は次のサイトから取り出すことができます   http://firestorage.jp/download/da2d4ef0ab6c7a622c9ab346c141330e3247015b
  パスワードは「nengakai」です。

※解答を見ずに解いてみたい方はこちらから図面だけ取り出せます。   http://firestorage.jp/download/81e461b4142198951db6dbbad2a51454148e0497
  パスワードは「nenga」です。

創棋会の次回課題
 創棋会の次回課題は「ネット作品展教材に使える10手台」です。
  ・ タイトル必須 .… (  )向け(  )の教材
  ・ 指導要領(自作解説)【必須
  ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
  ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
  ・ 投稿締切 2月19日(日)
  ・ 発表 2月20日以降、当ブログで一斉出題し、解答募集の予定

 多くの人に詰将棋の楽しさや面白さを知ってもらいたい、そのための教材があればいいのではないか、そういう想いから、この企画を考えました。

 それでは今回も過去の作品から「教材に使える10手台」の例題を紹介していきたいと思います。
 今回は趣向的な作品です。
 紹介する作品はいずれも好形作ですが、詰将棋の面白さや楽しさを味わっていただける好作ぞろいです。


巨椋鴻之介作(将棋春秋1956年11月、『古今短編詰将棋名作選』第64番、『禁じられた遊び』第二部第1番)
巨椋鴻之介

 初形は角・金二枚ずつの対子図式。
 可愛い形ですが二枚の金が良く利いていて意外と抵抗力のある守備陣です。
 こういうときは「持駒に桂があれば打ってみる」のが詰将棋を解くときのセオリーの一つ。
 34桂に12玉は11飛、同玉に21角成から清算して頭金で詰むので同金と応じます。
 12飛が同玉なら34角成を見てうまそうですが、33玉と逃げられてダメです。
 重いようでも23飛と打つしかありません。
 11玉では21地点に数の攻めがあるので12玉とします。
 ここで21飛成と飛車を捨てるのが好手。同金と取らせれば34角成と金を取ることができます(23飛が邪魔だったので消したわけですね)。
 11玉とかわしたところで目の覚めるような好手が出ます。
 12馬と突っ込むのです!

<9手目12馬>
巨椋12馬
 これは同玉と取るしかなく、23金と押さえれば11玉に21角成と金を取って22金までの詰み。
 なんと詰め上がりはミニ煙です。
 煙詰は盤面39枚の駒が最後は3枚になるというものですが、いきなり長編の世界は無理でもミニ煙のようなものからその面白さを感じてもらえるのではないかと思い、紹介させていただきました。
 タイトルをつけるなら、「初心者向けに煙詰の爽快さを知ってもらう教材」というところでしょうか。

【作意】34桂、同金、23飛、12玉、21飛成、同金、34角成、11玉、12馬、同玉、
    23金、11玉、21角成、同玉、22金打まで15手

 巨椋鴻之介は1934年(昭和9年)生まれで2010年に逝去されました。塚田賞6回など多くの実績を残されています。『禁じられた遊び』は巨椋氏の作品集で2008年に毎日コミュニケーションズより刊行されました。
 「将棋春秋」は月刊誌で昭和30年頃に約1年間発行されたそうです。


佐藤千明作(詰将棋ふき寄せ1942年12月、『古今中編詰将棋名作選Ⅰ』第24番)
佐藤千明

 本作も好形。持駒が歩だけなので12歩とするしかありません。
 21玉の一手ですが、打歩詰の局面になりました。
 43馬と活用して合駒を訊きます。
 角は品切れ。飛車や金銀は同馬と取って22に打てば簡単。
 桂はどうでしょうか。それには11歩成とすれば同玉に33馬と寄って詰みます。
 ということで32香打とするのが正解。
 今度は同馬としても同香で続きません。
 そこで11歩成として、同玉に44馬とします。33に何を合するか?
 飛金銀は同馬で簡単。桂なら同馬、同香、12歩、21玉、13桂があります。
 香打も同馬、同香に13香と離して打てば詰みます。
 受けが無さそうですが、好防がありました。33香と上がる のです。
 これを同馬としては31の香で取られてしまい、13香としても21から31へと逃げられてしまいます。
 攻め方は工夫が必要です。もう一度、12歩として21玉に43馬と入ります。
 飛金銀桂が簡単に詰むので32香打とするしかありません。

