FC2ブログ

パスワードクイズの締切迫る!11月20日

<パスワードクイズの締切迫る!11月20日>

■創棋会作品展パスワードクイズ、追加出題の締切迫る!
 詰パラ9月号(21P)の創棋会作品展
 今回は合作による「あぶり出し」が課題、組曲で詰上りが想像しやすい作品展だったと思いますが、ご解答いただけたでしょうか。
 連動企画の「パスワードクイズ」は引き続き受付中です。締切は11月20日です。
 詰上り4文字(手順解答は不要)を下記に送ってください。こちらの賞品にはレア品を用意しています。よろしくお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com

■パスワードクイズ~追加出題~! 【締切】11月20日!
 詰パラ11月号、ご覧いただいていると思います。「ちえのわ雑文集」(26P)でパスワードクイズの追加出題!
 当ブログでも先行公開していますが、あらためて図面を載せますので奮って解答下さい。
    
①高縄山ろく作
①高縄山ろく作

②kisy作
②kisy作

③まさ作
③まさ作

 9手以内のあぶり出しが三作です。
 詰上りの3文字を解答してください
   ヒント:9月号作品展の詰上り4文字と関連があります。
 解答は下記までお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com

【締切】11月20日
 3文字と4文字、どちらを答えていただいても結構です。
 詰手順は不要、メッセージ歓迎。
 解答は下記までお願いします。
    blogsokikaitusin@gmail.com
 本ブログで正解者を発表します。呈賞はレア品を用意しています。


■創棋会の次回課題~平成31年に因んだ作品~
 創棋会の次回課題は「平成31年に因んだ作品」(29手以内)です。
 パッと浮かぶのが、平成の「31」、西暦の「2019」、干支は「亥(ヰ)」というところ。
 これだけでもさまざまな表現が可能なのではないでしょうか。

 投稿作は12月例会(12/16)で選考の上、3月号で出題の予定です。
 平成最後の年に相応しい好作の投稿をお待ちしています。
 投稿はこちらまで →  blogsokikaitusin@gmail.com

 それでは恒例の例題紹介です。
 今回は「初形31玉」「手数31手」の作品を取り上げます。
 詰パラ1980年11月号に「申棋会誕生」銘打って「初形31玉」「手数31手」の作品が出題されました。
 「申棋会」は昭和31年生まれの詰キストの会。昭和31年が申年ということからこの名称になりました。
 旗上げのメンバーは、飯尾晃、近藤真一、斉田喜道、塩野入清一、橋本樹、平井康雄、柳田明、山本昭一、吉松智明(50音順、敬称略)の9名。今見ても錚々たるメンバーです。会の活動内容などは柳田さんの「奇想曲」や山本昭一さんの「怒濤」に記されています。
 昭和31年に因んで「初形31玉」「手数31手」の作品展が開催されたというわけです。


平井康雄作 詰パラ1980年11月号
31玉31手①平井康雄198011

 41歩成が目につきますが21玉で続きません。
 俗ですが43桂不成と駒を取ります。
 これなら21玉には31桂成と捨て、同玉に41歩成と手が続きます。
 21玉とかわせば、31と と捨て同玉に42銀成と捨てるのが好手。

<9手目:42銀成>
31玉31手①平井康雄198011_42銀成

 42銀成は要の駒に思える銀を捨てる手で意表を突きます。
 同玉と取られると切れ模様なので不利感のある手と言えます。
 42同玉には34桂が継続の好手。
 34同となら43金から34龍と回る手があるので34桂は取れません。
 31玉なら51龍があるので、32玉と寄ります。
 43金と打って21玉に51龍と突っ込めばゴールは間近。
 31合には32金から42龍があるので、斜めに利く駒を打つしかないのですが、金銀は同龍ですから、最善は角合です。
 これも同龍と取って、42金と活用し、21玉に32角と据えれば定番の収束が見えてきました。
 11玉に22桂成と捨て、同玉に23歩成から21角成と角も捨て、32金から詰みとなります。
 42銀成や34桂の好手もあり、気持ち良く捌けて最後は清涼詰。

【手順】43桂不成、21玉、31桂成、同玉、41歩成、21玉、31と、同玉、
  42銀成、同玉、34桂、32玉、43金、21玉、51龍、31角
  同龍、同玉、42金、21玉、32角、11玉、22桂成、同玉、
  23歩成、11玉、21角成、同玉、32金、11玉、22金まで31手詰


