続・創棋会例会12/20開催の案内

<続き>☆第258回創棋会例会の開催予定と課題
【次回例会案内】(詳細は末尾に記載)
◆日時:2015年12月20日(日)13時~17時
◆場所:関西将棋会館4F
◆課題:
「持駒ホケキョ(桂香歩)の3種」(それぞれの枚数は不問です)
29手以内でお願いします。
作品の送付先 ⇒ sokipara@yahoo.co.jp

【課題について】
前回紹介した過去の課題作(第26回例会、1977年4月号詰パラ出題)の正解です。

33角成、同玉、36香、35角合、同香、23玉、33香成、同玉、24角、同香、34歩、23玉、35桂まで13手詰

33角成を同歩と取ると35桂の一手詰。33同玉に36香とするが、23玉とかわすとやはり35桂がある。そこで35に中合だが、頭に利く駒は24から打てるので、角か桂とわかる。桂は同香以下、23玉、15桂、同歩、24歩、14玉、26桂できれいに詰むが11手と早い。作意は角合だが、同香の後、香を成捨て、取った角も24に捨て、35桂で詰み上がる。
作者は大ベテランの柴田昭彦氏。同氏の作品集「詰将棋三十年」収載されている(29番)。

ここでもう一題柴田さんの作品を紹介させていただく。
これも「詰将棋三十年」収載されている(54番)。
詰将棋パラダイス1964年9月号
柴田昭彦氏196409blog
手順を追ってみよう。
51飛、22玉、24飛、23歩合、21飛成、同玉、23飛成、31玉(途中図)、33龍、(イ) 32飛合、43桂、21玉、23香、(ロ) 22桂合、31桂成、12玉、13歩、同玉、14歩、同桂、24龍、12玉、14龍、13合、24桂まで25手詰
(イ) 32金合は23桂、21玉、22香、同金、31龍、12玉、11桂成、13玉、14歩、同玉、16香以下
(ロ) 22角合は、同香成、同飛、12角以下。
10手目金合だと23桂で詰むが、飛合だと43桂から攻めるのがちょっと不利感のあるところ。次の23香が打歩詰回避の好手。ここで角合には12角捨ての好手段がある。桂合で粘るところに、31桂成が気持ちの良い一手。最後は22桂を14に跳ばせ、それを奪って詰める。
清貧図式で粘り気のない駒ばかりだが、桂香を巧みに使って仕上げた好作である。
ところで課題に関係ないのになぜこの作品を紹介するのかというと、途中図を見ていただきたい。持駒が「桂香歩二」です。「途中無仕掛け」というカテゴリーはあっても「途中ウグイス」というのはさすがにないのでしょうが…。
柴田昭彦氏途中図

大道棋の香歩問題にも次図のように2手進んだ局面で持駒が「桂香歩」になるものもありましたが、逆算して大道での商品価値が上がるなら、わざわざ「ウグイス図式」にはしないですね。
大道棋奇策縦横231図
奇策縦横231blog

63桂、同歩、83桂、81玉、82歩、92玉、95香、93角、91桂成、同玉、93香、92角、81歩成、同玉、92香成、同玉、83角、93玉、82角、84玉、75銀、同玉、74角成まで23手

今回の課題、他にはたまたま見かけたのが森田さんの有名な森田手筋第一号局。
詰将棋パラダイス1964年9月号(「春霞」27番)
森田正司195909blog

16桂、同飛生、25香、15玉、33馬、26玉、44角、35桂、15馬、同玉、33角成、26玉、27歩、同桂成、35銀、同玉、24馬まで17手詰

こういうのはデータベースで調べれば、もっと出てくるのでしょうが、いずれにしても作家の皆さんの腕の見せ所、作品の投稿をお待ちしています!

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<次回例会案内>
■日時:2015年12月20日(日)13時~17時

■課題:
「持駒ホケキョ(桂香歩)の3種」(それぞれの枚数は不問です)
29手以内でお願いします。
好作4題を詰パラ3月号で出題予定。
応募作の選考は次回例会で行いますので、奮って応募ください。
作品の送付先は次の宛先にお願いします。
sokipara@yahoo.co.jp

■場所:関西将棋会館4F
〒553-0003大阪府大阪市福島区福島6-3-11、TEL:06-6451-7272 
JR大阪環状線 福島駅 徒歩3分
JR東西線 新福島駅 徒歩5分
阪神電車 福島駅 徒歩5分
http://www.shogi.or.jp/kansai/index.html

以上
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創棋会例会の案内(12月)

☆第258回創棋会例会の開催予定と課題作
<次回例会案内>
・2015年12月20日(日)13時~17時
・関西将棋会館4F(住所などは末尾に記載)

<課題作>
・「持駒ホケキョ(桂香歩)の3種」(それぞれの枚数は不問です)
好作4題を詰パラ3月号で出題予定。
応募作の選考は次回例会で行いますので、奮って応募ください。
応募先は次の宛先にお願いします。
sokipara@yahoo.co.jp

・持駒が「歩桂香」のものを「ウグイス図式」というそうです。
“フケイキョウ”→“フケキョ” →“ホケキョ”という語呂合わせです…。
課題作がパラに掲載されるのが3月。それならば春らしい課題がよいのではないかということから、この課題になりました。