<12手目32香打>
佐藤12手目32香合
 3筋に香の壁が出来ました。
 31の香は動けませんので、安心して11歩成から33馬と決め手を出せます。
 33同香に13香と打てば21玉に12香成までです。
 攻め方の馬を小刻みに動かすと、玉方は香の移動合などで応じ、局面が少しずつ変化していきます。
 派手な手はありませんが、パズルのような面白さがあります。
 難しい変化もないので初心者にも理解してもらえる内容だと思います。
 タイトルをつけるなら、「初心者に詰将棋のパズルの面白さ知ってもらう教材」というところでしょうか。

【作意】12歩、21玉、43馬32香打、11歩成、同玉、44馬33香上、12歩、21玉、
    43馬32香打、11歩成、同玉、33馬、同香、13香、21玉、12香成まで19手詰

 佐藤千明氏は千文・千万喜の両氏とともに佐藤三兄弟の一人として将棋月報時代に活躍された方だそうです。


田中至作(詰パラ1967年7月、『白扇』第127番
田中至

 実戦なら43桂生や22香成と大駒を奪う手が目に入りますが、いずれも上部に脱出されます。
 初手は軽く32歩とします。同玉なら23桂成があるので同馬の一手。
 ここで23桂打とするのがうまいタイミングで同馬とするしかありません。
 こうしておけば32玉には23香成とすることができるので、今度は左から43桂と打ちます。
 これも同金とするしかありません。
 23の馬と43の金を質駒にしたところで、再度32歩と叩きます。

<7手目32歩>
田中7手目32歩

 玉では取れないので同馬としますが、32が塞がったので43桂と金を取ることが出来ました。
 43同馬にもう一度32歩と叩きます。
 これも同玉には23金があるので同馬と応じるしかありません。
 そこで最後の決め手が23桂です。同馬と取らせて42金まで。
 32歩と23桂・43桂の繰り返しで、玉方の馬も左右に動きます。手順に難しいところはなく、そのリズムを楽しんでいただけたのではないでしょうか。

【作意】32歩、同馬、23桂打、同馬、43桂打、同金、32歩、同馬、43桂不成、同馬、
    32歩、同馬、23桂、同馬、42金まで15手詰

 詰将棋は実戦の終盤力を鍛えるためだけのものではありません。
 本作は決して難解ではありませんし、華麗な捨駒が出てくるわけではありません。
 しかし、桂と歩を使って玉方の駒を翻弄する、その手順のリズムは非常に楽しいと思います。
 タイトルをつけるなら、「初心者向けに駒のリズムを楽しんでもらう教材」というところでしょうか。

 田中氏は煙詰や曲詰の作家として有名ですが、短編作も数多く創作されています。
 本作は田中氏が同人作家となられたときに記念作として出題されたものです。
 『白扇』は短編作をまとめられた作品集で1971年に全日本詰将棋連盟より発行されました。


柏川悦夫作(1969年12月、『詰将棋半世紀』第二部 第73番、『古今短編詰将棋名作選』第159番)
柏川悦夫196912

 実戦型で貧乏図式です。
 持駒も強力ですぐ詰みそうですが、32飛などでは23玉から上部に脱出されます。
 33歩成と角筋を通す手が有力そうですが、同玉で続きません。
 ここは詰将棋らしく24香と捨て、同角と取らせてから33歩成と行きましょう。
 今度は同玉に31飛と打てます。43玉なら53飛と打って簡単なので23玉としますが、34飛成、14玉に、16香、同と、15飛という好手があり詰んでいます。
 33歩成には同角と応じます。
 このままでは33角の守備が強力なので動かしたいところです。
 もう一度24香と打ち同角と取らせます。
 そこで42飛と角の利きに打つのが巧い手です。23玉なら32角成、34玉、44飛成を見た限定打です。
 これには同角と取るしかありません。

<8手目42同角>
柏川42同角
 この局面、よく見てください。なんと初形から34歩が消えました!
 34歩が消えたので、32飛と打てば23玉には34飛成と出来ます。
 以下、12玉に32龍から34角成までの詰みとなります。

 24→33→42→24という角の動きに面白さを感じてもらえるのではないでしょうか。
 またたった一枚の歩を消すために、飛車と香2枚を捨てる。こんな不経済な手段でないと詰まないというのは何とも不思議な作品です。
 タイトルをつけるなら、「中級者向けに詰将棋の不思議さを味わってもらう教材」というところでしょうか。