塩野入清一作 詰パラ1980年11月号
31玉31手③塩野入清一198011

 無防備風の初形。
 3筋の香をどう働かせるか、76角をどう活用するかがポイントです。
 42銀成、21玉、53桂成と俗に追うのは12玉で息切れ。
 24角成と開王手で上部に勢力を築いておくのが正解。
 32合なら42銀成から容易なので22玉とかわしますが、32香成と押し売り。
 12玉には67角がありますから同玉と取るしかありません。
 ここで急いで35香と銀を取るのは43玉で脱出モード。あわてず42銀成とします。
 22玉に32成銀と再度の押し売りで、同玉と応じるしかありません。
 53桂成と76角の活用ですが、22玉とかわしたところで、32角成と捨てるのが強手。

<11手目:32角成>
31玉31手③塩野入清一198011_32角成

 32角成は同玉と取るしかなく、35香と銀を入手します。
 21玉に32香成と4度目の32への押し売りです。
 同玉に42成桂で寄せ形が見えてきました。
 21玉に32銀と打って、11玉に33馬と入れば22金合が受けの常套手段ですが、同馬と切って23金と押さえれば、21銀成と捨てて成桂を寄せればきれいなミニ煙となりました。
 塩野入さんは趣向作家として有名ですが、本作も4度にわたる32への捨駒が繰り返されるところに趣向の味わいがあります。

【手順】24角成、22玉、32香成、同玉、42銀成、22玉、32成銀、同玉、
  53桂成、22玉、32角成、同玉、35香、21玉、32香成、同玉、
  42成桂、21玉、32銀、11玉、33馬、22金、同馬、同玉、
  23金、11玉、21銀成、同玉、32成桂、11玉、22金まで31手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「平成31年に因んだ作品」(29手以内)
   投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年1月20日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 304号
  〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
    アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] なし(皆さんの発表したいことがあればお願いします)
   事前の投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

★♪☆♪★ 新年会 ★♪☆♪★
例会終了後、新年会を開催します。
<日時>1月20日(日)17時30分~
<場所>場所は決定次第連絡させていただきます。
以上
スポンサーサイト

詰備会に行ってきました~11月3日~

<詰備会に行ってきました~11月3日~>

■パラ9月号創棋会作品展パスワードクイズ、追加出題中
 詰パラ9月号(21P)の創棋会作品展
 今回は合作による「あぶり出し」が課題、組曲で詰上りが想像しやすい作品展だったと思いますが、ご解答いただけたでしょうか。
 連動企画の「パスワードクイズ」は引き続き受付中です。
 詰上り4文字(手順解答は不要)を下記に送ってください。こちらの賞品にはレア品を用意しています。よろしくお願いします。
     blogsokikaitusin@gmail.com

■パスワードクイズ~追加出題~! 【締切】11月20日!
 詰パラ11月号、お手元に届いていますか?
 「ちえのわ雑文集」(26P)でパスワードクイズの追加出題!
 当ブログでも先行公開していますが、あらためて図面を載せますので奮って解答下さい。
   http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-229.html

①高縄山ろく作
①高縄山ろく作

②kisy作
②kisy作

③まさ作
③まさ作

 9手以内のあぶり出しが三作です。
 詰上りの3文字を解答してください
    ヒント:9月号作品展の詰上り4文字と関連があります。
 解答は下記までお願いします。
    blogsokikaitusin@gmail.com

【締切】11月20日
 3文字と4文字、どちらを答えていただいても結構です。
 詰手順は不要、メッセージ歓迎。
 解答は下記までお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com
 本ブログで正解者を発表します。呈賞はレア品を用意しています。

■詰備会に行ってきました~11月3日~
 報告が遅くなってしまいました。
 平井康雄さんの「詰将棋劇場」でもすでに紹介されていますが、簡単な感想を記します。
   詰将棋劇場   → http://www7.plala.or.jp/tsume/tumebikai.html
   詰将棋劇場blog → https://blog.goo.ne.jp/yakkun610

 当日は快晴。連休初日とあって岡山に向かう電車も満員御礼。
 少し早めに岡山に到着し、エキナカを散策。ここも結構な人出。何かのショーでもやっていたのか楽曲の調べも聞こえてきました。
 昼食を済ませて会場に着くと、小林さんや松重さんのお姿が。
 その後も三々五々メンバーが増えてきましたので、13時前から会場設営。
 部屋はダンスのミニ発表会や音楽のプチコンサートが出来そうな部屋。
 段差があるので、何となく上手と下手に分かれるような配置になりました(笑)。
1103_1.png

