次回課題は「すらすら解ける20手台」partⅢ

<次回課題は「すらすら解ける20手台」partⅢ>

 うだるような暑い日が続いています。
 夏の風物詩ということで、花火見物に行ってきました。
 比較的ましな写真を二枚。
花火1

花火2


■創棋会の次回&次々回課題と例題紹介
  ☆「すらすら解ける20手台」PartⅢ  
 創棋会では昨年、一昨年と続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催しました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年もすらすら解ける20手台」PartⅢ  を開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月18日(土)。
・8月例会(8/19)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。

☆12月号掲載作品展の課題
・「よくわかる作家の個性」。29手以内。
・10月例会で選題します。
  投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp
    ※「すらすら解ける20手台」PartⅢの投稿先とは異なりますのでご注意ください。

例題紹介
すらすら解ける20手台」PartⅢ  
 昨年のpartⅡでは「看板に偽りあり?」という指摘を頂戴しました。
 そこで今年は初心に帰って「すらすら解ける」作品を出題したいと思います。
 「すらすら解ける」というのは主観ですから定義は難しいのですが、私の考えや詰棋友の意見をもとに「こういう作品が相応しいのではないか」というものを例題として紹介していきたいと思います。

伊藤 果作  報知新聞1993年4月2日
(「月下美人」四×四図式第9番、「果し状」空の巻“伊藤果詰将棋珠玉篇”〈下〉第78番)
伊藤果作月下美人4X4

 一見して寄せの筋が浮かんだ方が多かったのではないでしょうか。
 初手31歩成はこれしかありません。11玉に12歩と叩いて同玉に24桂と拠点を据える。ここまではほぼ絶対の運び。
 しかし11玉となって打歩詰。
 こうなれば21と と捨てるのは勢いですが、同玉と取られて32銀成や32香成とやったのでは11玉と戻られて元の木阿弥です。
 ここは32桂成と行くのが良い手です。

<9手目:32桂成>
伊藤果作月下美人4X4_32桂成

 折角の拠点を無くすようですが、もう一度12歩から24桂と拠点をつくり、11玉となった局面をよく見ると、6手目の局面から「31と」が「32成桂」に変わっているではないですか。
 今度は22成桂と22歩を奪って局面をほぐすことができます。
 同玉にもう一度32桂成とするのが、打歩詰を避けるうまい手です。
 11玉には、三度目の12歩から24桂です。
 11玉となったとき、好手順があります。
 21成桂と捨て同玉に31香成とするのです。

<25手目:31香成>
伊藤果作月下美人4X4_31香成

 31香成とする手は32歩を消せば、いつでも出来るのですが、22歩を消した後でないと11玉とされて打歩詰。このタイミングでないといけないわけです。

 「4×4図式」という好形が「すらすら」にとって好ましい要素であることは言うまでもありませんが、12歩から24桂を繰り返すのはとてもリズミカル。また同じような手順を繰り返しているようで微妙に局面が変化していく、パズルを解くような味わいは何とも言えません。
 易しいパズルチックな作品も「すらすら解ける20手台」に相応しいと思います。

【作意】31歩成、11玉、12歩、同玉、24桂、11玉、21と、同玉、
   32桂成、11玉、12歩、同玉、24桂、11玉、22成桂、同玉、
   32桂成、11玉、12歩、同玉、24桂、11玉、21成桂、同玉、
   31香成、11玉、12歩、22玉、32銀成まで29手詰


よくわかる作家の個性」。
 この「課題」わかっていただけますでしょうか?
 「○○流」と呼ばれて一世を風靡した作家を思い浮かべていただければ、何となくわかっていただけるのではないでしょうか。
 「○○流」と呼ばれなくても、図を見ただけで、あるいは作意を並べただけで、この人の作品だと分かる。そこには強烈に伝わってくる作家の個性が表れていると思います。
 作家の個性を感じさせられる作品を紹介させていただきます。

岡田敏夫作 近代将棋1964年4月
(「古今中編詰将棋名作選Ⅰ」第94番、「あさぎり」第77番)
岡田敏作中編Ⅰ94

 いささか駒数が多いのですが手は限られています。
 まず32銀と実戦的に迫ります。
 22玉と逃げる一手に、23銀成と歩を剥がし、同玉に15桂とします。
 22玉とかわせば23歩から32歩があるので、24玉と逃げますが、いったん25歩と打つのが巧い手で、14玉と寄る一手。これで攻め方の36馬と16飛を邪魔する14歩が消えました。
 そこで23桂成と捨て、同玉に24歩と先ほど打った25歩を突き出すのが味の良い手です。
 取れば14馬があるので22玉と引きますが、23歩成と捨て、同玉に14馬と飛び出します。
 ここまでの小駒を使った攻めは小気味よいですね。
 22玉と引かれたときに26飛と捨てるのが絶好の一手。