【作意】24香、同角、33歩成、同角、24香、同角、42飛、同角、32飛、23玉、
    34飛成、12玉、32龍、22合、34角成まで15手詰

 柏川さんの作品集『詰将棋半世紀』の第二部は「盤上流転」と題して『駒と人生』以降に発表された作品が150題収録されています。


 次回は上級者向けの手筋紹介を予定しています。

***【2017年の予定】********************************************
新年会
 日時:1月21日(土)、18時開始
   昼間の例会はありません
 場所:海心丸 福島駅前店 TEL:050-5799-5113
      〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7-6-23 日の出ビル2F
        JR環状線 福島駅 徒歩1分
        JR東西線 新福島駅 徒歩5分
        阪神線 福島駅 徒歩5分
 会費:3,000円(学生・女性は1,000円
   昨年に続いて、感謝会費です。
 初めての方も大歓迎です。

****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
  ・ タイトル必須 .… (  )向け(  )の教材
  ・ 指導要領(自作解説)【必須
  ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
  ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
          (いつもの宛先ではありません)

*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
 偶数月の第三日曜日開催。
 毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。

*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、
 必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
        blogsokikaitusin@gmail.com
                                               以上

創棋会の年賀詰~解答発表~

創棋会の年賀詰~人気投票の お願い~
 ※原稿誤記(№25の手順)があり修正(2017.1.7,19:45) 

 ★☆★☆★ 創棋会メンバーによる年賀組曲 ★☆★☆★
  「HAPPY NEW YEAR 2017 FROM SOUKIKAI」

 年賀詰の条件は、「詰手数は一桁の易しいもの」「右上5×5以内」の二つでした。
 易しい作品が揃っていたので、お屠蘇気分でも楽しんでいただけたと思います。

 なお投稿いただいたのは次の24名の方々です。ありがとうございました。
  (敬称略、作品順ではありません)。
  浦野真彦、北浜健介、梶下雄貴、久保紀貴、柴田昭彦、信行寺持光、須藤大輔、
  則内誠一郎、谷本治男、鳥本敦史、中筋俊裕、中出慶一、中村雅哉、中村宜幹、
  野曽原直之、濱田博、平井康雄、廣瀬崇幹、広瀬稔、真島隆志、水上仁、
  柳田明、山田康平、吉松智明

 解答は後記のとおりですが、解けた方も解けなかった方も、
 お気に入りの作品を選んで投票をお願いします

 ◇投票送り先: blogsokikaitusin@gmail.com
 ◇投票締切:1/21(土
    この日は創棋会の新年会です。新年会会場での投票も受け付けます。
 ◇投票要領:
  ・ 「お気に入り」の作品を3つまで選んでください
     1位 ○番、2位 ○番、3位 ○番と記載してください。
  ・ 短評:長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

★図面と解答は次のサイトから取り出すことができます
   http://firestorage.jp/download/da2d4ef0ab6c7a622c9ab346c141330e3247015b
   パスワードは「nengakai」です。

 ※解答を見ずに解いてみたい方はこちらから図面だけ取り出せます。
    http://firestorage.jp/download/81e461b4142198951db6dbbad2a51454148e0497
    パスワードは「nenga」です。

それでは28題の解答を発表します。

 №1  H                №2  A               №3  P  
1「H」「A」「P」
№1  H
  32飛、43玉、33飛成、同玉、43飛、同と、32馬まで7手
№2  A
  24銀、同角、22角成、同成桂、同桂成、同玉、32飛成、13玉、25桂まで9手
  (※圭=成桂)
№3  P
  24飛、13玉、25桂、同桂、22飛成、同馬、24銀打、14玉、26桂まで9手

№4  P                №5  Y
2「P」「Y」
№4  P
  24桂、同歩、22飛、13玉、23飛成、同玉、13金まで7手
№5  Y
  44金、同と、32飛成、同玉、33金、31玉、22馬まで7手

№6  N                №7  E               №8  W
3「N」「E」「W」
№6  N
  33歩、同玉、22角、32玉、34飛、同銀、33歩、23玉、32角まで9手
№7  E
  24龍、同玉、14銀成まで3手
№8  W
  13角、同飛、22銀、同玉、14桂、同飛、23金、31玉、22銀まで9手

