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締切迫る!「すらすら解ける20手台」PartⅢ 解答締切は9月20日

<締切迫る!「すらすら解ける20手台」PartⅢ 解答締切は9月20日>
 すらすら解ける20手台」PartⅢの解答締切は9月20日(木です。
 少し涼しくなってきましたので、この週末に是非取り組んでいただきますよう、お願いします。

★☆★ネット作品展解答募集中★☆★
 創棋会のネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢ、おかげさまで23作と昨年を上回る多数の作品が揃いました。
 投稿下さった作家は次の23名の方々です。あらためて感謝申し上げます。
   有吉弘敏、大西智之、奥鳥羽生、北村憲一、金少桂、則内誠一郎、角建逸、鷲見慎吾、
   妻木貴雄、冨永晴彦、中出慶一、西村章、ぬ、野曽原直之、野々村禎彦、福原徹彦、
   藤原俊雅、三輪勝昭、RINTARO、安田恒雄、柳原裕司、山本勝士、吉松智明
     (敬称略、作品順ではありません)。

 例題紹介で取り上げたように、好形作、趣向作、謎解きを愉しむパズル的な作、あぶり出しなど、すらすら解けて、解けば爽快感を味わっていただける作品が揃っています。
 20手台の作品23作に全手順記載は大変かと思いますので、解答記載方法は簡単にしています。多くの皆さんからの解答をお待ちしています。1問でも解けた方、遠慮なさらずに解答をお願いします。
 解答者の中から若干名に呈賞(詰棋書)の予定です。

◇解答送り先: blogsokikaitusin@gmail.com
解答締切:9/20(木
◇解答要領:
・「キーとなる一手」と「手数」を記入してください。(もちろん全手順記入もOKです)
※キーとなる一手は問題ごとに設定しています。
・評価:ABC評価をお願いします。
  ※Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、誤無解を除いて、集計いたします。
・短評:「すらすら度」「好感度」「表現力」「技術力」等々、色々な角度からのコメントをお願いします。
  短評は原則としてすべて掲載させていただく予定です。
  長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

★出題は → http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-202.html
 図面と解答用紙は次のサイトから取り出すことができます。
<図面>: http://firestorage.jp/download/39979ed94cac0c4128b2358d0307375f70155841
<解答用紙>: http://firestorage.jp/download/6e9c1762affe026fcb2b7024c941d719188d09a7
 *パスワードはいずれも「sura2018」です。

■最近読んだ本
 「棋士という生き方」(石田和雄、イースト新書、2018年5月)
 石田九段の人柄が伝わってくる内容。
 1970年の東海本部発足記念将棋まつりでの中原さんとの記念対局で劇的な逆転勝利を収めたくだりは、当時読み始めたばかりの近代将棋の記憶があります。
 また弟子思いの内容も随所にあって、とても暖かい気持ちになりました。

■創棋会の次回課題は「よくわかる作家の個性」
 12月号掲載作品展の課題は、「よくわかる作家の個性」。29手以内です。
 10月例会で選題します。
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

よくわかる作家の個性」。
 この「課題」わかっていただけますでしょうか?
 「○○流」と呼ばれて一世を風靡した作家を思い浮かべていただければ、何となくわかっていただけるのではないでしょうか。
 「○○流」と呼ばれなくても、図を見ただけで、あるいは作意を並べただけで、この人の作品だと分かる。そこには強烈に伝わってくる作家の個性が表れていると思います。
 作家の個性を感じさせられる作品を紹介させていただきます。


岡田 敏作 近代将棋1978年3月(「凌雲」第19番)
岡田敏凌雲

 岡田さんといえばあぶり出し。
 本作では何が出てくるのか楽しみです。
 初手47金がやってみたい手。同金は同馬があるし、65玉は57桂と活用できます。
 しかし67玉とされると、57金、68玉、88飛と引いたとき78香合の妙防があるのです。
 78香合をせずに59玉と逃げるのは77桂、69金合、同龍、同玉、36馬、同銀、68金打から詰むのですが、78香と捨合されると同龍 では59玉で詰まず、同飛では先の変化で36馬に78玉と飛を取られてしまうというわけです。
 そこで重いようですが初手は57金から入ります。
 55玉は45とを利かされるので65に逃げます。
 気持ち良く66歩と突き出し、同と と取らせて85龍とすれば74龍を防いで75金合の一手。
 これは同龍と切り同玉に74と と引き、65玉に75金と重く打つのが俗手の好手。
 55玉に45と と捨て、同玉に36銀と質駒の金を取ります。
 同銀に35金と捨てるのが好手。
 55玉なら46金から36馬があるので同香と応じるしかありませんが、34馬と大駒を働かせることができました。
 55玉でもう一押しというところですが、66金と と金を取ります。

<21手目:66金>
岡田敏凌雲66金

 同玉には34馬の力で67歩と打てるのが大きく、55玉に65金と捨て、同玉に57桂と跳ねるのがたまらない味の良さ。
 55玉に85飛と引いて合駒を請求します。
 頭に利く駒は56に打って一手詰みなので、75桂合が最善。
 同飛、同馬に47桂が決め手。
 同銀成に45馬まで見事「G」の字が浮かび上がりました。

<詰上り:「G」>
岡田敏凌雲「G」

【詰手順】57金、65玉、66歩、同と、85龍、75金合、同龍、同玉、
   74と、65玉、75金、55玉、45と、同玉、36銀、同銀、
   35金、同香、34馬、55玉、66金、同玉、67歩、55玉、
   65金、同玉、57桂、55玉、85飛、75桂合、同飛、同馬、
   47桂、同銀成、45馬まで35手詰

 本作は近代将棋入選100回記念作。『凌雲』の自作解説を引用させていただきます。
 「あぶり出し曲詰は楽しむものである。海図の過程で楽しみ、詰上り図を見て楽しむ。そのためには、手順が難解過ぎても本質に反するし、詰上り図に絶対性がなくては意味がない。この観点からして、本作は二枚の金の二段活用、二回に亘る限定合、詰上り 図の美しさ等、ほぼ理想に近いと思う。」
 先に岡田流の軽快作を紹介させていただきましたが
    → http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-197.html
 この解説を読むと、岡田さんといえばやはり曲詰なんだと思いますね。


鳥越九郎作 詰パラ1962年8月(「あさぎり」第74番)
鳥越九郎あさぎり74

 もう一局あぶり出しを紹介します。
 初形だけ見ると曲詰のように見えませんが、果たして何がでてくるか。
 65に金の質駒があることに気づけば上部脱出は恐れる必要がなさそうですが、平凡な83銀では93玉、81香成、71飛、82銀打、84玉、73銀打、95玉とスルスル逃げられてしまいます。
 少し強引な感じがしますが、81馬、93玉、83角成、同玉、72馬と、72の飛車を奪います。
 84玉なら83飛、また4玉なら73飛でいずれも詰みますので、同玉が最善。
 こで71飛と捨てるのが好手です。