<17手目:26飛>
岡田敏作中編Ⅰ94_26飛

 31玉には41馬があるので26同馬と取るしかありませんが、ここから気持ちの良い収束に入ります。
 23歩で31玉と引かせ、32歩を同金と取らせから22歩成と捨てるのが好手順。
 同金と取る一手ですが、そこで41馬と捨てるのが決め手です。

<25手目:41馬>
岡田敏作中編Ⅰ94_41馬

 41馬は取る一手。同玉に52歩成から42と までの詰みとなります。

 32銀から23銀成、15桂から23桂成、25歩から24歩・23歩成、23歩から22歩成と小駒を打って捨てる手が何度も出てくるのが印象的。
 このような軽快な作品も「すらすら解ける20手台」にピッタリですね。
 岡田さんと言えば「あぶり出し曲詰」の大家というイメージですが、本作のような軽快な作品も岡田さんの作風です。「あさぎり」の自作解説を引用させていただきます。
 「軽快派を自認している作者が、軽快作品の代表的作品としてピックアップしたのが本作品。ポピュラーな実戦型に、打っては捨て、捨てては打ち、流れるように詰上げた時、解者の身辺を、一陣の薫風が通り抜けていくのに気づくことであろう。軽快作の決定版と自信を持って言える作品である」

【作意】32銀、22玉、23銀成、同玉、15桂、24玉、25歩、14玉、
   23桂成、同玉、24歩、22玉、23歩成、同玉、14馬、22玉、
   26飛、同馬、23歩、31玉、32歩、同金、22歩成、同金、
   41馬、同玉、52歩成、31玉、42と まで29手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ 
   投稿は→ blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

***************************************************************
以上
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全国大会に行って来ました

■全国大会に行って来ました
 7月15日(日)は全国大会でした。
 好天に恵まれたのは何よりですが、猛烈に暑い一日でした。
 会場も大勢の詰キストが集まり、熱い空間になりました。
 会場には少し早めに到着し、ちょっぴり設営のお手伝い。
 それにしても随分広い会場で、約400㎡あるそうです。
 写真には全部収まっていませんが、今回の収容可能人数は180人とのこと。
会場

 物販の準備などしていると、受付開始は11時なのですが、少しずつ参加者が入室してきます。
 今回はネットでの事前予約という仕組みがあったのですが、受付も当日申込みの方と事前予約の方はコーナーが別。事前予約の方は持参されたバーコードをスタッフがスマホで読み取って受付完了。アナログ人間の私には不思議な光景でした。
 開会は例年より少し早いのですが12時スタート。今年は昨年のような厳戒(?)体制ではなく通常の雰囲気。
 最初は恒例の主催者や来賓のあいさつ。
 幹事会報告では普及や広報について議論があったとのことで、詰将棋を様々な形で広めていく取り組みは多くの方の力が必要、参加者の皆さんのなかで力を貸していただける方は声をかけていただきたいとのことでした。
 メインイベントの一つは看寿賞。今回は3作が受賞されたのですが、大会に参加されたのは短編の上谷さんお一人とやや寂しい状況。上谷さんは連続受賞おめでとうございます!
看寿賞

 プロジェクターを使った解説は実行委員メンバーの久保さん。解説用冊子はなかったのですが、それぞれの作品のポイントを明快に紹介され、とてもわかりやすい解説でした。
 続いて七條賞。見事全問正解で解答王となった竹中さんと10位の加賀さんが出席しておられたので壇上で表彰。加賀さんは10傑入り15回という解答の鉄人ぶり、お見事です。
 お次は10回参加賞。詰パラ6月号の予告とは違うメンバーもチラホラ。田中さん、仲西さん、堀内さん、水野さん、三宅さん、吉松さんの6人。また市島さんが第一部終了後にご参加。皆さんメダルの重みを感じられたことと思います。
 また25回参加賞は太田さん。遠路佐賀からの参加。
 門脇賞は角さんの到着が遅れて、表彰のタイミングがちょっと後ろにずれました。出版への貢献が認められての受賞、おめでとうございます!
門脇賞