 皆さんの持ち寄った作品を解いたり、パラ11月号の推理パズルに取り組んだり、思い思いの楽しいひとときを過ごしました。
 部屋を片付けた後、少し時間が出来たので、PRタイム(?)。
 堀内さんからは裏短コンの作品募集中ということでした。実は当日の11/3が締切日だったのですが、少しアディショナルタイムが設けられたようです(笑)。
 ※作品は無事集まったようで現在解答募集中です。
    → http://tsumenote.blog.fc2.com/blog-entry-103.html
1103_3.png

 利波さんからも「ヤング・デ・詰将棋」発刊の予告。ゲラ刷りを見せていただきましたが、大変立派な出来上がりです。発刊が待ち遠しいですね。
 会合終了後はいつものお店で楽しい二次会。
 さらに話し(飲み?)足りない方々は駅前の居酒屋へ。
1103_2.png


■創棋会の次回課題~平成31年に因んだ作品~
 創棋会の次回課題は「平成31年に因んだ作品」(29手以内)です。
 パッと浮かぶのが、平成の「31」、西暦の「2019」、干支は「亥(ヰ)」というところ。
 これだけでもさまざまな表現が可能なのではないでしょうか。

 投稿作は12月例会(12/16)で選考の上、3月号で出題の予定です。
 平成最後の年に相応しい好作の投稿をお待ちしています。
 投稿はこちらまで →  blogsokikaitusin@gmail.com

 それでは恒例の例題紹介です。
 今回も創棋会の過去の課題作から取り上げました。
 第83回作品展(1986年10月号出題)の課題が「雪隠詰」というものでした。そこから2作品を紹介させていただきます。
 なぜ例題紹介が「雪隠詰」なのか。それはご覧いただければわかります。

柴田昭彦作 詰パラ1986年10月
雪隠詰④柴田昭彦198610

 実戦形で両王手の出そうな図です。
 42飛、同金、31銀が良さそうに見えますが、11玉、32飛成、44馬で馬の利きが強く詰みません。
 初手は軽く13歩成と成捨てるのが好手。
 同香なら、そこで11銀と捨てるのが狙いです。以下、12玉、22飛、11玉、21飛成、同馬(同玉は23飛成)、23飛成、22合、13龍として詰みます。
 同桂も11銀がありますから、同玉と取ります。
 そこで15飛と打って合駒を訊きます。
 14歩合には24銀、同玉、25飛という好手があり、同玉に35飛成から26龍で詰み。
 最後の26龍を消す14桂合は、24銀、同玉、35飛成、13玉のとき14飛と切って26桂と打つ手があります。
 14金合なら同飛から34飛成で簡単です。
 最善は14銀合です。

<4手目:14銀合>
雪隠詰④柴田昭彦198610_14銀

 銀合も同飛と取って同玉に34飛成と攻めるしかありません。
 24合では25銀から26銀打で詰むので15玉と逃げます。
 持駒が銀だけなのでぬるぬると逃げられそうですが、44角の利きを活かして26銀と打ち、なおも逃げる16玉にも17銀と引けば寄っています。
 27玉と潜り込んだときに18銀と捨てるのが決め手で、同玉に38龍、19玉、28龍まで、見事雪隠詰に討ち取りました。
 実戦形の初形から雪隠は11玉と思わせて19で仕留めるというのが作者の狙いでした。
 「19玉」も「2019」に因んだ作品ということで例題として紹介させていただきました。

【手順】13歩成、同玉、15飛、14銀、同飛、同玉、34飛成、15玉、26銀、16玉、
  17銀、27玉、18銀、同玉、38龍、19玉、28龍まで17手詰


鳩和平作 詰パラ1986年10月
雪隠詰⑤鳩和平198610

 次の作品は鳩和平さんの作品。
 本作も簡素な形。
 23桂と打てば、41玉には43龍と寄る手があるので、21玉と逃げるしかありません。
 そこで13桂とすれば12玉の一手。
 あわてて32龍と飛車を取るのは13玉で脱出されます。
 11桂成と捨て同玉に12歩とするのが気持ちの良い手順です。
 同飛なら31龍があるので、同玉と応じるしかなく、32龍と飛車を取ります。
 今度は23桂を捌いた効果で23飛と打つ手がありますから22に合する一手。
 11飛と捨てて21龍とする好手筋を防いで、22金合がこの一手の受けです。