№9  Y                №10  E               №11  A
4「Y」「E」「A」
№9  Y
  21歩成、同玉、31金、同玉、22銀、同馬、41飛成、同玉、42金まで9手
№10  E
  24銀、同玉、16桂、同金、22飛、同馬、14金まで7手
№11  A
  24香、13玉、22銀、同金、23香成、同玉、24金まで7手

№12  R               №13  2               №14  0
5「R」「2」「0」
№12  R
  25桂、同歩、24銀、同玉、14飛、33玉、34金、同桂、45桂まで9手
№13  2
  22歩成、同玉、13角成、同玉、33飛成、14玉、13龍、同玉、23角成まで9手
№14  0
  22金、同玉、24龍、31玉、22龍、同玉、34桂、23玉、22金まで9手

№15   1              №16  7
6「1」「7」
№15  1
  13銀、21玉、43角成、32金、33桂、31玉、42銀、同金、21馬まで9手
№16  7
  13銀、同桂、24桂、同歩、23銀、21玉、31龍、同玉、32金まで9手

№17   F              №18  R               №19  O  
7「F」「R」「O」
№17  F
  12銀、同玉、13歩、23玉、22角成、同龍、24金打まで7手
№18  R
  22飛成、同玉、34桂、31玉、32香、同銀、53角成、同桂、42香成まで9手
№19  O
  24角、23玉、15桂、同歩、13角成、同玉、14歩、23玉、24香まで9手

№20  M               №21  S              №22  O
8「M」「S」「O」
№20  M
  23金、同香、22銀、同玉、11角、同玉、12金まで7手
№21  S
  41桂成、同玉、33桂生、42玉、43歩、33玉、25桂まで7手
№22  O
  22歩、同玉、33龍、同玉、43馬、22玉、23歩、同玉、33金まで9手。

№23   U              №24  K              №25  I  
9「U」「K」「I」
№23  U
  21香成、同馬、23桂まで3手
№24  K
  34銀、同銀、25桂、同龍、21と、23玉、32角、同玉、22角成まで9手
№25  I
  32飛成、同玉、44桂、21玉、33桂、12玉、13馬、同銀、21飛成まで9手

№26  K               №27  A              №28  I  
「K」「A」「I」
№26  K
  31銀不成、21玉、22銀成、同玉、31角、21玉、32桂成、同金、33桂、同金、22歩、32玉、42とまで13手
№27  A
  31香成、22玉、32歩成、23玉、24飛、同龍、14角、同龍、33と まで9手
№28  I
  12角、同玉、13歩、23玉、41角、同飛、33香成まで7手

 以上28題。楽しんでいただけたでしょうか。
 お気に入りの作品を選んで投票をお願いします。
 また投票作には短評もお願いします。投票しなかった作品への短評も大歓迎です。

***【2017年の予定】********************************************
新年会
 日時:1月21日(土)、18時開始
   昼間の例会はありません
 場所:海心丸 福島駅前店 TEL:050-5799-5113
  〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7-6-23 日の出ビル2F
    JR環状線 福島駅 徒歩1分
    JR東西線 新福島駅 徒歩5分
    阪神線 福島駅 徒歩5分
 会費:3,000円(学生・女性は1,000円)
  昨年に続いて、感謝会費です。

 初めての方も大歓迎です。

****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
  ・ タイトル必須 …(  )向け(  )の教材
  ・ 指導要領(自作解説)【必須
  ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
  ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
    (いつもの宛先ではありません)

*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
 偶数月の第三日曜日開催。
 毎月、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。

*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
    blogsokikaitusin@gmail.com
                                            以上

謹賀新年<詰パラ1月号到着&創棋会の次回課題>


 あけましておめでとうございます。
 本年も創棋会とブログ「創棋会通信+α」をよろしくお願いします。

■創棋会の年賀詰~人気投票のお願い~
 年末(12/30)に創棋会の年賀詰組曲
    「HAPPY NEW YEAR 2017 FROM SOUKIKAI」
 を出展させていただきましたが、皆さんご覧になりましたか?