 最後はアマ連への感謝状贈呈。長年にわたり「アマレン杯握り詰」の後援をいただいたことへのお礼を込めて、次期代表となられる野山さんに感謝状が贈呈されました。野山さんより西村代表からのご挨拶が代読されました。アマ連とはこれからも良い関係を続けていきたいと思います。
 第一部の最後は握り詰の紹介。これは冊子が配付されているのですが、最近はプロジェクターで投影しながら解説するのが通例となっています。
 今回の解説は最近中学校の担当に就任された太刀岡さん。例によって合駒の入る作品や手数の長いものもあったのですが、要領よく解説を進められます。また途中で作者からの自己アピールも織り込んで楽しませてくれました。自己アピールは作者予想と裏腹の関係なのですが、この辺はご愛嬌。
 ここで第一部は終了となって、第二部開始まで物販コーナーが賑わいを見せます。
 2018解答選手権年鑑は間に合いませんでしたが、「中編名作選」には黒山の人だかり。昨年の短篇に続く快挙です。
 大阪の山本理(ただす)さんが制作された「暁将棋部屋」も好調な売れ行きだったようです。
 創棋会も「漫陀楽」「撫子」「蝸牛Ⅱ」を出品。3セット持参した「漫陀楽」はおかげさまで完売。詰将棋の研究にはうってつけの好著ですが、在庫はまだありますので、お問い合わせは下記までお願いします。
   blogsokikaitusin@gmail.com

 第二部は解答競争からスタート。今回もプロジェクターで一問ずつ投影しながらのタイムトライアル。問題作成は馬屋原さんが中心だったようです。初めのうちは駒数も少なく筋が見えればという問題が続くのですが、途中から盤面一杯に広がる凶悪そうな問題が登場。残り駒を確認しているうちに時間がなくなっていきます…。かしこばかりだったのですが、あっという間に30問が終了。私の成績は紹介を控えさせていただきます(笑)。
 成績上位者は、堀内さん、宮田プロ、北浜プロ。実力者は違いますね。
 続いて「平成詰パラクイズ」。これは今年が平成最後の全国大会ということから、司会の石黒さんがバックナンバーを通読して作成されたとのこと。マニアックな知識を問うものではなく、誰でも取り組める問題ばかりなのですが、勘で答えるしかない難問揃い…。知識も不足、勘も冴えず散々な成績(泣)。
 成績上位者は三角さん(60点満点の44点!)、吉岡さん、筒井さん。
 さらに解答競争とクイズの合計点上位の竹中さん、柳田さんの2名を加えて、計8名で次のイベント「対戦詰将棋」。
 これは2012年の松本大会で小学生だった藤井聡太さんが高校生の宮原航さんを破って優勝したことが記憶に新しい企画です。
トーナメントのどの枠を選ぶかも興味の的。右の枠では、一回戦でプロはアマを下し、二回戦では宮田さんVS北浜さんという戦いになりましたが、宮田さんが見事詰上げて勝ち上がり。アマ枠となった左側では堀内さんが勝ち上がり、決勝では宮田プロと対局。 宮田プロは詰ませば勝てる先手番が有利と考えていたのか、先後を決めるジャンケンに気合を入れていました(笑)。結果は宮田さんが詰めて勝ち。
 最後のイベントは一人一言。この時点で126人の参加ということで、さすがに全員喋るのは無理なので、最近流行りの(?)一県一言。司会が参加者のお名前を全部読み上げて起立していただくというのは一人ひとりの顔が見えて良かったと思います。
記念撮影も二回に分けて実施。大人数だとこういうところを仕切っていくのも大変。

 会場の片づけが終われば楽しい懇親会。
 懇親会は同じ建物の別フロア。こちらもなかなか広くて快適。
 懇親会では多くの方と交流ができ、名刺も数名の方からいただきました。お話の出来た皆さんにあらためてお礼申し上げます。
 握り詰の優秀作表彰などが懇親会の主なイベント。
 実行委員の若手スタッフからもひと言。
若手スタッフ