<7手目:71飛>
鳥越九郎あさぎり74_71飛

 71飛に83玉なら、84銀、95銀と連打し95同玉に65龍で金を入手し、75飛成とすれば詰みます。
 71同玉と取る島ありませんが、62銀と拠点を築きます。
 82玉には73銀打と攻め、92玉と寄って凌げば、93歩と叩いて同玉に84銀打。
 94玉と逃げれば95銀打と銀の連打。ここで銀の斜め一線が現れました。
 85玉のときに待望の65龍で金を入手。
 65同桂に86金と打ち、銀の階段を74玉、63玉と降りれば、75金から64金までの詰みです。もっと金追いを続けたいところでした。
 そして盤上には「イ」の字が浮かび上がりました。
 歩なし、成駒なしの詰上りというのも面白いです。
 盤の中央ではなく、やや田舎(作者は「郊外」と言ってます)ですが、曲詰らしくない初形からは意外性十分。

<詰上り:「イ」>
鳥越九郎あさぎり74「イ」


【詰手順】81馬、93玉、83角成、同玉、72馬、同玉、71飛、同玉、
   62銀、82玉、73銀打、92玉、93歩、同玉、84銀打、94玉、
   95銀打、85玉、65龍、同桂、86金、74玉、75金、63玉、64金まで25手詰

 鳥越九郎さんはユーモア作家として有名。
 入選90数回となったところで別のペンネームを用いて作品を発表され、とうとう同人作家にはなられませんでした。

 ここでPRです。
 曲詰を二局紹介させていただきましたが、9月号の創棋会作品展は「あぶり出し」です。
 そちらの解答もよろしくお願いします。
 パスワードクイズへの応募もあわせてよろしくお願いします。


中出慶一作 詰パラ1992年6月(「想春譜」第100番)
中出さん想春100

 三局目は中出さん。
 ユーモア作家の鳥越さんが登場したので、楽しい趣向作を数多く発表されている中出さんの作品も紹介したいと思います。
 85と35の銀が頑張っていますから玉の行動範囲はすごく狭いことが分かります。
 しかし手駒は桂3枚。玉方の守りは馬と沢山のと金。
 どうやって詰めるのでしょうか。
 まず77の銀を活用します。
 66銀左、同と、同飛、55玉となって56のと金を1枚はがしします。
 続いて56歩、同と、同飛と、57のと金をはがします。
 65玉となったとき瞬間的に打歩詰の局面になりますが、57桂が継続手段。

<9手目:57桂>
中出さん想春100_57桂

 同と と取らせて66飛と寄れば、55玉に56歩と打つことが出来ますから、同と、同飛と進んで57のと金をはがすことができました。
 65玉にはもう一度57桂と捨てれば同じ要領でもう一枚と金をはがすことができ、これで初形の56・57・58・47の4枚のと金が全部消えました。
 56同飛、65玉となったところで最後の桂馬を57桂と捨てれば、今度は同馬と取るしかありません。
 66歩から馬を奪って、55玉となったとき、56飛と寄っても今度は桂馬がありませんから、22角と打って局面の打開を図ります。

<31手目:22角>
中出さん想春100_22角

 44に合駒をする一手ですが、何が正解でしょうか?
 何を合しても、同銀、同香、56飛、65玉と進めます。
 頭に利く駒なら66から打って詰み。桂なら57から打てます。
 ということで44合は角が最善。
 角合でも同銀から56飛と追って65玉となったとき、今度は手に入れた角を92から打ちます
 左右からの遠角には妙味を感じますね。
 今度は8筋に歩が打てますから、83歩合とします。
 これは同角成と取って一歩補充します。
 83同香、66飛、55玉と進めて、56歩と打てるのが、92角の効果。
 56歩に46玉と逃げた時、13角成と金を取れるのが大きいのです。
 36玉、35馬、47玉と逃げますが、57馬と捨てるのが決め手です。
 57同玉に58金から大駒が消えてキレイな収束。
 左右の遠角は92から先に打つと83歩合で逃れ。当然ながら手順前後は効きません。

【詰手順】66銀左、同と、同飛、55玉、56歩、同と、同飛、65玉、
 57桂、同と寄、66飛、55玉、56歩、同と、同飛、65玉、
 57桂、同と、66飛、55玉、56歩、同と、同飛、65玉、
 57桂、同馬、66歩、同馬、同飛、55玉、22角、44角、
 同銀、同香、56飛、65玉、92角、83歩、同角成、同香、
 66飛、55玉、56歩、46玉、13角成、36玉、35馬、47玉、
 57馬、同玉、58金、46玉、55歩、同玉、56飛、65玉、
 66銀、56玉、57金まで59手詰


 中出さんは創棋会の大ベテラン。
 中出さんの作品は7月に一度紹介させていただきました。
  → http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-198.html
 大駒の特徴を活かした手順に趣向を盛り込んだ構成は中出さんのお得意の領域です。
 本局でもと金剥がしの後、遠角2発が飛び出す収束は面目躍如の楽しめる一作です。


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
    https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
    投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「未定」決定しましたら案内させていただきます。
*************************************************************** 


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創棋会の次回課題は「よくわかる作家の個性」

<創棋会の次回課題は「よくわかる作家の個性」>
 台風21号に北海道の地震と天災が続いています。
 被災地ではライフラインの障害が発生し、さぞご不便かと思いますが、皆さんの無事安全を祈ります。

★☆★ネット作品展解答募集中★☆★
       ***解答締切は9月20日(木)です!***
 創棋会のネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢ、おかげさまで23作と昨年を上回る多数の作品が揃いました。
 投稿下さった作家は次の23名の方々です。あらためて感謝申し上げます。
   有吉弘敏、大西智之、奥鳥羽生、北村憲一、金少桂、則内誠一郎、角建逸、鷲見慎吾、
   妻木貴雄、冨永晴彦、中出慶一、西村章、ぬ、野曽原直之、野々村禎彦、福原徹彦、
   藤原俊雅、三輪勝昭、RINTARO、安田恒雄、柳原裕司、山本勝士、吉松智明
    (敬称略、作品順ではありません)。

 例題紹介で取り上げたように、好形作、趣向作、謎解きを愉しむパズル的な作、あぶり出しなど、すらすら解けて、解けば爽快感を味わっていただける作品が揃っています。
 20手台の作品23作に全手順記載は大変かと思いますので、解答記載方法は簡単にしています。多くの皆さんからの解答をお待ちしています。1問でも解けた方、遠慮なさらずに解答をお願いします。
 解答者の中から若干名に呈賞(詰棋書)の予定です。