<10手目:22金合>
雪隠詰⑤鳩和平198610_22金

 桂があれば11飛、同玉、21桂成、同金、23桂で詰むのですが、そうはいきません。
 ここで22同龍と切ってしまうのが英断の一手。
 同玉に21飛と打てば33玉には43金まで。
 13玉と逃げるしかありませんが、23金と打てば、14玉に24金と引きます。
 以下金追いで19玉に29金まで。
 こちらも19の雪隠詰となりました。
 柴田さんの作品と同様、詰上りの意外性を狙ったものです。
 手順は易しいのですが、簡素な初形から課題を実現し、狙いは成功していると思います。
 また管理人の視点では、本局は「31」からスタートして「19」で詰むという二つの意味付けもあります。

【手順】23桂、21玉、13桂、12玉、11桂成、同玉、12歩、同玉、32龍、22金合
   同龍、同玉、21飛、13玉、23金、14玉、24金、15玉、25金、16玉、
   26金、17玉、27金、18玉、28金、19玉、29金まで27手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「平成31年に因んだ作品」(29手以内)
   投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年1月20日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 304号
   〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
   アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] なし(皆さんの発表したいことがあればお願いします)
   事前の投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

★♪☆♪★ 新年会 ★♪☆♪★
例会終了後、新年会を開催します。
<日時>1月20日(日)17時30分~
<場所>場所は決定次第連絡させていただきます。
以上

詰パラ11月号到着!

<詰パラ11月号到着!>

■パラ9月号創棋会作品展パスワードクイズ、追加出題中!
 詰パラ9月号(21P)の創棋会作品展
 今回は合作による「あぶり出し」が課題、組曲で詰上りが想像しやすい作品展だったと思いますが、ご解答いただけたでしょうか。
 連動企画の「パスワードクイズ」は引き続き受付中です。
 詰上り4文字(手順解答は不要)を下記に送ってください。こちらの賞品にはレア品を用意しています。よろしくお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com

■パスワードクイズ~追加出題~!
 詰パラ11月号、ご覧いただけましたでしょうか?
 「ちえのわ雑文集」(26P)でパスワードクイズの追加出題!
 当ブログでも先日、先行公開しています。
   http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-229.html
 9手以内のあぶり出しが三作です。
 詰上りの3文字を解答してください
   ヒント:9月号作品展の詰上り4文字と関連があります。
 解答は下記までお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com

【締切】11月20日
 3文字と4文字、どちらを答えていただいても結構です。
 詰手順は不要、メッセージ歓迎。
 解答は下記までお願いします。
   少し大きい文字blogsokikaitusin@gmail.com
 本ブログで正解者を発表します。呈賞はレア品を用意しています。


■詰パラ11月号が到着
・表紙は園城寺怜さん。「ちえのわ」に続く本誌登場。
・詰棋校(12P~)。
 小学校:水谷さん、もう少しだけ担当延長とのこと。それにしても期末の作品は豪華なメンバーですね。
 中学校:kisy一族東京にも出現!
 高校:こちらも豪華メンバーですね。内2名は小学校にも。
 短大:石黒さんには充実の1年だったようです。お疲れ様でした。
 大学:力作ぞろい…。手を出しにくそうな作品が並びましたがドン・キホーテ手順が出てくるか楽しみです。
 大学院:吉田さん3年間お疲れ様でした。
・D級順位戦(18P)。柳澤さんは3年前の短コン覇者。北村さんや加賀さんは初チャレンジとすれば頭が下がります。
・彩棋会作品展(19P)。②は思わず手の出る初形。④も詰め上がりが想像できます。⑤は133手ですが趣向らしきものが見えています。
・大道棋教室(20P)。今月は4題出題。
・全詰連の頁(21P~)。早くも解答選手権初級一般戦の開催地募集。来年は運営に配慮した時間設定。さらに開催地が増えるのでしょうか。
・持駒のある風景(22P~)。北海道は9月初旬に台風と地震のダブルパンチ。被災された方には心からお見舞い申し上げます。
・おもちゃ箱だより(24P)。飛角図式関連の記録。eurekaの関わるもの多数。加藤さんの創意がなければコンピューターソフトの力だけでは作品が誕生しないと思いつつ、複雑な心境です。
・ちえのわ雑文集(26P~)。則内誠一郎さんによる「創棋会作品展を担当して」。3年間の苦労話を披露。毎回ユニークな課題を設定いただき、本当にありがとうございました。おかげさまで看寿賞候補作としてノミネートされる作品が生まれるなど、会合作品展の質は相当向上したのではないかと思います。
 また最後にパスワードクイズの追加出題もされています。こちらも奮って応募下さい。
・名局ライブラリー(28P~)。平成26年度(2014年)の出来事。つい最近のことのように思えることばかりです。
・社団戦・詰パラチーム参戦記(28P~)。8/26は団体個人戦。その後10月28日の最終日も好成績を収められ、見事優勝を飾られたのは皆さんご存知のことと思います。
   https://twitter.com/melon_sky/status/1056421767105851392
・将棋パズル雑談(36P~)。29、30、31の結果を見て解答が40名オーバーになったのは肯けます。いずれも簡潔な構図に明快な解。今月の問題も久方振りに解いてみようという気になりました。
・サロン(44P~)。
 創棋会のネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢについて紹介させていただきました。