 今日大活躍の堀内さんから重大発表。(中味はどこかで発表されると思いますので、ここでは控えさせていただきます)
堀内さん

 盛り上がってきたところで詰パラ担当全員集合。学校だけでなく表紙、大道棋、同人室、それに堀内さんの姿も…。
担当

 最後は大橋健司さんが登壇されて締めの挨拶。

 後ろ髪を引かれる思いで東京を後にしましたが、本当に楽しい一日でした。スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!
 来年は大阪開催です。多くの方のご参加をお待ちしています。また運営は創棋会メンバーが中心となって行う予定ですが、スタッフも楽しめる一日にしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 大会の模様は、加藤さんの「おもちゃ箱」をはじめ、色々なところに掲載されていますので、そちらも参考になさってください。
   http://toybox.tea-nifty.com/taikai/


■創棋会の次回&次々回課題と例題紹介
☆「すらすら解ける20手台」PartⅢ
 創棋会では昨年、一昨年と続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催しました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年も「すらすら解ける20手台」PartⅢを開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月18日(土)。
・8月例会(8/19)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。

☆12月号掲載作品展の課題
・「よくわかる作家の個性」。29手以内。
・10月例会で選題します。
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp
     ※「すらすら解ける20手台」PartⅢの投稿先とは異なりますのでご注意ください。

例題紹介
すらすら解ける20手台」PartⅢ
 昨年のpartⅡでは「看板に偽りあり?」という指摘を頂戴しました。
 そこで今年は初心に帰って「すらすら解ける」作品を出題したいと思います。
 「すらすら解ける」というのは主観ですから定義は難しいのですが、私の考えや詰棋友の意見をもとに「こういう作品が相応しいのではないか」というものを例題として紹介していきたいと思います。

小川悦勇作 王将1954年10月(「古今中編詰将棋名作選Ⅰ」補遺4番)
小川悦勇Ⅰ補4

 73のと金を捌きたくなりますね。92桂成と捨てて、同玉に82と上から92と と捌いていきます。
 84玉に85歩と叩いて58馬と活用するところまではすらすらと手が進みます。
 84玉と引かれたところで打歩詰の局面が現れます。
 ここで76桂右とするのが先を読んだ一手です。

<11手目:76桂右>
小川悦勇Ⅰ補4_76桂右

 85玉とかわす一手に84桂と跳んで同玉と取らせます。
 依然として打歩詰で、68桂を消した意味がちょっとわかりませんが手を進めます。
 ここで96桂と跳ねるのが打歩詰打開の基本手筋。
 同歩と取らせれば、95に逃げ場所があるので85歩が打てます。
 85歩、95玉に86角で香を入手します。
 同玉に87香と短く打つのが巧打。
 88香と遠くから打つと97玉とされて打歩詰になってしまいます。
 87香に95玉とかわすのは68馬があります。
 68馬と寄れるのは68桂を消去したからです。桂消去の意味合いが作意に出てこないのは奥ゆかしい構成です。
 87香には97玉とかわすのが最善で、98歩、87玉、76馬まで、見事な市松模様が現れました。

<詰め上がり:76馬>
小川悦勇Ⅰ補4_詰上


 本作、手順は難しくありませんが、68桂の消去や87香の単打にちょっとした謎解きのスパイスが効いています。そして詰上りはきれいな市松模様。
 あぶり出し曲詰は、解けたときの爽快感が格別です。
 本作は難渋な変化紛れもなく、解いて楽しい曲詰。こういう作品が「すらすら解ける20手台」に相応しいと思いました。

【作意】92桂成、同玉、82と上、93玉、92と、84玉、85歩、同玉、58馬、84玉、
  76桂右、85玉、84桂、同玉、96桂、同歩、85歩、95玉、86角、同玉、
  87香、97玉、98歩、87玉、76馬まで25手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
  https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ
  投稿は→ blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