◇解答送り先: blogsokikaitusin@gmail.com
解答締切:9/20(木
◇解答要領:
・「キーとなる一手」と「手数」を記入してください。(もちろん全手順記入もOKです) ※キーとなる一手は問題ごとに設定しています。
・評価:ABC評価をお願いします。
  ※Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、誤無解を除いて、集計いたします。
・短評:「すらすら度」「好感度」「表現力」「技術力」等々、色々な角度からのコメントをお願いします。
  短評は原則としてすべて掲載させていただく予定です。長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

★出題は → http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-202.html
 図面と解答用紙は次のサイトから取り出すことができます。
図面: http://firestorage.jp/download/39979ed94cac0c4128b2358d0307375f70155841
解答用紙: http://firestorage.jp/download/6e9c1762affe026fcb2b7024c941d719188d09a7
パスワードはいずれも「sura2018」です。


■創棋会の次回課題は「よくわかる作家の個性」
 12月号掲載作品展の課題は、「よくわかる作家の個性」。29手以内です。
 10月例会で選題します。
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

よくわかる作家の個性」。
この「課題」わかっていただけますでしょうか?
 「○○流」と呼ばれて一世を風靡した作家を思い浮かべていただければ、何となくわかっていただけるのではないでしょうか。
 「○○流」と呼ばれなくても、図を見ただけで、あるいは作意を並べただけで、この人の作品だと分かる。そこには強烈に伝わってくる作家の個性が表れていると思います。
 作家の個性を感じさせられる作品を紹介させていただきます。


谷口 均作 詰パラ1971年4月(「孤愁の譜」第44番、「凌雲」第80番)
谷口均凌雲

 私が詰パラを購読開始したのが1971年から。当時の詰棋力では小学校から中学校に取り組むのが精一杯でしたが、本作が解けなかったことは記憶にあります。
 初手は紛れがいっぱいあって悩ましい。
 68桂が有力ですが、55玉と引かれると86飛の守りが強く続きません。
 47銀打も指してみたいところですが、あっさり同香成で続きません。
 手筋風の46金も同香で27角の利きが強く詰みません。
 初手は55金と捨てるのが妙手。
 同金なら68桂があります。逃路に先着は手筋なのですが、次の手が見えないと指せない強手です。
 55同玉には25龍とぼんやり引くのが継続の好手。
 56玉は68桂の一発なので45合の一手ですが、何を合しても56銀の好手があります。
 56同飛には47桂があるので同玉とするしかありませんが、そこで46金が巧打で、同X(合駒)に68桂までです。
 45金と移動合で受ける手もありますが、それには47桂と打てば、54玉には43銀がありますし、56玉も46金から55龍があります。
 玉方には受けがないようですが妙防がありました。
 45角成と移動合で受けるのです。


<4手目:45角成>
谷口均凌雲45角成

 56銀、46金と捨てて攻めるしかありませんが、46同馬と応じられて、この馬が68に利いているではありませんか。
 そこで決め手が47角です。
 同馬と取らせて68桂で詰みました。

 55金から始まる手順は非常に重厚。
 見事半期賞を獲得されました。
 谷口さんの作品は、大駒の力、特に角の力を活かした作品が多いのですが、本作でも45角成の妙防に特長が出ていると思います。

【詰手順】55金、同玉、35龍45角成56銀、同玉、46金、同馬、47角、同馬、68桂まで11手詰

谷口 均作 詰パラ1969年5月(塚田賞、「孤愁の譜」第16番)
谷口均「譜」16

 もう一作谷口さんの作品を紹介します。
 上下に脱出路があるように見えますが、19香、56角の威力で大丈夫そうです。
 しかし37から46の経路だけは用心しないと逃げ出されます。
 たとえば17銀とすると、37玉、28銀、46玉、57銀、55玉と遁走されます。
 27と捨てるのも取らずに37玉とされてお手上げです。
 そこで初手はぼんやりと48角とします。
 平凡に37に合駒を打つと16金から詰んでしまいます。
 37歩成と移動合し36への逃げ道を開けるのが軽い受けの好手。
 今度は36から46への逃路に用心して攻めます。
 まず27銀と捨てます。
 同玉に56角のリーチを活かして38銀と連続して捨てます。

<5手目:38銀>
谷口均「譜」16_38銀

同と と取らせて、45角が決め手。
同金と取らせて26金までの詰み。

【詰手順】48角、37歩成、27銀、同玉、38銀、同と、45角、同金、26金まで9手詰

 谷口さんといえば「難解」というイメージを持たれる方も多いと思いますが、捨駒を主体とした作品も沢山作っておられます。
本作もスッキリまとまった易しい作品ですが「角使いの名手」ぶりを感じさせてくれる一局だと思いましたので、取り上げた次第です。
 なお『孤愁の譜』は谷口さんの作品集で、1985年に野口ブックスから発刊されました。

藤倉 満作 詰パラ1970年4月(「四万十」第56番、「金波銀波集」第88番)
藤倉満四万十56

 続いて紹介させていただくのは藤倉さんの作品。
 素晴らしい好形作ですが、攻め方は45金と35銀の2枚、持駒は金気なしの飛角桂だけで詰み形が見えません。
 初手は金銀を動かすしかなさそうです。
 効率が良さそうなのは34銀です。以下42玉、72飛、52歩合、54桂、31玉、53角と手は続きますが、22玉、52飛成、32歩合くらいで息切れ。そもそも22玉とされても逃れのようです。
 34金も42玉や22玉とされると詰みません。
 少しひねって44銀も同様。
 となると44金しかありませんが、何となく指しにくい手です。
 22玉と逃げると34桂が打てます。以下13玉、15飛、23玉(14合は31角以下)のとき14角の好手があり、同香に25飛と廻って詰みます。
 また32玉なら43角、22玉、32飛、13玉、25桂、14玉、34飛成、15玉、24龍、16玉と追って13桂成とすれば16玉に26龍(16角成!という手もある)、18玉、54角成で詰みます。
 このあたりの変化は少し読みが必要です。
 最善は42玉。
 それには53角と打って左方面への逃走を阻止します。
 51玉なら63桂があるので32玉と逃げますが、31飛から22玉と追ったとき、33金と入るのが好手。