■創棋会の次回課題~平成31年に因んだ作品~
 創棋会の次回課題は「平成31年に因んだ作品」(29手以内)です。
 パッと浮かぶのが、平成の「31」、西暦の「2019」、干支は「亥(ヰ)」というところ。
 これだけでもさまざまな表現が可能なのではないでしょうか。

 投稿作は12月例会(12/16)で選考の上、3月号で出題の予定です。
 平成最後の年に相応しい好作の投稿をお待ちしています。
 投稿はこちらまで →  blogsokikaitusin@gmail.com


 それでは恒例の例題紹介です。
 前回に引き続き、創棋会の過去の課題作から紹介します。
 第73回作品展(1985年2月号出題)の課題が「初形31玉」というものでしたので、そこから3作品を紹介させていただきます。


岡田 敏作 詰パラ1985年2月
初形31玉_岡田敏198502

 岡田さんの作品には、「個性」でも紹介させていただきましたように、軽快で気持ちの良いものが多いのですが、本局もある筋が見えています。
 初手は41飛と打ちます。さりげなく限定打になっています。
 22玉とかわす一手に13銀が好打。取れば11飛成の一発を見ています。
 33玉と逃げる一手に44金と捨て、同銀と取らせて、24銀成と銀を活用。
 22玉に、もう一度13成銀と突っ込みます。

<9手目:13成銀>
初形31玉_岡田敏198502_13成銀

 打った銀を成銀に変えて、もう一度捨てるのがとても味の良い一手ですね。
 取れないので33玉とかわしますが、43飛成が決め手です。
 同金の一手に、23角成までの詰み。
 最終手で13銀を成銀に変えておかなければいけなかった理由が分かります。
 変化も易しく、紛れもそれほどありません。解いて気持ちの良い岡田流の軽快作でした。

【手順】41飛、22玉、13銀、33玉、44金、同銀、24銀成、22玉、13成銀、33玉、
  43飛成、同金、23角成まで13手詰


川崎 弘作 詰パラ1985年2月(『北斗』第6番)
初形31玉_川崎弘198502

 41龍から23金と捨てるのが手筋風。23同玉なら21龍の予定ですが34から脱出モード。それに23同金にも54角が利いているので32金が打てません。
 となると53馬といくしかありません。42の合駒を読むのがちょっと面倒そうで指しにくいのですが。
 まず42歩合から考えてみましょう。
 42歩合に41金、22玉、44馬と金を取れるのが大きいのですが、33歩合で続きません。
 ここは同馬と取るのが良く、同金、41金、22玉、42龍と迫れば、32飛合(桂合では31龍、23玉、24金以下)に23歩と打てるので、同玉、24金から簡単に詰みます。
 42には頭に利かない桂合が最善です。
 これは取るしかありません。
 同馬、同金のとき、手拍子で22金と打つのは、同玉、42龍、32桂合で詰みません。
 41金と打つのが好手。