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以上

詰パラ7月号到着

<詰パラ7月号到着>
 先月滋賀に行った時の写真。レトロな建物で午後の一服。
琵琶湖1

琵琶湖2

■詰パラ7月号
・表紙。八尋さん。45年半、休むことなく作品を発表し続けるというのはなかなかできることではありません。まさに「継続は力なり」。全国大会でお会いできるのを楽しみにしております!(今年は26回目ですね 笑)
・詰将棋学校(12P~)。
 小学校:詰将棋のイベント、各地の会合に参加するのは楽しみですが旅費をどうするのか、そこは頭の痛いところです。
 中学校:太刀岡さんの就任ご挨拶。メール解答OKで投稿は編集部経由とのことです。
 高校:投稿数は意外と少ないのですね。
 短大:社団戦での詰パラチームの活躍を期待しています。
 大学:任期途中で担当交代?後任は廣瀬崇幹さんとのこと。久保さんお疲れ様でした。
 大院:馬ノコ超長編特集。「98歩を狙ってください」というありがたいヒント付きです(笑)。
・彩棋会作品展(18P~)。須藤さんは同人入り間近。山田修司さんも健在。
・詰備会作品展(19P~)。手をつけてみたくなる作品が揃っていますね。
・西山朋佳さん祝賀詰(20P~)。5月号に続いて谷口さんのあぶり出し。西山さんには奨励会の活躍も期待。
看寿賞(21P~)。武島さん、上谷さん、田島さん、おめでとうございます!
 武島さんの受賞のことば、「違った見方があっても良いのではないでしょうか」というのは同感。もっと多くの方に一般推薦していただければと思います。
 それからスマホ詰パラにも良い作品が多いのはその通りだと思います。武島さんが編集されたアンソロジーで好作の数々に触れることが出来ましたので異論はありません。ただ私のように紙とPCだけが情報源の人間にとっては、スマホ詰パラの世界はちょっぴり縁遠いのです。
・全詰連の頁(40P~)。柳田さんが顔を出された祝賀会などのお話。
・持駒のある風景(42P~)。類作の話。私には示された作品は同じ収束を使用した別の作品に見えるのですが、認識が甘いのでしょうか。
・おもちゃ箱だより(44P~)。楽しい趣向詰の世界と創作プログラミングのお話。
・ちえのわ雑文集(46P~)。本名よりも「kisy」というペンネームが有名な岸本さんの登場。詰将棋の発表媒体という興味深いテーマ。スマホ詰パラは「スマホを持っていれば」お勧めなんですね…。Twitterの「おやつ」と「おつまみ」はときどき拝見することがあります。好形で易しく楽しめる作品が多いのは納得。「暁将棋部屋」は入手しました。個人的には紙媒体がありがたい。
・サロン(52P~)。「暁将棋部屋」の記事。文中にもありますが「詰将棋ファン」が柳原さんの手で発行されるとのこと。こちらも楽しみです。
遅ればせながら創棋会のネット作品展「教材に使える10手台partⅡ」の結果報告もさせていただきました。
・会合案内(56P~)。7~8月の会合がずらりと並びました。全国大会(7/15)と創棋会例会(8/19)があるので、なかなかスケジュール調整が難しい…。
・結果稿:幼稚園(61P~)で解答者159名中105名が誤解。やさしい手筋物の7手詰だが84名が変別に陥ったとのこと。西村さんも苦笑?
・編集室(104P):柴田さんが全国大会と新刊書に触れています。全国大会の参加人数は、2014川崎149人、2015大阪125人、2016倉敷110人、2017名古屋133人という推移です。将棋ブームが詰将棋の世界にも影響を与えるかどうか注目。
 また新刊書籍は、中編名作選(41P)、解答選手権2018(54P)、実戦形パラダイス(57P)が紹介されています。「中編」は昨年の「短編」に続くもので今から楽しみです。
・裏表紙:全国大会の案内。今年は12時開始と、例年よりやや早いスタート。

■第34回全国大会
 全国大会は7月15日(日)です。開催まで約2週間。
 中篇名作選や解答選手権年鑑などの新刊も今から楽しみですね。
 創棋会でも「漫陀楽」「撫子」などを販売する予定です。


■創棋会の次回&次々回課題と例題紹介
  ☆「すらすら解ける20手台」PartⅢ  
 創棋会では昨年、一昨年と続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催しました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年も「すらすら解ける20手台」PartⅢを開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月18日(土)。
・8月例会(8/19)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。

☆12月号掲載作品展の課題
・「よくわかる作家の個性」。29手以内。
・10月例会で選題します。
  投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp
   ※「すらすら解ける20手台」PartⅢの投稿先とは異なりますのでご注意ください。

例題紹介
すらすら解ける20手台」PartⅢ  
 昨年のpartⅡでは「看板に偽りあり?」という指摘を頂戴しました。
 そこで今年は初心に帰って「すらすら解ける」作品を出題したいと思います。
 「すらすら解ける」というのは主観ですから定義は難しいのですが、私の考えや詰棋友の意見をもとに「こういう作品が相応しいのではないか」というものを例題として紹介していきたいと思います。