<7手目:33金>
金藤倉満四万十56_33

 33金を同桂と取れば34桂と打ち、13玉に11飛成、12合、15香、14合、31角成で詰んでしまうので、13玉とかわすしかありませんが、23金と押し売り。
 同玉に34飛成と大きな拠点が出来ました。
 12玉と逃げますが、24桂、13玉、31角成と寄せていきます。
 22合は取られるのが見えているので安い駒を合するのですが、桂合では同馬、同玉のとき32桂成とし12玉に14龍から24桂の詰み筋があるので、歩合が最善となります。
 以下、22同馬、同玉に32龍と入ります。
 13玉には軽く12桂成と捨て、同香に14歩と叩いて同玉に34龍と引けば収束。

【詰手順】44金、42玉、53角、32玉、31飛、22玉、33金、13玉、
    23金、同玉、34飛成、12玉、24桂、13玉、31角成、22歩、
    同馬、同玉、32龍、13玉、12桂成、同香、14歩、同玉、
    34龍、15玉、24龍、16玉、26龍まで29手詰

 藤倉さんの作品は好形から粘りのある手順が展開されるものが多いのですが、本作も簡素な実戦型から含みのある手順が紡ぎ出された好局です。
 「四万十」は藤倉さんの作品集。藤倉さんは1991年に逝去されましたが、その後2001年に創棋会によって発刊されました。


藤倉 満作 詰パラ1970年4月(「白雨」第10番)
藤倉満白雨10

 もう一作紹介させていただきます。
 本作は発表時不完全だったものを修正されたもの。
 初手33角では14玉で打歩詰。
 じっと35龍と寄ります。
 14玉には15歩、同玉、26角とします。
 16玉とされると一瞬いやな感じですが、38角、27合、17歩、同桂、15龍で詰みます。
 14玉となったところで打歩詰ですが、24龍と捨てるのが打開の妙手。

<7手目:24龍>
藤倉満白雨10_24龍

 24龍を同歩と取れば15歩が打てます。以下、23玉、33銀成、12玉、21角、11玉、22成銀、同玉、32と、11玉、44角で詰みます。
 24同玉と応じたときあわてて33角や42角と打っては34玉で次の手がありません。
 33銀不成から24銀成と邪魔な44銀を消去します。
 24同玉なら今度こそ33角ですから、24同歩と応じます。
 これで15歩と打つことが出来ました。
2 3玉に、33歩成から23角と据え、11玉に22と と捨て同玉に気持ちよく44角と飛び出せば収束です。

【詰手順】35龍、14玉、15歩、同玉、26角、14玉、24龍、同玉、
  33銀不成、14玉、24銀成、同歩、15歩、23玉、33歩成、12玉、
  23角、11玉、22と、同玉、44角、23玉、33と、12玉、22と まで25手詰

  本局のような軽い捌きの作も藤倉さんの作風。
  「形から手順をひねり出す」作図法を採っていることは作者も自認ですが、イコール難解ではないという事も語られています。


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「未定」決定しましたら案内させていただきます。
*************************************************************** 


<詰パラ9月号到着>

<詰パラ9月号到着>

 平日の夕方大阪市内の美術館に行ってきました。
 ゆっくり見ていたらすっかり遅い時間になってしまったのですが、外に出るといい感じの夜景に出会うことが出来ました。
美術館_夜景

★☆★ネット作品展解答募集中★☆★
 創棋会のネット作品展「すらすら解ける20手台」PartⅢ、おかげさまで23作と昨年を上回る多数の作品が揃いました。
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   有吉弘敏、大西智之、奥鳥羽生、北村憲一、金少桂、則内誠一郎、角建逸、鷲見慎吾、
   妻木貴雄、冨永晴彦、中出慶一、西村章、ぬ、野曽原直之、野々村禎彦、福原徹彦、
   藤原俊雅、三輪勝昭、RINTARO、安田恒雄、柳原裕司、山本勝士、吉松智明
    (敬称略、作品順ではありません)。

 例題紹介で取り上げたように、好形作、趣向作、謎解きを愉しむパズル的な作、あぶり出しなど、すらすら解けて、解けば爽快感を味わっていただける作品が揃っています。
 20手台の作品23作に全手順記載は大変かと思いますので、解答記載方法は簡単にしています。多くの皆さんからの解答をお待ちしています。1問でも解けた方、遠慮なさらずに解答をお願いします。
 解答者の中から若干名に呈賞(詰棋書)の予定です。

◇解答送り先: blogsokikaitusin@gmail.com
◇解答締切:9/20(木)
◇解答要領:
・「キーとなる一手」と「手数」を記入してください。(もちろん全手順記入もOKです)
※キーとなる一手は問題ごとに設定しています。
・評価:ABC評価をお願いします。
  ※Aは3点、Bは2点、Cは1点とし、誤無解を除いて、集計いたします。
・短評:「すらすら度」「好感度」「表現力」「技術力」等々、色々な角度からのコメントをお願いします。
  短評は原則としてすべて掲載させていただく予定です。長くても結構ですので、たくさんの短評をお願いします。

★出題は → http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-202.html
 図面と解答用紙は次のサイトから取り出すことができます。
  図面: http://firestorage.jp/download/39979ed94cac0c4128b2358d0307375f70155841
  解答用紙: http://firestorage.jp/download/6e9c1762affe026fcb2b7024c941d719188d09a7
  パスワードはいずれも「sura2018」です。

