お知らせ(新年会・解答選手権)と次回課題

会合の案内やお知らせから。
☆創棋会の例会と新年会の案内
♪多数のご参加をお待ちしています♪
【例会】
<日時>1月31日(日)13時~
<場所> 関西将棋会館3Fミーティングルーム
4Fの和室ではありません。ご注意ください。<会費>千円(学生無料)
<課題>3月号掲載「持駒ホケキョ(桂香歩)の3種(29手以内)」
※投稿先 ⇒ sokipara@yahoo.co.jp
【恒例新年会】
<日時>1月31日(日)17時30分~
<場所>海鮮居酒屋「海心丸」JR福島駅前(詳細は後記のとおり)
<会費>3,000円(学生・女性は1,000円)

☆解答選手権
・チャンピオン戦 3月27日(日)
受付は 10時30分から11時。競技開始が11時10分。
※今年から受付を30分早めましたのでご注意ください。
【東京会場】未確定
【大阪会場】大阪市立港区民センター
※詳細は解答選手権速報ブログをご覧ください
http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem
また作品は募集中です。1/25まで下記宛投稿下さい。
kaitousensyuken.yanagida@gmail.com


続いて、6月号の創棋会の作品展の課題です。
課題は「成生の態度保留や態度打診」(29手以内)です。
4月17日の例会で選考を行います。1月31日の例会では事前研究を行う予定です。

今回も例題を紹介します。

酒井克彦作(近代将棋1965年3月号)第55期塚田賞中編賞受賞作。
同氏の作品集「からくり箱」21番にも収録されています。

酒井克彦

入玉図ですが盤面7枚の好形です。
初手は16銀から入ります。同玉と取れば19飛がありますから28玉とかわします。
29金、17玉と追い戻して、37飛に㋑27歩合が飛車を近づける受けの好手です。
すぐに16玉としては27角と打たれて簡単に詰んでしまいます。
以下、同飛、16玉、17歩、27玉に63角と打ったとき、㋺54歩合が妙防。
酒井_54歩合

63角に、37玉と寄るのは36角成の1手詰。17玉とかわしても18金、16玉に27角不成の好手があって簡単に詰む。
酒井_変化図27角生

63角のままだと攻め方は玉の逃げ場所によって成と不成の選択が可能になるので、玉方は54歩合によって角の成・不成の態度を打診し、同角不成なら37に寄り、同角成なら17玉とかわして逃れようというわけです。

54歩合に同角不成は37玉でどうにもならないので同角成と応じるしかない。
17玉に18金では打歩詰になるので26銀と軽く捨てる手が打開の好手。以下、36馬と引きつけ、最後は馬も切ってきれいな詰め上がりとなる。
収束㋩15玉のところ、同玉は18金以下の変化同手数となるのが残念。
今から50年前にこういう素晴らしい作品が創作されていたというのがすごいですね。

作意:16銀、28玉、29金、17玉、37飛、㋑27歩合、同飛、16玉、17歩、27玉、63角、㋺54歩合、同角成、17玉、26銀、同玉、36馬、15玉、16歩、同玉、17歩、㋩15玉、14馬、同玉、24金、15玉、25金まで27手詰

好作のご投稿をお待ちしています。
以上
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謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

まず創棋会の例会案内です。詰パラ1月号でも案内されています。
▼今月の創棋会
例年は2月の開催でしたが、ちょっと早めの開催となります。
また続けて恒例の新年会もあります。今回はびっくり感謝会費です。
奮ってご参加くださいますようお願いします。
【例会】
<日時>1月31日(日)13時~
<場所> 関西将棋会館3Fミーティングルーム
4Fの和室ではありません。ご注意ください。
<会費>千円(学生無料)
<課題>3月号掲載「持駒ホケキョ(桂香歩)の3種(29手以内)」
※投稿先 ⇒ sokipara@yahoo.co.jp
【恒例新年会】
<日時>1月31日(日)17時30分~
<場所>海鮮居酒屋「海心丸」JR福島駅前(詳細は後記のとおり)
<会費>3,000円(学生・女性は1,000円)

続いて、6月号の作品展の課題についてのお話です。
課題は「成生の態度保留や態度打診」(29手以内)です。
4月17日の例会で選考を行います。好作のご投稿を心待ちにしております。
また1月31日の例会では事前研究を行う予定です。

例題として成生打診中合の第一号局と言われている谷向奇道氏の作品を紹介します。
谷向奇道作(1952年1月詰パラ)
谷向

まず初手は飛車を43から打つ一手でしょう。57玉と逃げれば58歩、56玉、45飛成で簡単に詰みます。
それでは打歩詰に誘うために45に合駒をするとどうなるか。
頭に利く駒は同飛成、57玉となったとき58から打てるので桂合をします。
今度は同飛成と取ると57玉で打歩詰になってしまうので、同飛不成とするのが好手。
今度は57玉に58歩が打て、56玉に68桂と取った桂が使えます。
以下、同飛成に57歩と突き出すと、同龍は65馬までなので同玉と取るしかなく、68銀と飛車を奪って47からその飛を打てば簡単に詰みます。
どうやっても簡単に詰んでしまうようですが、実は2手目に44桂とする妙防があります。
谷向途中図1

同飛成と取ると、さらに45に桂合をされ、打歩詰の局面に誘い込まれてしまいます。
しかし同飛不成とすれば、57玉、58歩、56玉、68桂、同飛成、57歩、同玉、68銀、同角成と45桂合のときと同じように進めても、先ほどとは違い飛が44なので、47飛打としても詰みません。
44桂合は攻方の態度を打診する高級手筋だったのです。
谷向途中図2

ここで局面を打開する妙手があります。
59飛と打つのです。同馬とは取れませんから合駒の一手。桂は打てないので歩合をしますが、同飛と取り、同馬に対して、今度は75馬と銀を取って66銀から銀歩送りの筋で都玉の詰め上がりとなりました。

作意:43飛、44桂合、同飛不成、57玉、58歩、56玉、68桂、同飛成、57歩、同玉、68銀、同角成、59飛、58歩合、同飛、同馬、75馬、同歩、66銀、56玉、57歩、同馬、65銀、55玉、45飛まで25手詰

なお打診中合の第一号局に関する論考が下記にありますので、興味のある方は参照下さい。
・詰パラ2014年8月号34P「夢想の研究」若島正
・詰パラ2015年1月号30P「『詰将棋づくし自作の部第5番』打診中合第一号局かもしれないことについて」利波偉
・将棋魔法陣(二上達也、日本将棋連盟、2015年1月)310P「解題」若島正

打診中合以外にも課題を表現した作品はありますので、追って紹介させていただきます。
それでは1月例会ならびに新年会へのご参加、よろしくお願いします。

***【会場情報】**************************
<関西将棋会館>
〒553-0003大阪府大阪市福島区福島6-3-11、TEL:06-6451-7272 
JR大阪環状線 福島駅 徒歩3分
JR東西線 新福島駅 徒歩5分
阪神電車 福島駅 徒歩5分
http://www.shogi.or.jp/kansai/index.html

<海鮮居酒屋「海心丸」>
〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7-6-23 日の出ビル2F、TEL:050-5799-5113
JR環状線 福島駅 徒歩1分
JR東西線 新福島駅 徒歩5分
阪神線 福島駅 徒歩5分
http://r.gnavi.co.jp/k003202/map/
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