 作意手順は、1/7~9の間に発表する予定です。
 解いた方も解かなかった方も、お気に入りの作品を選んで投票をお願いします。

◇投票送り先:  blogsokikaitusin@gmail.com
◇投票締切:1/21(土)
   この日は創棋会の新年会です。新年会会場での投票も受け付けます。
◇投票要領:
  ・お気に入り」の作品を3つ まで選んでください。
   1位 ○番、2位 ○番、3位 ○番と記載してください。
  ・短評 :長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

★図面は次のサイトから取り出すことができます
  http://firestorage.jp/download/4689cb9175e898aa74aa91c5ffdedb544fd8e109
  パスワードは 「nenga」です。

詰パラ1月号が到着
・ 詰将棋学校(12P~)。新年号です。
 担当者の言葉では、大学に注目ですが、一見して高品質の作品が揃っているような雰囲気。
 その他の学校の作品は、一目、中学以外は新年向けかも。そのなかで大院2は注目か。
 例年1月号は解答者も大幅に増えます。
・ 段級位認定(18P~)。鬼面人を驚かすような問題は無さそうに見えますが…。
・ 新春詰将棋(20P~)。勝浦九段の特別出題。振り返れば昨年9月号の高校で驚きの初入選! 
 「解けてうれしい詰将棋」では『勝浦賞』の創設もありました。手練れの芸を見せてもらえるのではないでしょうか。
・ 持駒のある風景(24P~)。独特の味を出している北村さん。色々と一区切りをつけたいとの表明。
 ネットとは違って活字の世界の連載は締め切りのプレッシャーもなかなかのものだったのではないかと拝察。
 最後まで北村ワールドを楽しませていただきたいと思います。
・ おもちゃ箱だより(28P~)。年賀詰に関する記事。
 ネットでは創棋会の年賀組曲が紹介されています。お気に入り投票の際にはよろしくお願いします。
・ ちえのわ雑文集(32P~)。久保さんの「失楽園」は創作ソフトに関する問題提起。
 指将棋とは違った意味で深刻な問題。
 論点はたくさんありそうです。
 たとえば、提示された作品(問題)を解答するゲームという意味では、柿木の登場でその性質がかなり変容したかに見えますが、解答選手権のようにリアルな対決では「人智」の対決の要素から詰キストの高い関心を集めています。
 その一方で作品があっての詰将棋である以上、その作品は誰が産み出すのか。人が創り、人に解答・評価・鑑賞してもらうから、作品が輝くという今の世界、それがソフト創作によって変わっていく可能性をどのように受け止めていくのか。
 今のところ、商業ベースでのソフト開発は行われていないようですが、AIの能力アップのチャレンジテーマに詰将棋が選択されれば、目先の損得は抜きにして取り組まれるのではないかという気もする。そうなれば「eureka」だけの問題ではなさそうです。
・ サロン(47P~)。谷口均さんの二上九段追悼の追悼文。
 先月号の全詰連の頁では柳田さんが、将棋世界1月号の追悼記事では若島さんがそれぞれ作品を紹介されていましたが、詰将棋界の巨人が一人亡くなられたというのをあらためて感じます。
 また細川さんの「易しい中編コーナー新設」へのご意見、詰パラブランドというのはわかる気がします。でも同好の士が集うネット発表でも悪くないのでは、という気もします。解答者全員の短評が載ったりすることもありますからネットの方が自由度は高いと言えます。
・ 会合案合(51P~)。1月も各地で例会開催。たま研も数えると7か所!
 創棋会は1月21日(土)が新年会です。みなさんのご参加お待ちしています!

■創棋会の次回課題
 創棋会の次回課題は「ネット作品展教材に使える10手台」です。
  ・ タイトル必須】…(  )向け(  )の教材
  ・ 指導要領(自作解説)【必須
  ・ 条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
  ・ 投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
  ・ 投稿締切 2月19日(日)
  ・ 発表 2月20日以降、当ブログで一斉出題し、解答募集の予定

 詰将棋との出会いは人それぞれですが、多くの人に詰将棋の楽しさ、面白さを伝えられるような教材が作れるといいのではないか、そういう想いから、この企画を考えました。

 それでは今回も過去の作品から「教材に使える10手台」の例題を紹介していきたいと思います。
 今回は実戦型です。
 “実戦型は詰将棋のふるさと”というフレーズもあります。
 実戦に表れそうな形から詰将棋ならではの好手が飛び出して気持ちよく詰め上がる。だからマニアだけでなく、初心者から実戦派にも受けるのだと思います。
 今回紹介する作品はいずれも端正な実戦型ですが、攻防の妙手が盛り込まれた好作ぞろいです。
 タイトルをつけるなら、「実戦派向けに詰将棋の醍醐味を味わってもらう教材」というところでしょうか。