■詰パラ9月号到着
 今月は750号。116頁と増ページ。記念号に相応しい企画もあり楽しめる内容。
・表紙は小林さん。最近の活躍も初入選から30数年経ってからの復活だったんですね。詰備会や詰四会などで良くお会いしますが、にっこり笑って出してくる作品は骨のあるものが多い印象。本作は解いて気持ちの良い作品とのことです。
・詰棋校(12P~)。
小学校:3月や9月は軽めの傾向とのこと。残暑きびしい中、爽やかな作品は大歓迎。
中学校:煙詰にチャレンジとは素晴らしい意気込み。ただ名作を見てしまうとハードルが上がってしまうのも事実。高みを目指すのは大変なことですね。
高校:本校も軽い作品が入っているとのこと。ありがたい気配り。
短大:今月は解いてみようと思わせる豪華メンバー!それにしても在庫が0というのはすごいですね。中編作家は投稿のチャンス!
大学:谷川先生の作は易しいとのこと。皆さん解答しましょう!
大学院:今月は宮田さんと服部さん。難解ではないのかと恐れますが、構想作とのことです。それから後任も無事決定とのこと、良かったですね。
・棋士の宴(18P~)。プロ棋士8名による作品展。室田さんの初入選も注目ですが、これだけのメンバーと作品が揃うのも詰パラだからこそ。賞品もいいですね。
創棋会作品展(21P~)
今回の課題は合作による「あぶり出し」。組曲ですので詰上りが想像しやすい作品展です。ふるってご解答下さい。
また詰上り4文字(手順解答は不要)を下記に送っていただく「パスワードクイズ」も実施中。こちらの賞品にはレア品を用意しています。あわせてご解答をお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com
・全国大会レポート(22P~)
驫飛龍さんによる12Pの力作。写真も沢山あって昨日のことのように思い出します。
・アマレン杯握り詰(34P~)
全国大会で優秀作として選ばれた3作と記念詰将棋の計5題が出題されています。握り詰はいずれも力作。初見の方は是非挑戦してみてください。
・全詰連の頁(35P~)。
全国大会の幹事会報告。解答選手権の運営、看寿賞の選考、普及について書かれています。詰将棋の面白さ、楽しさを伝えていく仕事、お手伝いいただける方は是非ご一報ください。
・短編コンクール優秀作品コレクション2(36P~)
昭和60年(1985)から平成12年(2000)までの首位作(不完全発見のときは上位作)が紹介されています。平成5~7年の時期はD級順位戦が掲載されたりしています。
こうやって眺めると昭和60年の愛さんや平成11年の三谷さんの作などは古典かと思うほど色々なところで取り上げられていますね。
また小林さんや赤羽さんの活躍もなつかしい(小林さんは息長く活躍されているのがすごい!)。
・持駒のある風景(48P~)
全国大会関連の話題。名刺集めは楽しいですね。私も数名の方から頂戴しました。自身は刷れるような作品がなく差し上げられないのが申し訳ないのですが。
・朗人作家倶楽部(49P~)
750記念の作品展。実戦形、持駒趣向、盤面象形、趣向作とベテランの持ち味を発揮した作品展。私も歳を重ねるだけでなくこうありたいものです。
・おもちゃ箱だより(50P~)
創作支援プログラムのお話。
・ちえのわ雑文集(52P~)。
角さんの「古今中編詰将棋名作選」の記事。昨年の「短編」に続く快挙。誤植もかなり少ない印象。「中編Ⅱ」も楽しみですが調査から始めないといけないので、少し先になりそうです。
・社団戦2日目(62P~)
快進撃が続いていますね。写真の皆さん表情も凛々しい感じ。
8/26も好成績を収められたようですね。
・結果稿
順位戦(72P~)。各クラスとも上位作は濃密な内容に圧倒されます、残留、降級となった作も順位戦らしく力の入ったものばかり。
同人室(89P~)。今回のお題は「不利感」。テーマとしては面白いのですが、解釈は作者次第のところもあって作者のことばが面白かったですね。今後評点2.2以下は非入選とされるとのこと。解答者の評価は辛口のようにも感じますので、なかなかきびしいですね。とはいうものの同人作家への期待は大きいので、これからが楽しみです。
やさしい大学院(97P~)。田島さんの作品は833手!あらためて鑑賞したいと思います。
創棋会作品展(101P~)。課題は「ダブル不成」でした。5題出題でしたが易しい作品もあり、解答者の評価もまずまずでした。
・編集室(116P~)800号は4年と2ヶ月先の2022年11月号です。柴田さんもきっとお元気で健筆をふるわれていることでしょう。藤井フィーバーのようなことが起こるかどうかわかりませんが、今のブームを機に、創る・解く・読む・評論する・観る・交流する・イベントを行う・イベントに参加する等々、さまざまなタイプのファンを増やし、共に楽しめる環境を整えていく必要があります。

■創棋会の次回課題は「よくわかる作家の個性」
 12月号掲載作品展の課題は、「よくわかる作家の個性」。29手以内です。
 10月例会で選題します。
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

よくわかる作家の個性」。
 この「課題」わかっていただけますでしょうか?
 「○○流」と呼ばれて一世を風靡した作家を思い浮かべていただければ、何となくわかっていただけるのではないでしょうか。
 「○○流」と呼ばれなくても、図を見ただけで、あるいは作意を並べただけで、この人の作品だと分かる。そこには強烈に伝わってくる作家の個性が表れていると思います。
 作家の個性を感じさせられる作品を紹介させていただきます。


川崎 弘作 詰パラ1955年8月(「あさぎり」第49番、「北斗」第30番)
川崎弘あさぎり49

 23銀では33玉と上がられ上部脱出が防げません。
 初手は32飛か23飛しかなさそうです。
 32飛、23玉の局面は35飛成の開き王手が有力ですが44の龍で馬を抜かれてしまいます。かといって42飛成では34玉から逃げられてしまいます。
 そうなると23飛しかありません。
 11玉と逃げてくれれば、13飛成、同桂に12銀と捨てて詰むのですが、12玉と寄られると打った飛車が邪魔で23銀が打てません。
 21飛成と切るのが良さそうですが、同玉、32角、11玉、12銀、同玉、23角成、11玉となって持駒桂一枚ではもう一押しが出来ません。
 23飛、12玉では手が無いように見えますが、ここで13飛成と切るのが英断の一手。同桂なら23銀があるのですが、同玉と取られると44龍の利きが強く、上部脱出の不安もあります。
 しかし13同玉には35角という豪快な一手がありました。

<5手目:35角>
川崎弘あさぎり49_35角

 同龍なら14銀と打って詰みます。24合でも14銀です。24金(飛)合が好防のようですが、14銀、12玉、23銀打、11玉、44角と龍を取って詰みます。もちろん12玉や22玉なら23銀で簡単。
 受けがないようですが24龍の移動合が強防。
 14銀から23銀打の変化で44角と取られるのを防いでいます。
 こうなると14銀から23銀成と清算し、23同玉となったところで24飛と攻めるしかないのですが、生の飛車角で追うのは不安があります。
 24飛に32玉と逃げたところで、43銀が好打。同玉と取れば53角成から42馬まで。この変化も気が利いています。
 以下、33玉と寄れば42銀直不成、32玉とかわして31銀成、33玉と上がれば42銀不成と、二枚の銀を活用して迫っていきます。
 最後は42同玉と取るしかなく、22飛成と成り込んで収束。

【詰手順】23飛、12玉、13飛成、同玉、35角、24龍、14銀、22玉、
   23銀成、同龍、同馬、同玉、24飛、32玉、43銀、33玉、
   42銀直不成、32玉、31銀成、33玉、42銀不成、同玉、22飛成、43玉、
   53歩成、34玉、24龍まで27手詰

 川崎弘さんも個性豊かな方でした。
 作家としても理論家としても活躍され、その内容は「北斗」にまとめられています。
 「北斗」に収載された論考の数々は、今読んでも陳腐な感じはなく、参考にさせていただいています。
 川崎さんの作風として有名なのは「不利感」の演出でしょう。
 本作も指しにくい手が続き心理的な難解さが表現された好作です。