二上達也作 「将棋魔法陣」番外4番1953年2月(「古今中編詰将棋名作選Ⅰ」第41番)
二上_1_41

 本局も好形に持駒一色と解いてみようという気になる図です。
 持駒は桂4枚、初手はどこから打てばよいでしょうか。
 54桂と打つと31玉でまったく寄りませんので、34桂と打つのが正解。
 34桂に51玉なら63桂と打てるので41玉、32歩成、同玉、22馬、41玉、33桂、同飛、51桂成で詰みます。54桂では31玉のとき23歩があるので桂が打てないという仕組みです。
 34桂には41玉と逃げ、32歩成、同玉、22馬と活用して41玉となったところでちょっと手が止まります。

<6手目:41玉>
二上_1_41_6手41玉

 33桂では同飛で続きません。
 拠点に見える34桂を42桂成と捨てるのが好手。
 同飛なら33桂と打てるので51玉に63桂までです。
 同玉の一手に54桂と打ち換えるのが狙いです。
 54桂には41玉と逃げますが、52歩成、同玉、62馬と包囲網を絞っていきます。
 41玉となったところでは二枚馬が包囲してもう一息です。
 ここでどう攻めますか?

<14手目:41玉>
二上_1_41_14手41玉

 ここでもう一度42桂成と捨てて同玉に34桂と打ち換えるのが好手順。
 41玉と引けば、53桂と捨て同飛と取らせてから31馬と捨てるのが決め手です。
 同玉に53馬と質駒の飛車を奪い、21玉に11飛と捨てるのが気持ちの良い流れです。
 同玉に44馬から22馬までの詰みとなります。

 本局、迷うところは初手くらいで難解さはありません
 手順は、桂打ち、歩の成捨て、桂の成捨て、桂の打換えとリズミカルな手順が繰り返され、最後は大駒を捨てての締めくくりと、終始楽しめます。
 こういった軽趣向も「すらすら解ける20手台」向きのカテゴリーの一つです。

【作意】34桂、41玉、32歩成、同玉、22馬、41玉、42桂成、同玉、
  54桂、41玉、52歩成、同玉、62馬、41玉、42桂成、同玉、
  34桂、41玉、53桂、同飛、31馬、同玉、53馬、21玉、
  11飛、同玉、44馬、12玉、22馬まで29手詰
    *25手目31飛からの迂回手順があります。

よくわかる作家の個性」。
 この「課題」わかっていただけますでしょうか?
 「○○流」と呼ばれて一世を風靡した作家を思い浮かべていただければ、何となくわかっていただけるのではないでしょうか。
 「○○流」と呼ばれなくても、図を見ただけで、あるいは作意を並べただけで、この人の作品だと分かる。そこには強烈に伝わってくる作家の個性が表れていると思います。
 作家の個性を感じさせられる作品を紹介させていただきます。

塚田正夫作 近代将棋1957年4月(「古今中編詰将棋名作選Ⅰ」補遺9番)
塚田1_補9

 自然な初形。
 22角成のような俗手では上部に脱出されるので、32銀が軽い打診。
 12玉なら22角成から21飛成、また同金なら13角成があるので、同玉と応じます。
 ここで41飛成が気持ちの良い大駒捨て。
 21玉と戻られると銀一枚捨てただけのように見えますが、32金と捨ててから、42角成と開き王手するのが好手順。角は13に成って活用したいところなのでちょっと意表を突かれます。

<7手目:42角成>
塚田1_補9_42角成

 31の合駒が飛や香なら32馬から22金。桂や角なら32龍。金銀なら32龍から清算して詰みます。
 そこで12玉とかわして32龍に22合で凌ごうとします。
 飛金銀合は作意通り追って早詰み。また角なら同龍から31角。桂には23龍から33馬というように詰みがあるので22香合が最善。
 香合にはアッサリ同龍と切ってしまうのがよく、33歩成から23と と清算し24金と打てば簡単な詰み。

 「○○流」と言えば真っ先に思い浮かべるのが「塚田流」ではないでしょうか。
 本作は「名作選」から吉田健さんの名解説を引用させていただきます。
 「詰将棋にはプロもアマもない。ただ旨い、ヘタがあるだけである。但し最高のプロ棋士にして詰将棋の名手『塚田流』ともなると、やはりその風格は争えない。簡素な棋型、楚々とした寄せに、ぴんと一本の筋が通る。」

【作意】32銀、同玉、41飛成、21玉、32金、同金、42角成、12玉、32龍、22香合、
  同龍、同玉、33歩成、13玉、23と、同玉、24金、12玉、14香、21玉、
  22歩、同玉、33金、21玉、32金まで25手詰
    *23手目13金でも詰むキズがあります。