柏川悦夫作(将棋評論1951年8月、『駒と人生』第26番、)
柏川
 玉の逃げ道は限られていて、今にも詰みそうな形です。
 初手は、飛車の利きがあるので13銀と打ってみたい局面です。
 同玉なら25桂、12玉、22金、同玉、32飛成まで。
 同桂も22金、同玉、32飛成までです。
 しかし同角とされると、22金は角で取られますし、32飛成としても22金合とされて21龍とできません。24桂としても同角で続きません。
 13銀がだめなら、他の手はもっと続かないように見えますが、巧い手がありました。
 22金と捨ててから13銀とするのです。

<3手目13銀>
柏川_13銀
 わざと香の利きが出来るようにして、13に捨てるのがたまらない味の良さです。
 角・桂・香の何で取っても32飛成まで。
 同玉には25桂と上部を押さえます。
 12玉に32飛成。これには21龍を防いで22金合の一手(飛合は取って32飛まで)。
 これもあっさりと同龍と切り、34桂と打ってきれいな収束です。
 22金から13銀が二手一組の妙手でした。

【作意】 22金、同玉、13銀、同玉、25桂、12玉、32飛成、22金、同龍、同玉、
    34桂、31玉、42金まで13手詰

 柏川悦夫氏は1926年(大正15年)生まれで2005年に逝去されました。
 看寿賞3回、塚田賞9回など多くの実績があり、立体曲詰「二上」や一色詰などが有名。
 『駒と人生』は1963年に全詰連から発行された作品集。同書は1994年に詰将棋研究会から刊行された『詰将棋半世紀』にも収録されています。
 なお「将棋評論」は月刊誌で1947年3月から1952年12月まで65号発行されたそうです。


松本勝秋作(詰パラ1966年9月、『古今短編詰将棋名作選』第127番)
松本勝秋
 持駒は揃っているし41龍という強力な攻め駒もあります。しかし33と13に逃げ道があるので注意して攻めないといけません。
 逃げ道に先着する33銀が好手。同桂には31角、13玉には15飛があるので、同玉と取る一手です。
 そこで32飛では、24玉、34飛成、15玉と上部脱出されてしまいます。
 ここは15角が気持ちの良い一手です。

<3手目15角>
松本_15角
 同香と取らせておけば、32飛、24玉、34飛成に、13玉とするしかなく、14銀から簡単な詰み。
 22玉とかわせば、さらに33銀の追撃です。
 同桂なら32飛から11龍があるので、13玉と逃げます。
 ここで24角と活用するのが好手。
 同歩と取らせて出来た空間に23飛と捨てるのが継続の手段。
 以下21龍から45桂までの詰みとなります。
 33銀から15角の好手筋、打った角を二段活用する24角と気持ちの良い手が次々と出てきます。
 詰将棋らしい好手満載で、この年の表紙コンクールで1位となった佳作です。

【作意】 33銀、同玉、15角、22玉、33銀、13玉、24角、同歩、23飛、同玉、
    21龍、33玉、45桂、まで13手詰

 松本勝秋氏については、残念ながら詳細を存じ上げませんが、若島正さんの『盤上のパラダイス』には松本氏と若島少年との文通が始まり、同氏の誘いで若島さんが詰パラの購読を開始したとあります。いい話ですね。この話は『棋士という人生』(新潮文庫)にも掲載されています。


藤井国夫作(詰パラ1981.5、『双曲線』第90番)
藤井国夫
 一筋の香車こそありませんが、これも自然な好形。
 金気がないので詰め上がりがちょっと見えません。
 34桂とすると、12玉、13歩、同桂、24桂、同歩、13桂成、同玉、31馬と手は続きますが、23から34へと逃げ出されます。
 ここは33銀成と捨てるのが好手です。
 同桂ならそこで34桂が好手順で、12玉、24桂、同歩、13歩、21玉、33桂生と桂を入手して11玉に23桂までです。
 途中24桂や13歩に11玉は33馬があります。33銀捨で桂を質駒にしておいた効果です。
 そこで33銀成を取らずに12玉とします。
 すぐに13歩と叩くのは11玉で続かないので24桂と下工作です。
 同歩と取れば13歩に11玉は23桂までですし、13同桂も同桂成から31馬の筋があります(初手33銀不成では、この変化で23玉とされてしまいます)。
 24桂には11玉とギリギリのところで打歩詰にしてこらえます。
 ここから22成銀と捨て、同玉に34桂と、成銀を桂に打ち替えます。
 この局面で33馬が打開の好手です。
 同桂と取らせることで12歩と打つことが出来ます。
 21玉には33桂生と桂を取り、31玉に奪った桂を43に打って、不思議な詰上り!
 なんと四桂詰になりました。