・「ウグイス図式」の定義というのがあるのかどうか。
たとえば持駒フリーで盤面「歩桂香」というのはどうなのか?
もちろん「玉」がありますから、“オウフケイキョウ”→“ホ~ホケキョ”(ちょっと苦しいか?)となります。
あるいは持駒も盤面も「歩桂香」だけの完全ウグイス図式というのはどうでしょうか?
(服部秋生さんの名作「砂丘」だ!)
ネットで探したら「おもちゃ箱」の『くるくる展示室』に次のような記載がありました。
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「ウグイス」とはウグイス図式の略で、将棋の駒の「歩兵」「香車」「桂馬」(および「玉将」)だけを使用する詰将棋のこと。順序を変えると歩桂香(フケイキョウ)で、これが詰将棋の愛好者にはホーホケキョと鶯の鳴き声に聞こえます。風情があります。(以下略)
http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/kurukuru/kt123.htm
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脱線しました。
厳密な定義はさておき、今回の課題はあくまでも
「持駒ホケキョ(桂香歩)の3種」です。
これとても課題を意識して創作されたと思われる作例は少ないようです。

過去の創棋会の課題作では第26回の例会(1977年2月)で「持駒 桂香歩」(ウグイス詰?)出題されており同年4月号に出題されたようである。その中の一作が次図。

柴田昭彦氏197704blog

13手詰ということですから、皆さんチャレンジしてみてください。
正解は続報でお知らせします。

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・関西将棋会館4F(住所などは末尾に記載)
〒553-0003大阪府大阪市福島区福島6-3-11、TEL:06-6451-7272 
JR大阪環状線 福島駅 徒歩3分
JR東西線 新福島駅 徒歩5分
阪神電車 福島駅 徒歩5分
http://www.shogi.or.jp/kansai/index.html

以上

最近の出来事

今日は創棋会には直接関係ないのですが、最近のニュースなどで気になったことを書かせていただきます。

■藤井聡太さん三段に昇段!
・7月の全国大会は地元大阪にもかかわらず欠席。その後の奨励会例会は勝ったり負けたりだったようだが、10月18日の奨励会例会で2連勝して昇段。中学生棋士の誕生が待たれる!解答選手権優勝者にはいいことがある(実力があるからですが)というジンクスはは生きていました。

■週刊将棋が休刊!
・管理人は創刊以来の購読者でしたが残念です。
解答選手権、看寿賞、全国大会などの紹介や角さんの連載と、詰将棋にも紙面を割いておられたので休刊は残念です。
紙媒体で将棋を楽しむ人が減っているということなのでしょうね。(その割にはマイコミの新刊は多かったようにも思いますが)

■プレ短コン
・先日の創棋会例会でも短コンの話題が出ました。すでに投稿された方、複数の手持ちがあって迷っておられる方…(うらやましい限り)。
・例会の課題作は思い切って11枚以上で詰パラの企画にぶつけようか、という過激な意見も出たのですが、なんと鈴川さんのブログで本当に「11枚以上・命名あり」という条件でプレ短コンの募集が行われています。興味のある方は「my cube」をご覧ください。

以上


創棋会第257回例会報告(20151018)

10月18日(日)13:00より関西将棋会館3階ミーティングルームで第257回創棋会例会が開催されました。
参加者は次の皆さんです(順不同)。
猪股昭逸、上田吉一、久保紀貴、谷本治男、中出慶一、中村雅哉、広瀬稔、古川剛士、吉田彰、吉松智明、以上10名。
途中、浦野八段が少しだけ顔を出されました。某氏の作品集発刊に関する打合せがあるとか。

今回の課題は「4×4(格子内)」というもの。
何と15作の投稿がありました。黙々と解図に取り組む中、少しずつ参加者も増え、どの作品を選ぶかという議論も。その結果は12月号をお楽しみに。
上田さんが参加されてからは詰棋談に花が咲きました。ここでも某氏(別の方)の作品集の話題が出ました。おそらく来年の全国大会に合わせて発刊を計画されているはずなので、今から倉敷の大会が楽しみです。
また次回の課題については、色々な意見が出ました。この話は正式に決まったらアナウンスさせていただきたいと思います。

例会参加者:左から、吉田・久保・上田・中出・広瀬。谷本・古川・猪股・中村(関西将棋会館前にて)
創棋会(20151018)参加者

10月18日は創棋会例会です

創棋会(壮棋会)第一回課題convert_20151004171405
詰パラ10月号54~55頁に掲載のとおり、10月18日(日)13時から関西将棋会館で第257回の創棋会例会が開催されます。
今回の課題については“「4×4格子内」四隅(第一回課題)”となっています。
このことについて少し補足させていただきます。
創棋会の前身は「壮棋会」で、昭和47年(1972年)6月に発足しました。
創棋会と名称が改まったのは昭和55年(1980年)のことです。
今回作品募集された「4×4(格子内)」という課題は、「壮棋会」の第一回課題でした。
別紙の8作品が詰パラ昭和47年(1972年)8月号に発表されました。
図面は、当時世話人をされていた田宮克哉さんが手書きで作成され、それが詰パラに掲載されていました。