<5手目:41金>
初形31玉_川崎弘198502_41金

 41金は同金と取れば22金の一発ですから、22玉と逃げる一手です。
 そこで42龍と金を入手。
 ここで32桂合は31龍があるので、それを防いで32飛合が強防。
 23金、24金と連打するのは駒が足りませんし、32同龍も同角で後続がありませんが、上手い手がありました。
 23金と捨て同玉と取らせてから32龍とするのが手順の妙。
 こうしておけば32同角には、24飛から45桂が決め手で、同金に34金までの詰み。
 ちょっと捌けない印象もありますが、課題を実戦型でうまくまとめた一局と思います。

【手順】53馬、42桂合、同馬、同金、41金、22玉、42龍、32飛合23金、同玉、
  32龍、同角、24飛、33玉、45桂、同金、34金まで17手詰


宇佐見 正作 詰パラ1985年2月(『松煙』第43番)
初形31玉_宇佐見正198502

 22飛を取られるわけにはいかないので初手は33飛しか考えられないところ。
 22玉なら11角と打って簡単なので32合しかないが、何が正解か?
 金や銀だと、同飛寄と取って、同金、22金(銀)、同玉、11角、31玉、22銀、41玉、32飛成で詰みます。
 歩合はどうでしょうか。それには21飛成と捨てるのが好手で、同玉に24香と打って22歩合も同香成から清算して11角と打てば、12玉、13銀、11玉、12歩、21玉、23飛成で詰みます。32香合も同様です。
 32合は手順中の24香を防ぐ桂合が最善でした。
 桂合も同飛寄と取ります。
 これを同角としては、13角があり、22銀合の一手(他合は23桂から11歩成)ですが、23桂から11歩成と清算して22銀とすれば詰んでいます。
 32同金が最善ですが、それでも22銀から11角と迫るしかありません。
 31玉に23桂を利かせ、41玉に32飛成と金を取るのが、手順を尽くした寄せです。
 32同玉と応じるしかなく、ここで34香が好手。

<13手目:34香>
初形31玉_宇佐見正198502_34香

 34香は同角と取るしかなく、33金から31桂成と捌いて、22角成から32馬までの詰。
 34香は43の角を移動させるのが目的でした。
 宇佐見さんらしい読みの力が必要な一局でした。

【手順】33飛、32桂、同飛寄、同金、22銀、同玉、11角、31玉、23桂、41玉、
  32飛成、同玉、34香、同角、33金、41玉、31桂成、同玉、22角成、41玉、
  32金まで21手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
  https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「平成31年に因んだ作品」(29手以内)
  投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年1月20日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 304号
  〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
  アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] なし(皆さんの発表したいことがあればお願いします)
  事前の投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

★♪☆♪★ 新年会 ★♪☆♪★
例会終了後、新年会を開催します。
<日時>1月20日(日)17時30分~
<場所>場所は決定次第連絡させていただきます。

詰工房に行ってきました~10月28日~

<詰工房に行ってきました~10月28日~>

■パラ9月号創棋会作品展パスワードクイズ、追加出題中!
 詰パラ9月号(21P)の創棋会作品展。
 今回は合作による「あぶり出し」が課題、組曲で詰上りが想像しやすい作品展だったと思いますが、ご解答いただけたでしょうか。
 連動企画の「パスワードクイズ」は引き続き受付中です。
 詰上り4文字(手順解答は不要)を下記に送ってください。こちらの賞品にはレア品を用意しています。よろしくお願いします。
    blogsokikaitusin@gmail.com

■パスワードクイズ~追加出題~!
 詰パラ11月号、お手元に届いていますか?
 「ちえのわ雑文集」(26P)でパスワードクイズの追加出題!
 当ブログでも先週、先行公開しています。
    http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-229.html 
 9手以内のあぶり出しが三作です。
 詰上りの3文字を解答してください。
   ヒント:9月号作品展の詰上り4文字と関連があります。
 解答は下記までお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com

【締切】11月20日
 3文字と4文字、どちらを答えていただいても結構です。
 詰手順は不要、メッセージ歓迎。
 解答は下記までお願いします。
    blogsokikaitusin@gmail.com
 本ブログで正解者を発表します。呈賞はレア品を用意しています。

■すらすら解ける20手台partⅢ
 結果発表終了時に解答者への呈賞についてのお知らせを失念しておりました。
 大変失礼しました。
 今回は次の2名の方に詰棋書を呈賞します。
 お二人には別途連絡させていただきます。
   himatsumeさん、野々村禎彦さん