<詰上り>
藤井_詰め上がり
 自然な棋形から33銀成や33馬の好手を配して最後はあっと驚く四桂詰。
 本作は『詰パラ傑作選』(毎日コミュニケーションズ、1993年)にも収録されています。

【作意】 33銀成、12玉、24桂、11玉、22成銀、同玉、34桂、11玉、33馬、同桂、
    12歩、21玉、33桂不成、31玉、43桂、まで15手詰

 藤井国夫氏は1934年(昭和9年)生まれの大ベテランで同人作家。
 詰将棋だけでなく必至作家としても功績を残されています。
 『双曲線』は2006年に全詰連から発行された藤井氏の作品集で、必至と詰将棋がそれぞれ百題収録されています。


若島正作(京都民報1992.9、『盤上のファンタジア』第47番)
若島正№47
 51馬が良く利いているので上部脱出はなさそうな形です。
 31角、同玉、41飛、22玉、32金と筋良く攻めると13玉で息切れ。
 大駒は温存して32金と打ってみましょう。
 32金に12玉は、13歩、同玉、15飛、14合、31角から詰みますので、32同玉と応じます。
 52飛と離して打つと43玉なので、42飛と直に打ちます。これは33玉の一手。
 そこで45飛成と開き王手で攻めます。
 22玉と逃げれば31角の好手があって駒余りの詰み。
 おかしい…何かうまい受けがあるのか?
 そうです。42に捨合する手がありました。42同龍なら34玉から上部脱出です。
 でも34歩と押さえて22玉に31角と打つ手があります。同玉でも12玉でも42龍までです。
 ということで正解は31角を取れる駒、42銀合です。

<6手目42銀>>
若島_42銀
 これは同馬とするしかありません。
 しかし強力な銀を手に入れたので、31角から13歩と打ち、同桂と取らせて21銀と捨てます。
 続いて42馬を32に捨て、45龍が42に入って終局。
 後半は流れるような手順できれいに収束しました。
 きれいな実戦型から突然現れる銀合。これだけでも十分意外性のある一局ではないでしょうか。

【作意】 32金、同玉、42飛、33玉、45飛成、42銀、同馬、22玉、31角、12玉、
    13歩、同桂、21銀、同玉、32馬、同玉、42龍、21玉、22角成まで19手詰


 次回は趣向っぽい作品を取り上げる予定です。

***【2017年の予定】********************************************
★新年会
 日時:1月21日(土)、18時開始
    昼間の例会はありません。 
 場所:海心丸 福島駅前店 TEL:050-5799-5113
    〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7-6-23 日の出ビル2F
     JR環状線 福島駅 徒歩1分
     JR東西線 新福島駅 徒歩5分
     阪神線 福島駅 徒歩5分
 会費:3,000円(学生・女性は1,000円
  昨年に続いて、感謝会費です。
 初めての方も大歓迎です。

****************************************************************
★次回例会
[日時] 2017年2月19(日)13時~
[場所] 関西将棋会館 4F多目的ルーム
[課題] ネット作品展 「教材に使える10手台
タイトル必須】…(  )向け(  )の教材
指導要領(自作解説)【必須
・条件『教え易い、分かり易い、覚え易い』
・投稿先 → blogsokikaitusin@gmail.com
   (いつもの宛先ではありません)

*******************************************************************
★4月以降も偶数月に例会を開催します。
偶数月の第三日曜日開催。
毎回、何か課題作を持ち寄って楽しく過ごせるようにしたいと考えています。

*******************************************************************

※当ブログのコメントは管理者承認制になっていますが、下記アドレスに直接ご意見をいただければ、
 必要に応じて、返信させていただくとともに、内容をブログに反映するようにいたします。
    blogsokikaitusin@gmail.com
                                             以上