■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
    https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ 
   投稿は→ blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性」
   投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

***************************************************************
以上

創棋会・次回以降の課題

<創棋会・次回以降の課題>

■6月18日の地震
 6月18日に大阪で地震がありました。
 私のところにも棋友から安否確認の連絡をいただきました。お気遣いに心から感謝いたします。
 私は出勤途上、最寄駅から勤務先に向かう路上で大きな揺れに遭遇。その瞬間は震度など分かりませんから、ちょっと驚きましたが、会社に着くとエレベーターが停止中で、出社している同僚から「すごく揺れた!」という感想があり、その後ネットの情報で大きな地震だったことを知りました。電車に乗っていたら缶詰めになるところでした。
 幸い日の高いうちに通勤電車も動き出し無事帰宅。自宅も本が散乱しているだけで(普段の片づけが悪いから荷崩れ…)特に被害はありませんでした。
 被害が広範囲に及び、深刻な影響があったことなどは帰宅後にテレビ報道で知り、思わず阪神大震災の当時を思い出しました。
 ご自宅で被害に遭われた方、通勤等で苦労された方、インフラに影響のあった方など、被災の大小はあったと思いますが、あらためてお見舞い申し上げます。またお亡くなりになられた方には謹んでお悔やみ申し上げます。

■最近読んだ本
 「棋士とAI」(王銘琬、岩波新書、2018年)。
 著者はタイトル獲得経験もあり2015年に1000勝を達成した囲碁のプロ棋士。
 囲碁AIソフトの躍進は目覚ましく、アルファ碁がイセドルを破って衝撃を与えたのは2016年のこと。その後インターネット上で「Master」と名乗るAIが60連勝。そして2017年には最強と目された柯潔が倒されました。注目を浴びたディープラーニングだけでなく、自己対戦学習(人間の棋譜をお手本にしない)で強くなったことも驚きです。
 本書では「水平線効果」「過学習」「部分と全体」などの切り口で人との類似性や差異に触れ、またAIの長所「局面の勝率判断」「候補手の提示」「結果の整理」などから普及にも役立つといった視点が紹介されていて、興味深い内容となっています。

■第34回全国大会
 全国大会は7月15日(日)です。開催まで1ヶ月を切りました。
 今年は東京開催。毎回趣向を凝らした企画で楽しませていただいていますが、今年はどんなサプライズが待っているのでしょうか。
 今から当日が待ち遠しいですね!

■創棋会作品展への解答
 詰パラ6月号(20P)の創棋会作品展。
 課題は「ダブル不成」。一挙5作品の出題。
 難しい作品ばかりではありません。
 解けば納得、解いて楽しい作品が揃っています。
 一題でも解けたら是非とも解答をお願いします

■創棋会の次回&次々回課題
 「すらすら解ける20手台」PartⅢ
 創棋会では昨年、一昨年と続けてネット作品展「すらすら解ける20手台」を開催しました。
 「やさしい中編作」の発表の場を作ることと、創棋会でもネット作品展を開催するというのが主な理由でした。
 おかげさまでたくさんの投稿と解答をいただき、大いに盛り上がりました。
 そこで本年も 「すらすら解ける20手台」PartⅢを開催いたします。

・作品投稿は下記アドレスで受付。
  ※ blogsokikaitusin@gmail.com
  ※ 投稿図には、「作意」と「狙いの一手」を必ず記載。
  ※ ペンネーム投稿もOKですが、実名を記載してください。
  ※ 投稿締切は8月18日(土)。
・8月例会(8/19)で作品展の主旨に合うものを選題の上、ブログ「創棋会通信+α」で8月下旬に一斉出題します。

☆12月号掲載作品展の課題
・「よくわかる作家の個性」。29手以内。
・10月例会で選題します。
  投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp
    ※「すらすら解ける20手台」PartⅢの投稿先とは異なりますのでご注意ください。

◇例題紹介
・「すらすら解ける20手台」PartⅢ
 昨年のpartⅡでは「看板に偽りあり?」という指摘を頂戴しました。
 そこで今年は初心に帰って「すらすら解ける」作品を出題したいと思います。
 「すらすら解ける」というのは主観ですから定義は難しいのですが、私の考えや詰棋友の意見をもとに「こういう作品が相応しいのではないか」というものを例題として紹介していきたいと思います。