柴田昭彦作 詰パラ1970年7月
 (「詰将棋三十年」第75番、「古今中篇詰将棋名作選Ⅱ」第82番)
柴田昭彦中篇Ⅱ

 続いて柴田昭彦さん。
 柴田さんと言えば、打歩詰や合駒を主題とする作品を数多く手掛けられています。
 本作はどちらかと言えば趣向的な味わいの作品ですが、作風があらわれた一作ではないかと思い紹介させていただきました。
 初手は43歩不成。成れば打歩詰ですから当然の一手ですが詰将棋らしいイントロ。
 31玉に32歩と叩き、同玉に23角不成と角の不成が出てきます。
 成れば31玉で打歩詰ですから、これも普通に指せる一手ですが、ここから角の妙技が始まります。
 31玉に32歩と打ち、22玉となったところで45角不成と 45のと金を取ります。
 32玉とかわせば23角不成と入り、31玉、32歩、22玉に、34角不成と角の位置を45から34に替えます。
 32玉に23角不成では持歩が減るだけで堂々巡りです。
 ここで局面の打開を図る一手が42歩成です。

<17手目:42歩成>
柴田昭彦中篇Ⅱ42歩成

 42歩成を同馬と取るのは、23飛成から32地点で清算し32同玉に43角打とすれば駒余りの追い詰です。
 (※35手駒余りなので変長なのですが、当時は許容範囲ということもあってか、結果稿でも触れられていませんでした)
 42同歩と取るのは23角成、31玉、51龍があるので、42同玉と応じるしかありません。
 これで44龍が実現できました。45とを消し、角を45から34に据え直して、何度も角不成を繰り返したのは、この44龍を実現するためでした。
 以下もう一度23角不成が入って、32歩、22玉のとき、13歩成が決め手です。
 これで14の歩を消して14角成と開き王手。
 25桂と飛車を取られますが24龍と回れば収束。
 本局は合駒こそ出てきませんが、打歩詰回避の角不成が趣向的で謎解きのパズルのような手順を愉しむことが出来ます。

【詰手順】43歩不成、31玉、32歩、同玉、23角不成、31玉、32歩、22玉、
  45角不成、32玉、23角不成、31玉、32歩、22玉、34角不成、32玉、
  42歩成、同玉、44龍、31玉、32歩、同玉、23角不成、31玉、
  32歩、22玉、13歩成、同桂、14角成、25桂、24龍、12玉、23龍まで33手

 柴田さんの打歩詰や合駒作品、代表作を選べば次の2作は必ず入るのではないかと思います。
 以前にブログで紹介していますが図面のみ再掲します。

柴田昭彦作 詰パラ1967年11月、看寿賞
(「あさぎり」第58番、「詰将棋三十年」第100番、「古今中篇詰将棋名作選Ⅰ」第114番)
柴田昭彦_パラ196711

手順は以下を参照ください
→ http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-56.html

柴田昭彦作 近代将棋1967年8月
(「あさぎり」第60番、「詰将棋三十年」第73番、「古今中篇詰将棋名作選Ⅱ」第77番)
柴田昭彦_近将196708

手順は以下を参照ください
→ http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-47.html


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
  投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年12月16日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「未定」決定しましたら案内させていただきます。
*************************************************************** 

もうすぐ例会~創棋会例会は8月19日~

<もうすぐ例会~創棋会の例会は8月19日です~>
 夏の花といえば夾竹桃もそうですね。
 生い茂る、という感じで咲いていました。
夏の花3

■最近読んだ本
 「うつ病九段」(先崎学、文藝春秋、2018年7月)。
 昨年藤井ブームに沸いていた頃、突然の長期休場となった先崎九段の闘病記。
 死の連想、簡単なことが決められない、焦燥感、気分の日内変動、そういうことが本人の体験として綴られており、うつ病とはどういう病気なのか、ある意味精神科医の書いたものより分かりやすい内容。

 それから、今回「送り火」で159回芥川賞を受賞された高橋弘希(ひろき)さんの受賞エッセーが朝日新聞に掲載されていました。
 21歳ごろ将棋棋士を目指そうとしたが諦めて、黒川一郎の再来と呼ばれるような詰将棋の大家となり看寿賞を目指そうとしたが「目指せ、詰将棋作家」という本は見当たらず、作家を目指すことになった、というようなことがユーモラスに書かれていました。
 本の話ではないのですが、面白い話だったのでちょっと紹介させていただきました。

■「詰将棋ファン」
 柳原さんの編集による新刊。有吉弘敏さんや芹田修さんのベスト10に始まり、鳥本さんの大道棋好作紹介、上谷さんのフェアリー、佐々木浩二さんの創作メモ、現代詰将棋作家名鑑など、実に内容豊富な一冊。編集後記には第二号発刊は時期未定と書かれていましたが、こうなると続編が待たれますね。

■もうすぐ例会~創棋会の例会は8月19日です~
 創棋会の次回課題は 「すらすら解ける20手台」PartⅢ です。
 創棋会では昨年、一昨年と続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催しました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年も「すらすら解ける20手台」PartⅢを開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
     *「狙いの一手」は解答審査にも必要ですので、必ず記載下さい。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月18日(土)。
・8月例会(8/19)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。

例題紹介
  「すらすら解ける20手台」PartⅢ  
 昨年のpartⅡでは「看板に偽りあり?」という指摘を頂戴しました。
 そこで今年は初心に帰って「すらすら解ける」作品を出題したいと思います。
 「すらすら解ける」というのは主観ですから定義は難しいのですが、私の考えや詰棋友の意見をもとに「こういう作品が相応しいのではないか」というものを例題として紹介してまいりました。
 ここであらためて例題を振り返りながら「すらすら解ける20手台」の要件らしきものを整理してみたいと思います。
 これまでの7回にわたって紹介してきた例題は下記からご覧いただけます。
   http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-category-11.html

 まず好形というのは大事な要素です。解いてみようという気になるかどうか。そういう意味で形は大事です。
 一回目の作者不知、三回目の北原作、五回目の伊藤作、六回目の柴田作は、いずれも好形作。
自然な実戦形、駒数の少ない簡素図式、コンパクトさが売りの5×5図式や4×4図式など「好形作」はたくさんあります。
しかし好形だからといって「すらすら」解けないのは困ります。
 気持ち良く解ける というのは大きなポイントです。
 七回目の岡田作は軽手連発で最後は清涼詰。
 やさしくても、詰手筋が連発される作品、捨駒の醍醐味を味わえる作品、鮮やかな収束に爽快さを感じる作品など、解いて気持ちの良い作品はたくさんあります。
 何よりも大切なことは手順が明快なこと。煩雑な変化や紛れは避けたいところです。
 またパズルのような作品も解けた後の納得感が高いですね。
 三回目の北原作、五回目の伊藤作は、趣向的な手順のなかに謎解きの味があって楽しめる作品でした。
 それから毎回好評なのが趣向作や曲詰です。
 四回目の小川さんの作品はやさしい曲詰ですが、手順にはちょっとしたスパイスの利いたところもあって決して一本道ではありません。
 二回目の二上作、七回目の久留島作は、まさに「すらすら解ける」趣向作。
 趣向作は無条件に楽しめます。
 「よくわかる作家の個性」でとりあげた黒川作(7/8)や中出作(7/28)も楽しい趣向作でした。