■詰工房に行ってきました
 翌日が関東に業務出張ということから、10月28日(日)に開催された詰工房に出席。
 hiroさんの「詰将棋の欠片」でもすでに紹介されていますが、簡単な感想を記します。
 九州、四国、岡山、名古屋と各地の会合に参加してきましたが、詰工房は初参加。
 13時過ぎに会場に到着すると、すでに数名の方がいらっしゃいました。
 実は当日は社団戦の最終日。
 8月は社団戦と重なって参加人数が少なかったそうですが、今日はそういうこともなく少しずつ参加者が増えていきました。正確な記憶がありませんが、最終的に15名以上の方がいらっしゃったように思います。
 利波さんと小林さんは新刊の打ち合わせ。利波さんからは「創棋会にも縁のある話ですから」と見本を見せていただきました。
 加藤さんにWEB版の詰パラを見せていただきました。写真はカラーで掲載されていてとても印象がいいですね。私は紙の印刷物が好きなのですが、これからは冊子とWEBのどちらが売れていくのでしょうか?
 関係者で解答選手権の打合せも行われていました。例年会場の確保には苦労が多いようですが、今年も昨年以上の盛り上がりになるのか、また申込をどのように捌くか、といった意見交換がされました。
 15時過ぎからは「春霞賞」の選考。今回は短大の久保さんの作品が候補として選ばれました。
 初めて見せていただきましたが、田中さんは多くの作品をまとめて資料配付され、作品は投影して変化や紛れにもコメントされています。毎月のことですから、その準備のご苦労には頭が下がります。
 17時前に一次会は終了し、楽しい二次会。こちらも多くの方が参加されました。テーブルは二つに分かれて、一方は作品が並べられていますが、一方は談笑。
 私は談笑のテーブルでしたが、スマホ、Wifi、Kindle(最近話題の『虎の穴』)など、ネット絡みの話が多かったような記憶があります(デジタル音痴なので、ほとんど最新事情についていけず…汗)。
 途中で広島の尼子至恩さんが合流されました。「柳原さんの編集長時代には…」ということで昔の話にも花が咲きました。
 また機会があれば参加したいものです。

【会合風景】
詰工房201810_1

詰工房201810_2

■創棋会の次回課題~平成31年に因んだ作品~
 創棋会の次回課題は「平成31年に因んだ作品」(29手以内)です。
 パッと浮かぶのが、平成の「31」、西暦の「2019」、干支は「亥(ヰ)」というところ。
 これだけでもさまざまな表現が可能なのではないでしょうか。

 投稿作は12月例会(12/16)で選考の上、3月号で出題の予定です。
 平成最後の年に相応しい好作の投稿をお待ちしています。
 投稿はこちらまで →  blogsokikaitusin@gmail.com

 それでは恒例の例題紹介です。
 今回は創棋会の過去の課題作から取り上げました。
 第32回作品展(1978年4月号出題)の課題が「詰上り31(71)玉」というものでしたので、そこから2作品を紹介させていただきます。

岡田敏作 詰パラ1978年4月
岡田作197804

 持駒が豊富なので13から捨てていきたい局面ですが、13銀、同玉、14銀、22玉、23飛、31玉のような攻め方では44角や42金の守りが強くどうにもなりません。
 ここは拠点を残す21銀が正解。
 22玉と寄られると手が無さそうですが巧い手があります。
 まず13銀と捨てます。同香なら12飛と打って簡単なので、同玉の一手。
 13に玉をおびき出したので14から何か打ちたくなるところですが、22玉と引かれて続きません。
 13同玉には12金と捨てるのが好手順。

<5手目:12金>
岡田作197804_12金

 同香と取らせて14飛と打てば、22玉に12飛成と香を奪うことが出来ます。
 31玉のとき33飛成と飛車を切って桂を取るのが継続手段。
 同角に32香と打ち、41玉に53桂と捨て、同金と取らせて金の守備を弱めます。
 最後は、31香成と捨て、同玉に32龍までの詰み。

  21銀、22玉、13銀、同玉、12金、同香、14飛、22玉、12飛成、31玉、
  33飛成、同角、32香、41玉、53桂、同金、31香成、同玉、32龍まで19手詰