作者不明 小林棋好手記第15番 明治初期(「古今中編詰将棋名作選Ⅰ」第16番)
作者不明

 初形は美しい実戦型。
 「すらすら」の要件として、「解いてみよう」という気にさせる形の良さがあります。好形作の定義は色々あるところですが、実戦型はその一つ。本局では、成駒もなく、当たり駒もないところが初形の美しさを引き立てています。
 さて手順は、71角、92玉、82金と自然に追い、93玉に72金と開き王手。
 84玉で打歩詰の局面となりますが、73銀不成が打開の好手。

<7手目:73銀不成>
作者不明73銀

 これは、同桂と取る一手。
 これで85歩と打つことが出来ます。
 同桂と取らせて62角成。93玉には質駒の桂を奪って85桂と跳ねるのが好手順。
 92玉と逃げて桂一枚では攻めが続かなさそうですが、84桂と捨てるのが習いある手筋。

<15手目:84桂>
作者不明84桂

 同歩と取らせて上部脱出を防ぎ93桂成と捨てるのが決め手。
 77の桂が85、93と二段活用されて消えていくのは気持ちの良い手順です。
 同玉に71馬と入れば、83玉に82馬までの詰みとなります。

【作意】71角、92玉、82金、93玉、72金、84玉、73銀不成、同桂、
    85歩、同桂、62角成、93玉、85桂、92玉、84桂、同歩、
    93桂成、同玉、71馬、83玉、82馬まで21手詰

 本局、まさにすらすらと手が進みます。詰め上げたら20手台だったという感じです。
 難しい紛れもなく、変化もアッサリ、そういうところもすらすら手が進んだ要因でしょうか。
 かといってまったくの一本道ということでもなく、73銀不成で打歩詰を打開するところ、84桂から93桂成と二枚の桂を捨てるところなど、考えるところはあります。
 流れるような手順で気持ちよく解けて解後感もいいですね。
 解いて楽しい、気持ちがいいというのも「すらすら」の大切な要素です。


「よくわかる作家の個性」
 この「課題」わかっていただけますでしょうか?
 「○○流」と呼ばれて一世を風靡した作家を思い浮かべていただければ、何となくわかっていただけるのではないでしょうか。
 「○○流」と呼ばれなくても、図を見ただけで、あるいは作意を並べただけで、この人の作品だと分かる。そこには強烈に伝わってくる作家の個性が表れていると思います。
 作家の個性を感じさせられる作品を紹介させていただきます。

吉田健作 詰パラ1965年11月(『嬉遊曲』第二楽章第25局、『あさぎり』第4番)
吉田健あさぎり4

 入玉形ですが、練達の士なら48玉の形で68龍、同馬、49金という筋が見えることでしょう。
 しかし57桂の守備も強く、48玉の形にできそうな筋が浮かびません。
 初手79飛などとするのは69金合で続きません。69金と57桂の利きに捨てるのが好手。
 同玉は79飛があるので同桂成の一手ですが、57地点に出来た空間に57飛と打つのが気持ちの良い手。
 同馬も58合も49金までですから48玉とかわしますが、ここで57に打ったばかりの飛車をスッと58に引くのが何とも言えず味の良い手です。

<5手目:58飛
吉田健あさぎり4_58飛

 57飛、58飛と二段捨てがコクのある手順です。作者は「捨味」の表現にこだわったと言われています。
 58同馬に57龍が決め手。同玉に49金までの詰み。
 息もつかせぬ捨駒の連発。その中に飛車の二段捨てが入った好局です。

 吉田健さんは入玉形の短篇を得意にされ、1969年に発行された「続々七手詰傑作集」では100作中に13作が収録されるという活躍ぶり。
 鮮やかな捨駒に彩られた入玉形の短篇の数々には「吉田流」と呼んでもいいような個性を感じます。

【作意】69金、同桂成、57飛、48玉、58飛、同馬、57龍、同馬、49金まで9手詰


■創棋会の今後の予定
***【次回例会】*************************************************
[日時] 2018年8月19日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
   https://www.shogi.or.jp/about/base/kansai/
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「すらすら解ける20手台PartⅢ 」
   投稿は→ blogsokikaitusin@gmail.com

***【次々回例会】**********************************************
[日時] 2018年10月21日(日)13時~
[場所]  関西将棋会館 4F 多目的ルーム
[会費]  千円(学生無料)
[課題] 「よくわかる作家の個性
  投稿は→ sokipara@yahoo.co.jp

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以上