 ここでPartⅠとⅡで解答者の評価が最も高かった作品を紹介させていただきます。
 まずは、PartⅠの久保紀貴さんの作品。

久保紀貴作
⑮_2 久保さん

【作意】37銀、25玉、35飛、16玉、36飛、25玉、26銀、16玉、15銀、26歩合
   17歩、同玉、26銀、16玉、37銀、25玉、35飛、16玉、17歩、同玉、
   28金、16玉、36飛、25玉、26銀、36玉、37金まで27手詰

 結果発表の内容は以下から参照ください。
   http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-60.html

 初手37銀、35飛と据えて舞台が出来ます。
 そこから飛車と銀のダンスがスタート。
 15銀と歩を取ったときに26歩と捨合するのがポイント。
 微妙に局面が変化しながら軽快に手が進み、パズルの楽しさや謎解きの味もあって「課題にピッタリ」と大好評でした。
 なお本作は「現代詰将棋中編名作選」にも選ばれています。第296番です。易しいネット作品展からも「名作選」に選ばれたことはブログ管理人にとっても嬉しいことです。

次はPartⅡ、山路大輔さんの作品です。

山路大輔作
山路さん2017一位

【作意】12角成、同玉、24桂、21玉、22銀成、同角、31歩成、同角、13桂、同角、
   32桂成、11玉、23桂、12玉、24桂、同角、11桂成、13玉、12成桂、同玉、
   22成桂、13玉、23成桂まで23手詰

 結果発表の内容は以下から参照ください。
    http://sokikaitusin.blog.fc2.com/blog-entry-141.html

 4×4のコンパクトな初形に持駒桂4枚と解図欲をそそる図です。
 手順は桂の連打や打ち捨て、角の翻弄などが飛び出し、期待通りの好手順。
 見事最高の評点を獲得しました。


 最後にすらすら解ける中編作を一つ紹介させていただきます。
 手数は30手台なのですが、並べていただければ、楽しんでいただける一作だと思います。

萩野真甫作 「将棋綱目」第5巻21番
萩野真甫

 きれいな実戦型で小駒図式。
 52銀から63銀成(と)のような手も目につきますが、62銀が実戦的な好手。
 72玉には61銀打から71銀不成があって簡単ですから、62同銀と取る一手です。
 62同銀には52金から62金と質駒にした銀を奪います。
 ここで調子に乗って71銀と打っては92玉と寄られて続きません。
 74桂と捨てるのが読みの入った妙手。
 同歩と取られると73に逃げ道が出来て損なように思え、ちょっと打ちにくい手です。

<7手目:74桂>
萩野真甫74桂

 74桂に92玉と逃げるのは93銀と捨てるのが好手筋で、同玉に82銀から91銀成の筋で詰んでしまいますから、74同歩と取るしかありません。
 74同歩としてから71銀と打ちます。
 93玉は82銀打があるので92玉とかわしますが、ベタッと82に金を打つのが継続手段です。
 93玉と逃げたとき、83金と歩を取り、同玉に84歩と突き出すのがとても気持ちの良い手です。
 74桂捨ての効果で74には逃げられませんから、93玉と寄ります(92玉は83銀で簡単)が、82銀打から93歩と追います。
 同桂と取らせたところから流れるような美しい収束が始まります。
 まず83歩成と捨て、同玉に73銀成と捌きます。

<23手目:73銀成>
萩野真甫73銀成

 同玉には63と と寄ります。
 83玉にはもう一度84歩と打ち、92玉に82銀成と捨て、同玉には72金と寄ります。
 92玉とかわすしかありませんが、83歩成と捨て、同玉に73と と寄れば92玉に22金までの詰み。
 この端正な実戦型から朝霧趣向が出てくるのは予想外。
 序盤74桂の妙手もあり、打った駒を二段活用して捌く手順は爽快そのものです。

 萩野真甫は“雁木”で有名な檜垣是安と同時代に活躍した江戸時代の在野棋士で初代伊藤宗看(三世名人)との対局も数十局に上るとのこと。
 また本図を左右反転した図が「諸國象戲作物集」に作者京作として掲載されているそうです。
 以上の記述は下記URLを参考にさせていただきました。

  http://1banboshi.on.coocan.jp/page09-01(09).htm

  http://archives.pref.yamaguchi.lg.jp/user_data/upload/File/smallexhibition/H26-08.pdf

【詰手順】62銀、同銀、52金、72玉、62金、82玉、74桂、同歩、71銀、92玉、
    82金、93玉、83金、同玉、84歩、93玉、82銀打、92玉、93歩、同桂、
    83歩成、同玉、73銀成、同玉、63と、83玉、84歩、92玉、82銀成、同玉、
    72金、92玉、83歩成、同玉、73と、92玉、82と まで37手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
       https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ 
        投稿は→ blogsokikaitusin@gmail.com
        投稿締切 8月18日(土)! 

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
        投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