 13銀と呼んでから12金と打つ複合手が非常に味の良い手順でした。


鳥越 九郎作 詰パラ1978年4月
鳥越作197804

 18香を龍で取る手が見えています。
 それには邪魔な16銀を消去しなければいけませんから、25銀から14銀と捨てる手はすぐに浮かぶでしょう。
 14同玉となったとき、待望の18龍。
 15合なら25金、13玉、14香までです。
 簡単に詰んでしまうので、おかしいと思ったら、18龍には15桂と跳ねる好防がありました。
 これで23地点が空いたので、25金には23玉と下がられると、35桂と打っても32玉で、後続がありません。
 ここは18龍の前に、じっと25金と寄るのが地味ながら好手。

<5手目:25金>
鳥越作197804_25金

 25金、13玉と形を決めておけば、18龍と香を取った手には、15桂と跳ねるしかないのですが、今度は同龍と取ることができます。
 23玉とかわすしかありませんが、35桂と打ち、32玉に12龍と入れるのが大きいのです。
 25金を決めずに18龍では15桂の移動合を取れなかったので、それが邪魔して龍が突っ込めませんでした。
 12龍には41玉と逃げる一手ですが、31と と桂を取り、同玉に43桂不成と35に打った桂を二段活用するのが気持ちの良い手順。
 41玉と寄れば51桂成と捨て、同玉に今度は63桂と打ちます。
 61玉と寄って香打を防ぎますが、71桂成と捨て同玉に83桂と打って追い込んでいきます。
 81玉に91桂成と捨て、同玉に93香と待望の香の離し打ちです。
 以下、81玉に92香成から成香を寄せて31玉に42成香までの詰。

 序盤に少し考えるところがありますが、12龍と突っ込んでからはすらすら手が進みます。
 43桂不成からの三度にわたる桂のまたぎ捨てから成香追いといった軽趣向が飛び出し楽しめる一作でした。

  25銀、13玉、14銀、同玉、25金、13玉、18龍、15桂、同龍、23玉、
  35桂、32玉、12龍、41玉、31と、同玉、43桂不成、41玉、51桂成、同玉、
  63桂、61玉、71桂成、同玉、83桂、81玉、91桂成、同玉、93香、81玉、
  92香成、71玉、82成香、61玉、72成香、51玉、62成香、41玉、52成香、31玉、
  42成香まで41手詰

 なお発表時、本作の後半部分に先行作があるとの指摘がありました。
 図巧28番ですから、おそらく鳥越さんもそれは承知のうえでパロディーとして創作されたものと思います。
 鳥越さんらしいユーモア精神が発揮された楽しい作品でした。

 それでは参考までに図巧28番を紹介させていただきます。

伊藤看寿作 図巧28番
図巧28

 他の手では続かないので33銀と龍を取ります。
 いきなり駒取りですが、変化もあって単調ではありません。
 33同玉には34飛、43玉、61角、52合、55桂以下。また15玉なら16飛、25玉、43角以下で詰みます。
 33同歩が最善ですが、13角が豪快な捨駒。
 同玉なら12飛があります。15玉は16飛から37桂がピッタリ。
 ということで23玉と引くのが最善なのですが、ここから24飛、22角成の連続大駒捨てが気持ちの良い継続手段。

<7手目:22角成>
図巧28_22角成

 22角成は同香なら12飛成の一発ですから、同玉の一手ですが、12飛成と突っ込んで、31玉に21金から31金と捨てて43桂と打てば、そこからは桂の成捨て、成香寄りと鳥越さんの作品と同じ収束になっています。
 図巧では珍しいあっさりした軽趣向です。

   33銀不成、同歩、13角、23玉、24飛、同と、22角成、同玉、12飛成、31玉、
   21金、41玉、31金、同玉、43桂、41玉、51桂成、同玉、63桂、61玉、
   71桂成、同玉、83桂、81玉、91桂成、同玉、93香、81玉、92香成、71玉、
   82成香、61玉、72成香、51玉、62成香、41玉、52成香、31玉、42成香まで39手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】************************************************* 
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「平成31年に因んだ作品」(29手以内)
   投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】*********************************************** 
[日時] 2019年1月20日(日)13時~
[場所]  大阪市福島区民センター 304号
〒553-0006 大阪市福島区吉野3-17-23
  アクセス → https://www.osakacommunity.jp/fukusima/access.html
[会費]  無料
[課題] なし(皆さんの発表したいことがあればお願いします)
  事前の投稿はこちらまで → blogsokikaitusin@gmail.com

★♪☆♪★ 新年会 ★♪☆♪★
例会終了後、新年会を開催します。
<日時>1月20日(日)17時30分~
<場所>場所は決定次第連絡させていただきます。
以上