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詰パラ8月号到着

<詰パラ8月号到着>
 夏の花といえば百日紅。「サルスベリ」という名称の方が一般的なのでしょうか。
 近所の公園や交差点に咲いていました。

夏の花1

夏の花2

■詰パラ8月号
・表紙。山路さん。医療の現場は大忙しだと思いますが、これからも面白い作品を見せてください。
・詰将棋学校(12P~)。
 小学校:配置が暑苦しくても筋の見える作品は解いてみようという気になります。
 中学校:太刀岡さんは全国大会でご活躍。お疲れ様でした。
 高校:中段玉が一局、入玉はゼロで、実戦型が2局と、取り組みやすい作品が揃った?
 短大:爽やかな作品揃いとの売り込みですが持駒の多い作品が並んでいますね。
 大学:今月から担当は廣瀬崇幹さん。想いの伝わるメッセージ。
 大院:3番は超好形ですがいかにも難しそう(笑)。後任が決定したとのこと、お疲れ様でした。
・D級順位戦(18P~)。新人2名。意欲的な構図の作品もあります。
・大道棋教室(19P~)。創棋会特集とのこと。また3番は「最終手・手数・感想」というおもちゃ箱方式を採用されているとのこと。
・おもちゃ箱だより(22P~)。こちらも大道棋です。
・ちえのわ雑文集(24P~)。「根津将棋」。皆さん色々と面白いことを考えるもんですね。
・名局ライブラリー(26P~)。今回は宮原さんの個展。
・全詰連の頁(32P~)。全国大会の模様が紹介されています。
・社団戦参戦記(42P~)。詰棋校の選者のことばでも複数の方が触れている社団戦。初日は4連勝。
  5ヶ月の長丁場ですが複数の○○名人を擁する強力メンバーですから、連勝街道を進むことでしょう。
・サロン(45P~)。大量誤解が発生した4月号幼2番の補足説明。「素直な手筋物なのにどうして?」を分析されたもの。
  結果稿のスペースは限られているので、こういう方法で補足いただくのは良いと思います。
・会合案内(47P~)。8月の会合がずらりと並びました。
 詰工房の記事に3月の春霞賞候補は創棋会の野曽原さん作とあります。
 「繰り返しを含む短編」という課題で三連続角合を表現しました(6月号結果稿参照)。
 それから創棋会例会は8月19日です。皆さんのご参加をお待ちしています。
・編集室(104P):水上さん。全国大会お疲れ様でした。

■解答選手権2018年鑑
 表紙が印象的な今年の年鑑。
 冒頭からはいきなりカラー写真のグラビアが登場。
 大阪会場では諏訪景子さんの姿も。
 宮原さんもバッチリ写ってますね(笑)。完全復活も近い?
 年鑑にしか載らないのが優勝インタビュー。「対局が入らない限り参加する」という心強い一言も。
 そして初級一般戦の各地のレポートは全26会場から。
 初開催の主催者の皆さんは大変なご苦労があったことと思いますが、各会場選手の皆さんには楽しんでもらえたことと思います。
 この盛り上がりはどこまで続くのでしょうか?

■創棋会の次回&次々回課題と例題紹介
☆「すらすら解ける20手台」PartⅢ
 創棋会では昨年、一昨年と続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催しました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年も「すらすら解ける20手台」PartⅢを開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月18日(土)。
・8月例会(8/19)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。

12月号掲載作品展の課題
・「よくわかる作家の個性」。29手以内。
・10月例会で選題します。
  投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp
    ※「すらすら解ける20手台」PartⅢの投稿先とは異なりますのでご注意ください。

例題紹介
すらすら解ける20手台」PartⅢ
 昨年のpartⅡでは「看板に偽りあり?」という指摘を頂戴しました。
 そこで今年は初心に帰って「すらすら解ける」作品を出題したいと思います。
 「すらすら解ける」というのは主観ですから定義は難しいのですが、私の考えや詰棋友の意見をもとに「こういう作品が相応しいのではないか」というものを例題として紹介していきたいと思います。

岡田 敏作 詰パラ1986年8月(「万華鏡」清涼図式第139番)
岡田作万華鏡139

 4×4に収まったコンパクトな図で持駒も金一色と解いてみたくなる初形です。
 32龍と桂を取るのは22馬と引かれると13からの脱出が防げません。
 豊富な手駒を活かして、11金、21金と捨て31と と迫ります。
 同玉なら42金、また同馬には23龍があるので12玉とかわすのが最善。
 急いで32龍とするのは22馬引があるので、もう一度11金と捨てるのが好手。

<7手目:11金>
岡田作万華鏡139_11金

 11同玉と取らせ21金と拠点を作ってから32龍とすれば、今度は22馬と引けません。
 22香合などと節約すると11金から21龍があるので21に利かす飛車か金を合するしかありません。
 22金合なら24桂が手筋で、同歩に22金から取った金を23に打って簡単。
 ということで最善は22飛合です。

<12手目:22飛合>
岡田作万華鏡139_22飛

 22飛合の強防にも24桂が好手筋。
 同歩とこじあけて、22金と飛車を取り、同馬に11飛が決め手です。
 同玉に21と と捨て同馬に23桂までの吊るし桂の詰め上がり。
 23桂が打てたのは24桂捨ての効果です。

 11金から21金のリフレインが軽い趣向的な手ざわり。
 手順もどんどん駒を捨てて最後は攻め方二枚、龍と桂の清涼詰です。「終わりよければ」という言葉通り、清涼詰は解後感がいいですね。
テンポよく駒を捨てて清涼詰で締めくくる、こういう流れの良い手順の作品も「すらすら解ける20手台」向きです。

【作意】11金、同玉、21金、同玉、31と、12玉、11金、同玉、
   21金、12玉、32龍、22飛合、24桂、同歩、22金、同馬、
   11飛、同玉、21と、同馬、23桂まで21手詰

久留島喜内作 「将棋妙案」81番(「古今中編詰将棋名作選Ⅰ」第12番)
久留島妙案81

 久留島喜内と言えば「知恵の輪」をはじめとする数々の趣向を生み出した江戸時代の作家。本作も楽しい趣向を見せてくれます。
 27馬が遠くからにらみを利かしています。
 しかし53銀打から清算していくような俗攻めでは21角や71龍の守りも強く、攻め切れません。
 ここはアッサリ52龍と切ってしまうのが好手段です。
 52同玉となったとき持駒は銀三枚。
 53銀打、44銀打、35銀打と連打して25玉となった局面が次図です。

<8手目:25玉>
久留島妙案81_25玉

 4枚の銀がきれいに斜め一線に並びました。
 26馬と香を取ります。
 14玉には15香と打ち23玉と引いたときに34銀と捨てるのが気持ちの良い一手。

<13手目:34銀>
久留島妙案81_34銀

 同玉と取るしかありませんが35馬と活用。
 23玉には13香成として、32玉とかわしたときに、今度は44の銀を43銀成と捨てます。打った銀をどんどん捨てていくのが軽快です。
 同玉に44馬から22成香と玉を追い込んでいきます。
 41玉に53の銀を捨てる52銀成が決め手です。
 同玉に53馬から31成香までの詰み。

 前半は4銀の連打、後半はこの銀を捨てながら馬と成香で玉を絞り込んでいきます。
 美しい4銀追戻り詰。
 こういう軽趣向が「すらすら解ける20手台」にはうってつけです。

【詰手順】52龍、同玉、53銀打、43玉、44銀打、34玉、35銀打、25玉、
   26馬、14玉、15香、23玉、34銀、同玉、35馬、23玉、
   13香成、32玉、43銀成、同玉、44馬、32玉、22成香、41玉、
   52銀成、同玉、53馬、41玉、31成香まで29手詰

■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ」
   投稿は→ blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

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